2004年02月02日吉野家が寿司屋になる日

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豚肉がダメになったらどうするの?

 いよいよ、吉野家の牛丼がなくなりますね。

 地域によっては、もうすでに消えたところもあるでしょう。松屋、なか卯からも牛丼も消え、カレーと鰻丼、鮭イクラ丼、焼鶏丼ばっかし。

 こうなると、近々、「牛丼」がヤフーオークションに登場するかもね(んなわけない!)。

 鳥インフルエンザのために、焼鶏丼も消えて無くなりました。

 これで豚肉に何かあれば、日本人はもう魚と野菜しか食べられなくなり、ベジタリアンになってしまいます。

 おそらく、吉野家のメニューは「鮭イクラ丼」「海鮮丼」「ウニイクラ丼」・・・なんだ寿司屋かぁとなるかもしれませんなぁ。

 「えっ、吉野家が寿司屋に!?」




脱皮できない蛇は死ぬ!

 ダーウィンの『進化論』の中に、最後に生き残る生物は何かという問いがあります。

 ?もっとも賢い生物。

 ?もっとも強い生物。

 ?もっとも変化に対応できる生物。

 あなたはどれが最後まで生き残ると思いますか?

 そう、?の変化に対応できる生物ですね。

 頭がいいでも、強いでもないんです。周囲の環境変化に対応して自分を変えられる生物が最後まで生き残れるのです。ずばり言えば、過去の自分をいつでも捨てられるということです。

 「脱皮できない蛇は死ぬ」という言葉が中国にはありますが、人間も組織も同じですね。

 「自分がいちばん」という自信を持つのは素晴らしい。かといって、それで思い上がって油断していたら足をすくわれます。まして、ビジネスの世界は生き馬の目を抜く世界では、あっという間に形勢逆転を余儀なくされるでしょう。

 傲慢は必ず油断とコンビでやってきます。

 その油断とは、たとえば、「いまの好調な状態」が永遠に続くという自惚れであったり、過去の成功体験にとらわれるあまり、商品やサービス、マネジメントが陳腐になっていることに気づかなかったり、気づいていても「まだまだいける」と対応が遅かったりすることです。

 ドラスティックに方向転換する舵取りができますか?