2003年06月30日ロシア版ボブ・サップになれるか?

カテゴリー価値ある情報」

すべては演出です

 「タトゥー」という女の子デュオに日本中の大人が振り回されてます。

 なんでも、近頃、まれに見るロシアを代表する二人だとか。

 そりゃそうでしょうな。いま、ロシアから西側に送れる価値がある「商品」はキャビアとこの二人しかいませんもの。

 ドタキャンでテレビ局もイベント会社も大迷惑だとか。

 でも、ドタキャンなんて、わが国のガキのタレントでも日常茶飯でしょ。ロシアから来た常識知らずの子どもがドタキャンしたって、不思議ではありません。

 でも、いままで、マライアだってちゃんとアポは守ってた!

 それは彼女が大人だから。ギャラがものすごいから。そう考えましょう。




どれだけ露出できるか

 このデュオのプロデューサーはドタキャンでさらに儲けたと思いますよ。

 何が起こるかわからないデュオという演出。これが心憎いではありませんか。

 おかげで、朝から全メディアで紹介されて、露出度は一挙に叶姉妹を抜いてしまいました。露出度といったって、肌の露出度ではありませんからね。どちらも超露出体質だから、いい勝負ですけど。

 この一連のカラ騒ぎを広告換算したら、おそらく最低で一千億円くらいにはなってるはずですよ。

 わたしがプロデューサーとしての立場でも、この二人で狙うのは、まずは「日本でのカリスマ性」です。あのまますんなりテレビ局の良いなりで歌っても、素直すぎて、たんなる外タレでしょ。これでは、まったく「カリスマ性」なんてありませんもの。下手すると、「モーニング娘。」と変わらないじゃないですか。

 騒がれることでCDも売れるし、何より狙ってるのは広告の仕事でしょ。テレビCMだと思うな。

 「ロシア版ボブ・サップ」の位置を狙ってるんじゃないかな。