2014年09月10日酔芙蓉のこと。。。

カテゴリー中島孝志の「日本伝統文化研究会」」

 毎月の鎌倉詣で。まあ、床屋さんね。前は七里ヶ浜まで行ってたんすけど、鎌倉にもお店ができましてね。担当のYさんは鎌倉のチーフなんで江ノ電には乗らなくなったなあ。。。

 久しぶりでもないんだけど、一歩手前の北鎌倉駅でフラッと下車。降りたところで、円覚寺に行く気もないし建長寺は無理無理。広いんだもん。まあ、美味いそばがあるんでそこに寄ろうかな、と。

 一本道ですからね。わかりやすい。先日のブログに書いたとおり、「鎌倉」=「噛む」+「倉」ですからね。ホントによくこんなとこに建てたなあ、つう家屋がそこかしこにあります。土砂崩れ、大丈夫なんかね。。。急峻な土地ばかり。だから「右折行き止まり」「左折行き止まり」の標識が多いの。当然、一本道になるわけっす。
 つうことは、もし事故があったり、道を知らんドライバーが紛れ込んだら? はい、渋滞です。で、いつも渋滞してます。観光地ですから。地方ナンバーばかりです。

 あ、東慶寺。ちょいと寄っていきましょうか。男一人。まったく絵にならんけど。


北条時宗の奥様が開いたわけね。「縁切寺」つうほうが知られてるかも。

正式には「松岡山東慶総持禅寺」つうの。

東慶寺つうとやっぱり鈴木大拙居士やろなあ。

 グレープの「縁切寺」(クリックすると聴けまっせ)

 ここまで来たら、北鎌倉駅に戻るより歩いて鎌倉まで行っちゃおう。予約時間まで30分くらいあるしぃ。。。


酔芙蓉みっけ。。。

なかなか見事。東慶寺境内のより立派だな。。。

 「酔芙蓉」とはよくつけましたな。翠芙蓉よりもピッタシ。朝は白、昼はピンク。そして夕は紅。お酒を召してほんのり櫻色に染まったええ女? そんなイメージかしらん。
 え、浮気を見つけて怒りまくってるお多福やて? な〜るほどねえ。

♪蚊帳の中から 花を見る
 咲いて儚い 酔芙蓉
 若い日の 美しい
 私を抱いて 欲しかった
 忍び会う恋 風の盆♪

 もう終わりましたね。八尾ではおわら風の盆がありました。そうか、札幌にいたんだ。。。


桑田佳祐さんがライブやったのがここ。境内には彼の母校鎌倉学園があります。

 建長寺まで来ました。寺前にはけんちん汁を売りにする店がちらほら。この通りはちょっとした料理通りなのよ。有名店がいろいろあります。

 「カメラいいですか?」と3人から。頼まれやすい顔しとるんだろね。それとも暇そうに見えるんかな。ま、事実、暇やしなあ。。。

 坂を越えて降りれば八幡宮。すると若宮大路。小町通りを通って鎌倉駅前。ギリでしたな。。。