2012年10月27日東京原理原則研究会&大阪原理原則研究会の特別講師が決まりました!
カテゴリー中島孝志の原理原則研究会」
先週火曜はTOKIO原原、水曜はOHSAKA原原でした。内容をレポートします。
まずTOKIOでお話ししたことは、「日本企業の底力! ソニー・パナソニックはサムスンに絶対負けない!」というテーマでしたね。
最近、仕事術云々というテーマよりも政治経済、歴史、文化などのお話をすることが多くなってます。今回もそうでしたね。OHSAKA原原のときよりもパワポを15枚ほど増やし、家電だけでなく、日本の強みである重厚長大産業の底力まで引き延ばしてお話しました。
主な内容は以下の通りです。
1サムスンの強さ
2ホンハイの強さ
3米アップル社の強さ
4日本、韓国、台湾、中国の貿易推移
5輸出依存度
6貿易構造から見る韓国のいびつさ
7李明博大統領の「ウォン安」誘導
8東アジアでは中国の一人負け
9パナソニック、ソニー、シャープの売上推移
10パナソニックの赤字の意味
11シャープはホンハイに呑み込まれてはいけない
12日本メーカーの研究開発費比率は世界一
13日本を毀損するマスメディア報道
14iPhoneが売れるほど日本メーカーが儲かる
15三菱重工の果たす役割
一方、OHSAKA原原ではTOKIOで新たに紹介したパワポ分を早回しでご紹介。その後、「仕事の基本の基本」というテーマでお話ししました。
主な内容は以下の通り。
1仕事のチェックリスト
2自己実現の公式
3夢と計画はちがいます
4計画とはなにか?
5予算、時間、スタート&ゴール、そして?
6仕事の段取り
7リコー創業者の段取り上手
8優先順位の考え方
9私の優先順位
10どんなマトリックスを脳に描くか?
11「緊急」と「重要」を混同しない
12「緊急」と「重要」を明確にスクリーニングする
13やるき・モチベーションの秘密
14「努力はこんなに得をする!」と説明できますか?
15ドラッカーが気づいていないこと
ま、こんなお話でしたね。たくさん議論できて楽しかったです。
11月度のOHSAKA原原は特別ゲスト講師です。
ネット通販ビジネスのコンサルとして活躍され、ご自身もネット通販、ネット集客ビジネスで成功を収めていてる野山大影さんをゲスト講師としてお招きします。主宰する100万円セミナーは即日満員御礼という人気講師です。
自慢の商品があるのになかなか爆発しない、リピーターが増えない、出店している大手モールで黒字にならない、ネットビジネスを始めたいけど効果的な方法がわからない。。。などなどお悩みのあなた、必ず解決します。お楽しみに。
・ゲスト講師:野山大影さん(a-works株式会社代表取締役)
・テーマ:「日本一詳しいキーマンが手取り足取り指導する!ネット通販・ネット集客で成功する法--実践!私の最新スキル活用法」
・日 時:11月21日(水)
もちろん、このOHSAKA原原にはTOKIOメンバーも参加できます。
TOKIO原原の今後の特別ゲストは奥村眞吾先生です。奥村先生は日本でいちばん税務会計の本をたくさん出しています。上場企業の監査役、宗教団体の税務顧問からプロゴルファー、野球、サッカー選手などの税務アドバイザーもつとめています。東京、大阪、ロスを股にかけて活躍し、とにかく話題が豊富。
・テーマ:「税金から眺める日本経済と世界経済−−この2時間で笑いが止まらないほどお金儲けの法則がわかる!」
以下は奥村先生のお話です。
「フランスでは、大統領選でサルコジが敗けてオランドが新しい大統領となりました。緊縮財政サルコジを嫌ってフランス国民が選択したわけですが、オランドは選挙前からインタビューでこう答えています。
「本人の能力や努力と無関係の報酬は不当な富の搾取に他ならず、受け入れられるものではない」
日本で言うなら、親からの相続でもらったような不動産の賃貸収入や株の配当、利息などがこれに該当するでしょうね。
フランスに富裕税というものがあります。日本にも戦後は存在しましたが今はありません。一定額以上財産を所有する者は毎年、富裕税を納めなければならないんです。日本の固定資産税のようなものですが、財産の額によって税率は異なっています。
オランドは元もと「金持ちたたき」で知られ、富裕層を狙い撃ちにした増税案を次々に打ち出しました。
年収100万ユーロ(約1億円)超の富裕者には所得税率をなんと75%に引き上げ、年収15万ユーロ(約1500万円)は45%に引き上げる、としています。しかもサルコジ時代に導入した税制上の優遇措置をすべて撤廃する、とのこと。
こういう噂は早いですよ。オランドが勝利するかも・・・という段階(2011年末あたり?)から、フランスの富豪たちがどんどん国外脱出を始めました。おかげでベルギーの首都ブリュッセルやスイスのジュネーブでは高級住宅地の不動産価格が暴騰。めざといイギリス人はフランスから逃げてくる富豪たちを取り込もうと必死です。
「イギリスは4月から年収15万ポンド(約2000万円)超の富裕者に対する税率を50%から45%へ引き下げます」
ロンドン市長は、「フランスで増税に苦しんでいる企業オーナーに救いの手を差し伸べなければいけない」と発言。「ロンドンはフランスの皆さんを歓迎します!」とキャンペーンまで張る始末。
「金持ちを粗末に扱う国はやがて亡びる」と言ったのは、みんなの党の代表、渡辺喜美さんの父上渡辺美智雄さん(元大蔵大臣)でした。たしかにそうなりつつあります。
日本の相続税率も所得税率も55%になります。
すでにかなりの富裕者が日本を脱出してシンガポールや香港に移住しています。この現実を考えますと、「英会話が少しできる」くらいでも海外移住を計画する富裕層はますます増えるはずです。そのための語学教室も流行るでしょうね。もちろんリッチでゴージャスでバブリーな教室になることでしょう。
「原理原則研究会in博多」 来年1月からいよいよ開講。ただいまメンバー募集中! 詳細はこちらまで。
まずTOKIOでお話ししたことは、「日本企業の底力! ソニー・パナソニックはサムスンに絶対負けない!」というテーマでしたね。
最近、仕事術云々というテーマよりも政治経済、歴史、文化などのお話をすることが多くなってます。今回もそうでしたね。OHSAKA原原のときよりもパワポを15枚ほど増やし、家電だけでなく、日本の強みである重厚長大産業の底力まで引き延ばしてお話しました。
主な内容は以下の通りです。
1サムスンの強さ
2ホンハイの強さ
3米アップル社の強さ
4日本、韓国、台湾、中国の貿易推移
5輸出依存度
6貿易構造から見る韓国のいびつさ
7李明博大統領の「ウォン安」誘導
8東アジアでは中国の一人負け
9パナソニック、ソニー、シャープの売上推移
10パナソニックの赤字の意味
11シャープはホンハイに呑み込まれてはいけない
12日本メーカーの研究開発費比率は世界一
13日本を毀損するマスメディア報道
14iPhoneが売れるほど日本メーカーが儲かる
15三菱重工の果たす役割
一方、OHSAKA原原ではTOKIOで新たに紹介したパワポ分を早回しでご紹介。その後、「仕事の基本の基本」というテーマでお話ししました。
主な内容は以下の通り。
1仕事のチェックリスト
2自己実現の公式
3夢と計画はちがいます
4計画とはなにか?
5予算、時間、スタート&ゴール、そして?
6仕事の段取り
7リコー創業者の段取り上手
8優先順位の考え方
9私の優先順位
10どんなマトリックスを脳に描くか?
11「緊急」と「重要」を混同しない
12「緊急」と「重要」を明確にスクリーニングする
13やるき・モチベーションの秘密
14「努力はこんなに得をする!」と説明できますか?
15ドラッカーが気づいていないこと
ま、こんなお話でしたね。たくさん議論できて楽しかったです。
11月度のOHSAKA原原は特別ゲスト講師です。
ネット通販ビジネスのコンサルとして活躍され、ご自身もネット通販、ネット集客ビジネスで成功を収めていてる野山大影さんをゲスト講師としてお招きします。主宰する100万円セミナーは即日満員御礼という人気講師です。
自慢の商品があるのになかなか爆発しない、リピーターが増えない、出店している大手モールで黒字にならない、ネットビジネスを始めたいけど効果的な方法がわからない。。。などなどお悩みのあなた、必ず解決します。お楽しみに。
・ゲスト講師:野山大影さん(a-works株式会社代表取締役)
・テーマ:「日本一詳しいキーマンが手取り足取り指導する!ネット通販・ネット集客で成功する法--実践!私の最新スキル活用法」
・日 時:11月21日(水)
もちろん、このOHSAKA原原にはTOKIOメンバーも参加できます。
TOKIO原原の今後の特別ゲストは奥村眞吾先生です。奥村先生は日本でいちばん税務会計の本をたくさん出しています。上場企業の監査役、宗教団体の税務顧問からプロゴルファー、野球、サッカー選手などの税務アドバイザーもつとめています。東京、大阪、ロスを股にかけて活躍し、とにかく話題が豊富。
・テーマ:「税金から眺める日本経済と世界経済−−この2時間で笑いが止まらないほどお金儲けの法則がわかる!」
以下は奥村先生のお話です。
「フランスでは、大統領選でサルコジが敗けてオランドが新しい大統領となりました。緊縮財政サルコジを嫌ってフランス国民が選択したわけですが、オランドは選挙前からインタビューでこう答えています。
「本人の能力や努力と無関係の報酬は不当な富の搾取に他ならず、受け入れられるものではない」
日本で言うなら、親からの相続でもらったような不動産の賃貸収入や株の配当、利息などがこれに該当するでしょうね。
フランスに富裕税というものがあります。日本にも戦後は存在しましたが今はありません。一定額以上財産を所有する者は毎年、富裕税を納めなければならないんです。日本の固定資産税のようなものですが、財産の額によって税率は異なっています。
オランドは元もと「金持ちたたき」で知られ、富裕層を狙い撃ちにした増税案を次々に打ち出しました。
年収100万ユーロ(約1億円)超の富裕者には所得税率をなんと75%に引き上げ、年収15万ユーロ(約1500万円)は45%に引き上げる、としています。しかもサルコジ時代に導入した税制上の優遇措置をすべて撤廃する、とのこと。
こういう噂は早いですよ。オランドが勝利するかも・・・という段階(2011年末あたり?)から、フランスの富豪たちがどんどん国外脱出を始めました。おかげでベルギーの首都ブリュッセルやスイスのジュネーブでは高級住宅地の不動産価格が暴騰。めざといイギリス人はフランスから逃げてくる富豪たちを取り込もうと必死です。
「イギリスは4月から年収15万ポンド(約2000万円)超の富裕者に対する税率を50%から45%へ引き下げます」
ロンドン市長は、「フランスで増税に苦しんでいる企業オーナーに救いの手を差し伸べなければいけない」と発言。「ロンドンはフランスの皆さんを歓迎します!」とキャンペーンまで張る始末。
「金持ちを粗末に扱う国はやがて亡びる」と言ったのは、みんなの党の代表、渡辺喜美さんの父上渡辺美智雄さん(元大蔵大臣)でした。たしかにそうなりつつあります。
日本の相続税率も所得税率も55%になります。
すでにかなりの富裕者が日本を脱出してシンガポールや香港に移住しています。この現実を考えますと、「英会話が少しできる」くらいでも海外移住を計画する富裕層はますます増えるはずです。そのための語学教室も流行るでしょうね。もちろんリッチでゴージャスでバブリーな教室になることでしょう。
「原理原則研究会in博多」 来年1月からいよいよ開講。ただいまメンバー募集中! 詳細はこちらまで。