2013年08月21日中国の真意、アメリカの真意
カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」
韓国と北朝鮮が会談することになりました。9月中旬に離散家族の再会事業をしようというわけです。金剛山で開催するつうことは、金剛山観光再開についても交渉する、つうことでしょうな。
北にしてみれば外貨収入の大きなルートですからね。本音は早く再開してもらいたいはず。
対立する両国が同じテーブルについたのは、もち、中国の思惑あればこそ。アメリカに攻撃される前に朝鮮半島をまとめんとあかんねん。
狙いは「反日」という3国共通の価値観をエサに、北と韓国を統一できないまでも、味方陣営に引き込むこと。この構造を中国は維持したい。
日本は東アジアでは孤立します。だから安倍さんは東南アジア外交にせっせといそしんでるわけでね。それしかないもんなあ。
日本の国益は韓国と北を統一させないこと。ただでさえ慰安婦問題と竹島問題でトラブってるのに、朝鮮半島が統一されたら反日はさらに激甚災害になりまっさかいな。
けど、その点は大安心。3国スクラムなんてできるわけがありません。「自尊心と虚栄」が民族のDNAになってる連中がスクラムなんて組めるわけがありません。いまは「反日」という旗の下に集まってるだけ。利害が対立すればすぐに空中分解しまっせ。
日本は高みの見物。漁夫の利を得ればいい。
いままでの著作の中で、形を変えて何回も主張してますけど、わたしは韓国より北朝鮮のほうが取り込みやすいと思っています。
そのためにも拉致問題をなんとか解決せんとね。けど、これは解決できますよ。そして、即、北と経済交渉を行えばいい。日本の工場をどんどん進出させる。世界一労賃の安い工業団地ができますよ。
いまだって中国から下請け仕事をまわしてもらってるんだから、今度は日本が直接注文すればいい。「日本と貿易するとこんなに儲かるのか」と北に心の底からわからせればいい。国が豊かになれば社会なんて自然と変わりますから。
韓国経済はサムスン次第。サムスンは台湾のホンハイと同じ。ケータイ専門のアセンブリー・メーカーでしょ。ケータイ景気っていつまで続くんだろ? 北を使えばもっと安くなります。開放すればアップルだって乗り込んでくるでしょ。
アメリカは尖閣なんかで中国と対立したくない。中国贔屓のキッシンジャーはそう考えてるはず。中国も北なんかでアメリカと対立したくない。だから北の首根っこを押さえつけたわけでね。
日本も北も自分で防衛しないといけない。北にはまだ核攻撃できる技術がない。日本にはそもそも核兵器がない。日本は核攻撃させないだけの「経済力」で東アジアを牛耳るしかない。輸出企業を最優先する安倍さんの姿勢は正解だ、と思うな。
さて「中島孝志の 聴く!通勤快読」でご紹介する本は『中国と茶碗と日本と』(彭丹著・小学館)です。詳細はこちらからどうぞ。
北にしてみれば外貨収入の大きなルートですからね。本音は早く再開してもらいたいはず。
対立する両国が同じテーブルについたのは、もち、中国の思惑あればこそ。アメリカに攻撃される前に朝鮮半島をまとめんとあかんねん。
狙いは「反日」という3国共通の価値観をエサに、北と韓国を統一できないまでも、味方陣営に引き込むこと。この構造を中国は維持したい。
日本は東アジアでは孤立します。だから安倍さんは東南アジア外交にせっせといそしんでるわけでね。それしかないもんなあ。
日本の国益は韓国と北を統一させないこと。ただでさえ慰安婦問題と竹島問題でトラブってるのに、朝鮮半島が統一されたら反日はさらに激甚災害になりまっさかいな。
けど、その点は大安心。3国スクラムなんてできるわけがありません。「自尊心と虚栄」が民族のDNAになってる連中がスクラムなんて組めるわけがありません。いまは「反日」という旗の下に集まってるだけ。利害が対立すればすぐに空中分解しまっせ。
日本は高みの見物。漁夫の利を得ればいい。
いままでの著作の中で、形を変えて何回も主張してますけど、わたしは韓国より北朝鮮のほうが取り込みやすいと思っています。
そのためにも拉致問題をなんとか解決せんとね。けど、これは解決できますよ。そして、即、北と経済交渉を行えばいい。日本の工場をどんどん進出させる。世界一労賃の安い工業団地ができますよ。
いまだって中国から下請け仕事をまわしてもらってるんだから、今度は日本が直接注文すればいい。「日本と貿易するとこんなに儲かるのか」と北に心の底からわからせればいい。国が豊かになれば社会なんて自然と変わりますから。
韓国経済はサムスン次第。サムスンは台湾のホンハイと同じ。ケータイ専門のアセンブリー・メーカーでしょ。ケータイ景気っていつまで続くんだろ? 北を使えばもっと安くなります。開放すればアップルだって乗り込んでくるでしょ。
アメリカは尖閣なんかで中国と対立したくない。中国贔屓のキッシンジャーはそう考えてるはず。中国も北なんかでアメリカと対立したくない。だから北の首根っこを押さえつけたわけでね。
日本も北も自分で防衛しないといけない。北にはまだ核攻撃できる技術がない。日本にはそもそも核兵器がない。日本は核攻撃させないだけの「経済力」で東アジアを牛耳るしかない。輸出企業を最優先する安倍さんの姿勢は正解だ、と思うな。
さて「中島孝志の 聴く!通勤快読」でご紹介する本は『中国と茶碗と日本と』(彭丹著・小学館)です。詳細はこちらからどうぞ。