2014年05月17日原原メンバーのデトロイト・レポです。。。

カテゴリー中島孝志の原理原則研究会」

 東京原原のシャンソン部会長のHさんよりデトロイトレポートが届きました。
 元々、パナで営業戦略部長として赴任していたこともあり、久しぶりの訪問でその変化を体感されたのでしょう。

「ここ数日間、デトロイトにいました。デトロイトは、自動車産業が一気に没落して、財政破綻、治安悪化というのが一般の見方ですが、現地から見る景色は、ちょっと違ってます。
 まぁ、私の話ですから、話半分で聞いてください。

 【デトロイトレポート】
 GM、Fordは、とっくの昔にアメリカを捨ててます。15年くらい前から生産拠点を中国、ドイツ中心に切り替えました。なので、生産車は国内向けがほとんど。ドル安をしたところで、輸出を増やす気などさらさらない。

 当然、GM,Fordは税金を納めないから、デトロイト市は破綻。失業者が激増してダウンタウンの治安は悪化。

 それが、今、どうなってるか?

 市はまだ、財政再建などできてないけど、不思議にデトロイトは治安がよくなり、活気を取り戻しつつある感じです。
 なにしろ、市が破綻したので、ありとあらゆる福祉的なモノがなくなり、また、ドンドンと市は財産を売り払う。そうなると、生活能力のない人には生きることができない。住めないんですね。そういう連中がいなくなる。

 それと同時に、家屋が安くなったので、芸術家、ミュージシャンなど、デトロイトに魅力を感じる連中がドンドンとデトロイトに住みはじめる。それで、地価があがってきて、収入のある連中が戻ってきています。

 とまあ、こんな感じです。私の話ですから、あてにはなりませんが、、、。
 ただ、世間の見方と実態は全く違うということを、皆さんとシェアしたかったわけです。
 
 では。またシャンソン会で会いましょう」とのこと。

 貴重な情報、感謝です。ソニー・インドのTさんもレポよろしくです。

 今日は出雲原原です。メンバーはご参集くださいますよう。。。