2013年10月09日いまなぜこの時期か。。。

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 みずほ銀行。本格的に「半沢直樹」の様相を呈してきましたな。
 当時の頭取に、反社勢力との癒着関係を抗議する「直訴状」が届いていたことが明らかになります。

 う〜ん、どうやって弁解すんだろ? 黒崎さんならどう詰めるつもりでしょうか。ドラマ以上にドラマティックでんなあ。

 当局にとっては、日本にはメガバンクは2つもあればいいわけでね。1個残ったのがみずほ。さてさてさて。。。

 原原でも講義したとおり、来年は金融再編の年になります。ダメ都銀を無理矢理くっつけたるのはアメリカもヨーロッパも同じ。けど、そんなもんじゃないっすよ。来年は。

 なぜなら、預証率を見てください。預貸率を見てください。金融機関の使命なんてどこにあんでしょ。債券ばっかり買ってリスクをとらず、たんなる金儲けに走ってるだけ。地域経済なんてな〜んにも考えてない。

 地銀、信金、信組。これ、大編成されると思います。

 大企業、輸出企業は国内銀行なんて不要。なぜなら国内で設備投資なんてするつもりはないから。しても自己資金でなんとかする。では中小零細は? そもそも金融機関は地場で儲かってる企業とつきあいたいわけ。奪い合いです。つまり、「これから云々」なんて聞く耳はないわけよ。

 ま、みずほについては、当時の頭取や担当役員の進退はすでに決まったと思うけど、解体まではね。けど日本に金融機関が多すぎるのは事実ですからね。もし外資と手を結んだ輩が政府にいれば、解体されるかもね。


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