2012年10月15日「ブーベの恋人」

カテゴリー中島孝志の不良映画日記」

 明日はTOKIO原原です。テーマは「ソニー、パナソニックは絶対サムスンに負けない!」です。明後日はOHSAKA原原です。こちらのテーマは「仕事の基本について語ろう」にします。

 来月11月度のOHSAKA原原はブログでご紹介している通り、特別講師です。通販、ネットビジネスの世界では「100万円セミナー」として有名ですよ。最先端スキルを活用してどうやって儲けられるのか、儲けるように指導しているのかを、具体的に手取り足取りご指導頂こうと考えております。

 もちTOKIOメンバーも参加自由です。

 TOKIO原原の特別ゲストは来年早々、日本でいちばん税務会計の本を出している奥村眞吾先生にご登場頂きます。アメリカ、ヨーロッパの税体系についても熟知されてますから役所も奥村先生にレクチャーしてもらってるんですよ。実はね。外では絶対話せない絶対得するお話を聴かせてもらいましょう。録音厳禁です。


 さて、「ブーベの恋人」です。先週「刑事」を紹介したので、ま、音楽のカルロ・ルスティケリつながりですな。



半世紀も前のイタリア・フランス合作映画。大好きなCCとジョージ・チャキリスの競演。

 う〜ん、女心というのはわからんもんですな。強くてイケメンで金持ちで。。。という男に惹かれるかと思いきや、いわゆる「ダメンズ」に魅せられる女性もいるわけです。

 CC演じるマーラがそういう女だというわけではありませんよ。けど、そういう部分があります。いわゆる、母性本能というヤツですかねえ。

 ヨーロッパ戦線が拡大し、ムッソリーニの敗北が濃くなる頃、バルチザンの青年ブーベがやってきます。マーラは一目惚れ。けど、革命を起こそうなんて男はそんなに暇じゃありません。で、ずっと待ちぼうけ。ま、婚約すんだけど。
 
 ファシストを殺してブーベは逃亡。マーラは町で女工になります。そこで、誠実で文学を語る若者に恋しちゃう。そんな時、ブーベが逮捕されます。

 刑務所で会ったブーベは以前のように強い男ではなく、涙を流して弱音を吐くわけ。ところが、その姿にマーラの心が突き動かされちゃうのよね。

「この人には私しかいない。この人を支えて生きよう」ってね。

 ふつうはどうだろ。幻滅しちゃった〜〜。ぼろぼろ泣くんだもん。こんな男だったの〜なんてね。

 強い男のアキレス腱。アキレスは勇者だったもんね。

 それから7年。ブーベに面会するために汽車に乗ろうとしたとき、かつて憧れた若者と遭遇します。このとき、マーラは自分が間違ってなかったことを確信します。

 なぜ? どうして? ま、それは映画を見てちょ。


 さて「中島孝志の 聴く!通勤快読」でご紹介する本は『イランはこれからどうなるのか』(春日孝之著・新潮社)です。詳細はこちらからどうぞ。