2013年01月22日「One Day 23年のラブストーリー」

カテゴリー中島孝志の不良映画日記」

 明日は今年初の「原理原則研究会inOHSAKA」でっせ〜。メンバーは忘れずに参加やでえ。。。

 さて、簡単だけど、なかなかできないことってありますね。

 大切な人を大切にすること。まあ、こんな当たり前のことはだれにでもできるんだろうけど、なぜかできない人がいます。
 照れ? 衒い? 甘やかすとよくないから? 実は、どれもちがっていて、ホントは相手の気持ちは変わらない、と思い込んでるからですね。

 少しずつ気持ちが離れていることに気づかない。で、いちばん大切な人を失ってしまう。気づいたときにはリカバリー不能。で、後悔の嵐。「逃がした魚は大きい」というけど、ホントにそうかもしれませんな。

 大切な人を大切にする。素直にそうする。でも、それができない。
 で、どういうわけか、大切な人ほど蔑ろにしてしまう。「所有物」だと錯覚してるんでしょうな。でも相手は物ではなく心ある人。だから離れていくこともあるわけでね。

 欧米流にいつも「アイ・ラブ・ユー」というのもなんだと思うけど、「大切に思ってまっせ光線」を届けてないとね。とくに家族には。

 柄にもなくこんなことを考えたのは、たぶん、この映画を観たせいでしょう。アン・ハサウェイ&ジム・スタージェス主演。後半。男が落ち目になってからがいい。

 みんなそうっす。調子のいいとき、健康なとき、モテキなとき・・・には気づかない。過ぎ去った時間は戻りませんが、過ぎ去った心も戻らんのよねえ。

 大切な人を大切に。。。


アンさんはL'Oreal傘下のLancomeの新アンバサダー。『レ・ミゼラブル』も大ヒット。旬なんやろね。

 さて「中島孝志の 聴く!通勤快読」でご紹介する本は『動乱のインテリジェンス』(佐藤優・手嶋龍一著・新潮社)です。詳細はこちらからどうぞ。