2013年07月26日土用丑の日。。。

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

「菅元首相を除名する! 拒むならば除籍する」
 国民を前に発表した翌日に腰砕け。やいのやいの言われて、結局、党員資格停止処分だとさ。
 
 とことんダメな党ですな。海江田さんも細野さんと一緒に辞めたらええねん。他党としては、菅さんには民主党に永遠にいてもらったほうが得だと弾いてるでしょうな。

 どうせ存在感ゼロ、次の選挙で消える人。こんなもんしか話題にならないんだから、この党に未来なんぞあるはずがありません。細野さんが逃げ出したがるのも当然ですな。

 さて7月は22日、8月は3日が土用丑の日ですね。ま、鰻は美味いよね。夏バテじゃなくたって食べたいっす。

 鰻丼、鰻重でいつも思い出すのは「オヤジ太鼓」という木下恵介ドラマでして。裸一貫から土建屋の社長に成り上がったオヤジ。頑固でワンマン。いつも雷を落とす。このオヤジ役は阪妻もやったけど、TBSでは進藤英太郎さんがはまり役でしたね。

 向田邦子さんの「寺内貫太郎一家」なんてのは、これがベースになったと思うよ。地震、雷、火事は怖いけど、オヤジなんてね。影が薄いもん。

 で、このオヤジの妹がなにかっつうと、この豪邸にやって来る。で、なにかっつうと鰻重のご相伴にあずかる。で、「また鰻食べに来たのか!」と怒鳴られる。毎度毎度のことなんだけど、おもしろいわけ。

 このドラマのおかげで、「ふ〜ん、鰻重ってのは金持ちが食べるものなのか」と幼心にインプリンティングされちゃいましてね。
 ま、英国スタイルのわが家では箸はあまり使わなかったから、鰻を食べることはありませんでしたけどね。

 さて、鰻、うなぎ、ウナギ。稚魚がめちゃ高い。で、知り合いが漁協に年2万円払って、この25年間、稚魚をとってるわけ。趣味と実益らしいけどね。5年前までは200人くらいいたらしいっすよ。それがここ数年は50人。細かい網で稚魚をすくいとるわけ。

 彼らのようなベテランになりますと、稚魚がとれる条件がわかります。気候、気温、海温、海流、時間帯などね。やっぱりデータがあるんです。で、彼らがとった稚魚はどうなるかというと、必ず現場に業者が出張っていて、即、現金で買いとります。

「業者は現金で1000万円はもってきてる。1回で200万円稼いだのが最高かな」

 趣味と実益のレベルを超えてまんな、これは。

 博多原原に鰻も手広く扱ってる経営者が参加されてますけど、「稚魚の養殖に成功しないかぎり、庶民はあと3年で食べられなくなります。うちもいまのうちに業態転換しないと・・・」との指摘。

 ま、最悪、食べなくても困りませんけどね。やっぱ、こんだけ暑いと、あの匂いはなんともいえん魅力ですわなあ。匂いだけで飯を食う、というウラワザもあるけどね。

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