2014年05月12日「中華意識」とは劣等感のこと。。。
カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」
西沙諸島の海底油田利権をめぐって中越がつばぜり合い。中国艦船がベトナム艇に対して放水とか。
なんだかなあ。水鉄砲じゃん。子供のケンカでっせ。甲板でシャンプーして「もっとかけてくれ」とアピールしたら面白いでしょうなあ。。。
ベトナムは中国軍の暴挙を即、全世界に映像で公開。こういうとこ、体当たり船長映像を公開した海保職員をクビにした菅チョクト&仙石某(特定秘密保護法案の生みの親)コンビとはちょいと対応が違いまんなあ。
1979年。大量虐殺で有名なポルポト政権にベトナムが侵攻して崩壊させると、トウ正平さんがカンカン。「ベトナムを懲らしめる」と軍事侵攻したんだけど、返り討ちにあって這々の体で逃げ帰った、つう曰く付きの仲。
中国から財政支援を受けてる間ははおとなしくしてたけど、日本とアメリカが味方すると保証するや、ベトナムも強く出ましたな。
さて、習近平さんはどうすんだろ?
中国つう国は、いまのいままで戦争に勝ったことないんよ。「大東亜戦争で戦勝国になった」つうのは大間違い。真珠湾攻撃のずっと前から米空軍(かの有名なフライングタイガー)を国民党軍に貸して(表向きは米空軍ではなくボランティア部隊だったけど)日本本土(おもに九州)を攻撃してたんだかんね。
別に中国が勝ったわけではありません。それに、あれ、国民党軍であって共産党軍ではないもん。いまの中国って1949年設立でしょ。戦争終わってるじゃん。
ちょいと歴史を振り返っても、中国つう国は共産党政府の前は国民党政府。その前は清(女真族)。清つうのは後金のことね。むかし南宋を迫害した金じゃ漢民族も素直に言うこときかんだろってんで名前を換えたわけよ。
中国4000年の歴史で漢民族が支配したのは漢、明、宋くらい。隋も唐も鮮卑。農耕民族の漢人はいっつも遊牧民族にやられてきた。ロシアも同じ。4000年中せいぜい600年でしょ。曲がりなりにも漢人が支配してたのは。しかも狭い範囲でね。秦の始皇帝は版図を広げすぎてあっという間に崩壊してるしね。
で、漢人たちは配されてるときも一貫してたのは、「われわれは文化の中枢である」「文化の中心地がもっとも豊かである」つうこと。
ここから「中華意識」が出てきます。われこそが中心つうことです。ほかは? 化外の地。けどさ、世の中で、支配されてる側が支配してる側より文化が高いなんてことありえません。つまり、典型的な「負け惜しみ」。中華意識つうのは劣等感の裏返しなんです。豊かな文化国は下々のことなど気にしません。わざわざ中華意識を振りかざさなくてもいいもん。
文化つうのは、結局、「己だけが正しい!」と上品にわめくための道具ですな。「ちがい」がわからん人たちの大義名分なのかもしれません。
洗顔1つでも、日本人は手を動かしますが、中国人は顔のほうを動かす。で、日本人はなんと下品かと責められる。食事の時、中国人はそこかしこに殻をぺっぺとはき出します。なんと下品な民族か、と私たちは思います。けど、これが招待してくれたキャストへの礼儀作法つう文化なんすよ。
私たちから見て下品な作法を世界中でしても、中国人がぜんぜん恥じないのは、元々、鉄面皮だからでもありますが、それ以上に、人口が無駄に多い=大勢派=メジャーだからですわな。でかいツラできるのも人口がでかいからっす。
アイスランドから鯨を2000トン輸入することとなりました。これに対して、「牛はいくら食べてもええけど鯨だけはダメだかんね協会」は大反対。暴挙とのこと。
ま、鯨食べるのは日本人くらいですからね。ノルウェー&アイスランドは捕まえるだけ。となると、どうしても少数派ですわなあ。ふ〜ん、ならば、メディアは日本が大勢派になれる方法を考えるしかありません。
「わしら、あんたらから牛肉を買わんけんね」と国民運動に訴えればええのに。つまり、日本がでかいのはマネー。個人金融資産。これをフルに活用するしかないっしょ。外国と堂々と渡り合える政治家いないんだから。
文明国のみなは捕鯨には反対だかんね。あんたら未開民族だかんね。生魚も食べちゃうんだかんな。これ、すなわち、「己だけが正しい=メジャー」だかんね。「少数派=マイナー」なんて潰しちゃうんだかんね、つうこと。
農水省も愚かなのは、捕鯨=文化=宗教行為=少数派の弾圧、と訴えないこと。「宗教です」といった瞬間、アメリカのように歴史のない成り上がり国家はいざしらず、宗教対立で戦争をし尽くしてきたヨーロッパはノーコメントとなります。反対意見を封じることを考えなあかんのよ。
「不倫は文化です」と宣った俳優がいらっしゃいますけど、これ、大勢が認めれば、ホントにメジャーな文化になると思うよ。せめてフランスやイタリア並みには成熟してもいいと思うけどね。
さてさて、ベトナムに平気で戦争を仕掛けたのは、バカにしてるからです。ベトナムもカンボジアを差別してきました。この差別が民族対立の根源的パワーなんすよ。全世界でこの点を突いて内乱を仕掛けてきたのがアメリカです。
古今東西、民族が発展するには先達に学びます。ベトナムは中国に学んだ。いつも親分風をふかされて搾取された。ベトナム人は中国人が大嫌い。ベトナム戦争が終わっていよいよ国家を統一するといきなり華僑を追いだしました。ボートピープルが溢れたけど、ほとんどは南ベトナム人ではなく華僑でした。素性を隠して渡米した華僑はたくさんいますよ。
英仏・アメリカにも負けなかったベトナム相手に、小皇帝ばかりの中国解放軍が戦争なんてできません。やれば100パー負けます。陸続きだから陸軍の出番だけど、上から下まで戦争したことないヤツらだから、いざとなれば逃げ出しますよ。で、海軍しか出番がないつうこと。
「水鉄砲のうちにベトナムを止めてくれ!」と習近平はハラハラしてると思うな。
さて「中島孝志の 聴く!通勤快読」でご紹介する本は『世界中の「危険な街」に行ってきました』(嵐よういち著・彩図社)です。詳細はこちらからどうぞ。
なんだかなあ。水鉄砲じゃん。子供のケンカでっせ。甲板でシャンプーして「もっとかけてくれ」とアピールしたら面白いでしょうなあ。。。
ベトナムは中国軍の暴挙を即、全世界に映像で公開。こういうとこ、体当たり船長映像を公開した海保職員をクビにした菅チョクト&仙石某(特定秘密保護法案の生みの親)コンビとはちょいと対応が違いまんなあ。
1979年。大量虐殺で有名なポルポト政権にベトナムが侵攻して崩壊させると、トウ正平さんがカンカン。「ベトナムを懲らしめる」と軍事侵攻したんだけど、返り討ちにあって這々の体で逃げ帰った、つう曰く付きの仲。
中国から財政支援を受けてる間ははおとなしくしてたけど、日本とアメリカが味方すると保証するや、ベトナムも強く出ましたな。
さて、習近平さんはどうすんだろ?
中国つう国は、いまのいままで戦争に勝ったことないんよ。「大東亜戦争で戦勝国になった」つうのは大間違い。真珠湾攻撃のずっと前から米空軍(かの有名なフライングタイガー)を国民党軍に貸して(表向きは米空軍ではなくボランティア部隊だったけど)日本本土(おもに九州)を攻撃してたんだかんね。
別に中国が勝ったわけではありません。それに、あれ、国民党軍であって共産党軍ではないもん。いまの中国って1949年設立でしょ。戦争終わってるじゃん。
ちょいと歴史を振り返っても、中国つう国は共産党政府の前は国民党政府。その前は清(女真族)。清つうのは後金のことね。むかし南宋を迫害した金じゃ漢民族も素直に言うこときかんだろってんで名前を換えたわけよ。
中国4000年の歴史で漢民族が支配したのは漢、明、宋くらい。隋も唐も鮮卑。農耕民族の漢人はいっつも遊牧民族にやられてきた。ロシアも同じ。4000年中せいぜい600年でしょ。曲がりなりにも漢人が支配してたのは。しかも狭い範囲でね。秦の始皇帝は版図を広げすぎてあっという間に崩壊してるしね。
で、漢人たちは配されてるときも一貫してたのは、「われわれは文化の中枢である」「文化の中心地がもっとも豊かである」つうこと。
ここから「中華意識」が出てきます。われこそが中心つうことです。ほかは? 化外の地。けどさ、世の中で、支配されてる側が支配してる側より文化が高いなんてことありえません。つまり、典型的な「負け惜しみ」。中華意識つうのは劣等感の裏返しなんです。豊かな文化国は下々のことなど気にしません。わざわざ中華意識を振りかざさなくてもいいもん。
文化つうのは、結局、「己だけが正しい!」と上品にわめくための道具ですな。「ちがい」がわからん人たちの大義名分なのかもしれません。
洗顔1つでも、日本人は手を動かしますが、中国人は顔のほうを動かす。で、日本人はなんと下品かと責められる。食事の時、中国人はそこかしこに殻をぺっぺとはき出します。なんと下品な民族か、と私たちは思います。けど、これが招待してくれたキャストへの礼儀作法つう文化なんすよ。
私たちから見て下品な作法を世界中でしても、中国人がぜんぜん恥じないのは、元々、鉄面皮だからでもありますが、それ以上に、人口が無駄に多い=大勢派=メジャーだからですわな。でかいツラできるのも人口がでかいからっす。
アイスランドから鯨を2000トン輸入することとなりました。これに対して、「牛はいくら食べてもええけど鯨だけはダメだかんね協会」は大反対。暴挙とのこと。
ま、鯨食べるのは日本人くらいですからね。ノルウェー&アイスランドは捕まえるだけ。となると、どうしても少数派ですわなあ。ふ〜ん、ならば、メディアは日本が大勢派になれる方法を考えるしかありません。
「わしら、あんたらから牛肉を買わんけんね」と国民運動に訴えればええのに。つまり、日本がでかいのはマネー。個人金融資産。これをフルに活用するしかないっしょ。外国と堂々と渡り合える政治家いないんだから。
文明国のみなは捕鯨には反対だかんね。あんたら未開民族だかんね。生魚も食べちゃうんだかんな。これ、すなわち、「己だけが正しい=メジャー」だかんね。「少数派=マイナー」なんて潰しちゃうんだかんね、つうこと。
農水省も愚かなのは、捕鯨=文化=宗教行為=少数派の弾圧、と訴えないこと。「宗教です」といった瞬間、アメリカのように歴史のない成り上がり国家はいざしらず、宗教対立で戦争をし尽くしてきたヨーロッパはノーコメントとなります。反対意見を封じることを考えなあかんのよ。
「不倫は文化です」と宣った俳優がいらっしゃいますけど、これ、大勢が認めれば、ホントにメジャーな文化になると思うよ。せめてフランスやイタリア並みには成熟してもいいと思うけどね。
さてさて、ベトナムに平気で戦争を仕掛けたのは、バカにしてるからです。ベトナムもカンボジアを差別してきました。この差別が民族対立の根源的パワーなんすよ。全世界でこの点を突いて内乱を仕掛けてきたのがアメリカです。
古今東西、民族が発展するには先達に学びます。ベトナムは中国に学んだ。いつも親分風をふかされて搾取された。ベトナム人は中国人が大嫌い。ベトナム戦争が終わっていよいよ国家を統一するといきなり華僑を追いだしました。ボートピープルが溢れたけど、ほとんどは南ベトナム人ではなく華僑でした。素性を隠して渡米した華僑はたくさんいますよ。
英仏・アメリカにも負けなかったベトナム相手に、小皇帝ばかりの中国解放軍が戦争なんてできません。やれば100パー負けます。陸続きだから陸軍の出番だけど、上から下まで戦争したことないヤツらだから、いざとなれば逃げ出しますよ。で、海軍しか出番がないつうこと。
「水鉄砲のうちにベトナムを止めてくれ!」と習近平はハラハラしてると思うな。
さて「中島孝志の 聴く!通勤快読」でご紹介する本は『世界中の「危険な街」に行ってきました』(嵐よういち著・彩図社)です。詳細はこちらからどうぞ。