2002年12月13日本格北欧料理「スカンディア」 横浜大浅橋

カテゴリー中島孝志のB級グルメ探検隊」

「B級グルメ」とは「格安の値段で超一級の味を提供する料理、すなわち、お買い得、お食べ得の料理」という意味です。
 高くて美味いのは当たり前。安くても、「こんなに美味いの? こんな値段で食べちゃっていいの?」と腰を抜かしてしまう店。それを紹介するのが本ホームページの使命です(ちょっとオーバーか)。

 ここはいいですよ。ずばり、「街の灯りがとてもきれいね、ヨコハマ。ブルーライト・ヨコハーマ」です。雰囲気サイコーです。港ヨコハマは山下町、大桟橋の入り口。とにかく、ムードが抜群なんだなぁ。
 料理はノルウェーを中心とした北欧っぽいもの。たとえば、メニューを見ると「スモーガスボード」と書いてる。これって、いわゆる、「バイキング料理」のことなのね。英語でこう言うんだよ。かといって、食べ放題というわけではなくて、前菜7種類、メインが5種類くらい出てくるわけ。これだけ食べれば、食べ放題と変わらないでしょ。で、「彼らの先祖バイキングの料理ってのは、食べ放題なんだ」とおっちょこちょいが勘違いしちゃったわけ。
 一階はリーズナブルな値段で美味しい料理を提供してくれます。たとえば、ランチは1300円。うまいんだ、これが。でも、お薦めは二階。洒落たバー、それに奥は銅板画がそこかしこに飾られている贅を凝らした「古き良きヨコハマ」の異国情緒を満喫させる一角です。まっ、今どき、これだけ大人の雰囲気でいっぱいの店ってのはないな。変なパフォーマンスで奇を衒ったガキの店ばかりだもんね。
 だから、昔の慶応ボーイなんかは、「デートっていうと、金貯めてスカンディアに行ったよ」なんて話してます。料理は本物だからね。ディナーはもちろん、ランチだって、パンの焼き方一つにしても手を抜いちゃいません。
 これからだと、クリスマス・イヴには打ってつけ。そこは港ヨコハマ。船の汽笛、灯りが最高だぜぇ。でも、でも、一緒に行ってくれる相手がいないのが残念!(シクシク)





1、店名 「スカンディア」
2、場所のヒント 横浜は山下町 大桟橋入り口
3、値段 ランチは1300〜5000円。ディナーはそこそこします。