2012年10月14日「ゆううつな月曜日」を快適に迎えるヒント・・・第3回目。

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 楽しい土曜日が終わり、日曜も笑点が終わって、ちび丸子ちゃんも終わって、サザエさんあたりが始まる頃になりますと、だんだんブルーになる。

 これを称して「サザエさんシンドローム」というらしいですね。

 明日はは月曜かあ、仕事やんなきゃ〜。満員電車乗るのやだな〜みたいに、気分がちょぃとゆううつになっちゃうわけですね。

 で、今回も「ゆううつな月曜日」を快適にむかえちゃうヒントを少々。

 たとえば、月曜の早朝にアポ入れちゃうという手もありますね。

 わたしの大好きな先輩で昔から懇意にしてる人に寺澤芳男さんがいます。日本人ではじめてニューヨーク証券取引所の会員になりましてね、野村證券アメリカで活躍して、世界銀行の下部組織である多数国間投資保証機関の初代長官をつとめたり、参議院議員時代には経済企画庁長官を歴任した人ですね。

 主宰する勉強会でこんな紹介をすると、とたんに機嫌が悪くなっちゃう。「肩書きの羅列で、さも凄いんだぞ光線を出してると嫌われるだけだ」と言うわけです。

 さすが人間通ですな。

「いい人脈を持っている人に共通する資質は2つ。1つはいろんな人とマメにコンタクトをとること。もう1つは話題豊富でおもしろいこと」

 現代はメール時代。けど意識して人に会うマメさがないとあかんねん、というわけです。
 いくらマメでもぜんぜんおもしろくないでは人脈はできません。いくら話がおもしろかろうと、つきあいが悪かったりしてはせっかくの人脈も自然消滅。

 寺澤さんはIBMのトップと人脈をつくろうとして、当時、彼がボランティアでがん協会理事を務めていたと知ると、会社に頼んでお金を出してもらって理事に納まった。そうすれば、彼の隣席に座れて知り合いになれる。来日するとわかれば、同じ飛行機に乗ってチャンスを狙う。
 あざといと思われるかもしれないけど媚を売るわけじゃない。ただ知り合いたいだけ。商売に役立てたいというより、その人に対して関心というか好奇心が強いのよね。

朝と人脈づくりは切っても切れない関係があるんです。

 たとえば、「ブレイクファスト・ミーティング」。夜はパーティ、昼はパワーランチ、とうとう朝まで人脈開発タイムへと浸食してきてしまった、というわけ。

 「朝から人脈? そこまでしてなにが目的?」と拒絶感があるかもしれないけど、欧米ではエリートになればなるほど朝が早い。

 わたしは朝4時起きですが、早朝に集まって勉強をしている人たちは少なくありません。早朝読書会は当たり前ですね。私が所属する早朝読書会も朝7時〜9時まで。途中退席も自由。
 勉強と人脈開発が目的なんだろね。やっぱ、みんな、おもしろい人に会いたいんですよ。

 そういう意味では、吉田茂じゃないけど、人を食って生きてるんだろうね。


 さてさて、ゆううつな月曜日を快適に迎えるヒント満載の本を出版しました。これ、特典が凄いんです。ある意味、本よりも凄い。いいんでしょうか、こんなことして。

特典
1中島孝志の講演DVD。30分に編集されてます。
2松本隆博さん(ミュージシャン・社会貢献型エンタテナー・松本人志さんの兄)との痛快対談。30分。おもろいでっせ。
3本に書けなかった「ウラワザ」のブックレット。

「キャンペーンに申し込む」をクリックするとダウンロードできます。特典は10月21日まで。以降は閉鎖されちゃいます。