2015年04月24日「奈良お一人様ツアー(その1)」です。。。

カテゴリー中島孝志の「日本伝統文化研究会」」

 閣僚の靖国参拝に対して、「日本が軍国主義から決別してこそ新しい関係が生まれる。過去の反省が足りない」と上から目先で説教する中国報道官。

 ふ〜ん、いまの中国こそ軍国主義ではないのかねえ。バンドン会議で安倍さんの演説が始まる前に席を立った「礼儀正しい親玉」同様、我田引水、自画自賛、鉄面皮の民族らしいっすねえ。

 日本人は慣れっこですから気にしません。

 麻生さんの記者会見。AIIB参加を見送った日本政府について、「野党が批判している」と質した中国人女性記者。そうそう、民主党の岡田さんが参加に異常に熱心なのよ。あのセンセ、日本国よりイオンのために働いてるようで、中国のやることならなんでもOKなんでしょうか。でないと商売に差し障るからねえ。

 もち、イオンは立派な会社ですよ。経営も絶好調ですしぃ。どうしたらあんなに素晴らしい経営ができるのか、取材させてもらいたいなあ。。。

 で、麻生さんの回答。
 「日本は共産主義じゃないから、中国と違って(野党が)何でも言える。パクられることもない」
 当たり前の発言にヒステリー記者は目をつり上げて怒ったとか。ま、わざと問題を起こしたいんでしょうなあ。
 なぜか?
 中国つう国は、重要な問題があると、わざと相手の意思を確かめるために、ぜんぜん違うテーマで言いがかりをつけるんです。で、その点について相手国に「お詫び」をさせる。卑屈な政治家は本筋の交渉よりも先にこの件について謝罪から始める。で、「いえいえ、ノープロブレム」と懐の深いところを見せる。

 バッカですねえ。すべては出来レースなの。「ふ〜ん。6月の締切にどんな回答してもいいの?」と非公式に伝えればいいのよ。この記者クビになりますから。
 けどね、これって記者が勝手にしたことではありません。すべてに報道管制されてる全体国家では質問1つ1つまで政府の指示で行われてますからね。しかたない。

 またか、しつこい民族だな、と日本人は慣れっこですから気にしません。

 でね、いつまでもこんなくだらないこと報道しなさんな。でないと、いつまでもバカにされちゃうよ。取捨選択せんから中国人の発言はなんでも報道しちゃう。「また始まった。つきあいきれねえな」と教えてあげないとさ。
 「日本の記者は書くに決まってる。政府攻撃のネタを探すのに懸命だから」と利用されてることに気づかないもんなあ。ま、某新聞みたいな確信犯もいるけどね。

 どこぞの国対委員長さん。「女性閣僚の靖国参拝はタイミングを考えなさい」とコメントしてますが、22日の日中首脳会談の翌日に参拝したことを指してるんでしょうな。

 だからダメなのよ、この政党は。労組上がりのセンセらしいわ。これ、絶妙のタイミングですよ。安倍演説や首脳会談の直前でもなく、翌日。ベストです。演説前なら、習近平さんが席を蹴る理由にされちゃいますし、首脳会談前だとメンツ潰しちゃうしね。

 するってぇとどうなるか? ドタキャンですよ。中国は会談したいですよ。絶対に。日本にAIIBに加盟してもらわんと話にならんのだから。世界中で金持ってるの日本だけなんだから。けど、人民が許さんでしょ。江沢民さんが無知蒙昧な人民を洗脳しちゃったからね。ああいう連中にいちばん困ってるのは共産党ですよ。人民は諸刃の剣。核より米軍より怖いのが人民です。
 毛沢東もそうでした。彼は農民が怖くて怖くて。だから隔離したわけね。
 この話、そんなに引っ張らないです。逆に、賢いメディアの皆さんが必要以上に大騒ぎしてくれればいいんだけどなあ。


 さあて、奈良です。特急にもすんなり乗車。発車2分前でしたよ。

 今日は西ノ京周辺で終わり。その後、奈良駅に入ります。時間があれば、夕刻から東大寺か興福寺を拝観しようかな。。。



 やっぱ薬師寺ですね。前管主様の安田暎胤さんとはたまに横浜で呑んでます。気さくな方です。


西塔ですね。

金堂には白鳳時代の薬師三尊像。中央に薬師瑠璃光如来、右に日光菩薩、左に月光菩薩。

 玄奘三蔵院伽藍は去年も一昨年も拝観しましたからスルー。

 で、唐招提寺。「いま、ふたたびの奈良へ」で大キャンペーン中ですね。修学旅行の子供たちがいなければ、奈良はどこも空いてます。


実はここがいちばん好き。中央に本尊盧舎那仏坐像、右に薬師如来立像、左に千手観音立像(いずれも国宝)。写真撮影禁止なんよ。


 さて、なんのために鑑真大和上は来日されたのか。。。戒律を伝えるためですよね。
 まさか聖武天皇も本家本元のいちばん偉い人が来るとは思わなかったでしょう。

 律宗だもん。ここ。私、僧になるかんね、と勝手に言い出す連中ばかり。ちゃんと「三師七証」すべきなんだろうけど、人材がいない。で、正式な僧侶になるためにわざわざ中国に渡らんといかんかった。菩薩戒だけでなく具足戒もせなあかんねん。


そのための装置がここや。東大寺につくった戒壇院と同じ。石段しか残ってないけどね。

開山御廟(鑑真和上の墓所)です。故郷揚州から贈られた瓊花が植えられています。

 この花ね、だれも知らんけど、皇居と南さつま市にある鑑真記念館、そしてここでしか見られないの。

 唐招提寺を参詣したあとは必ずここに寄ります。精進落としみたいなもんです。


手打ちそばのよしむらや。家系ラーメンとちゃうど。

 いつも混んでるけど、その価値はあります。なにも食べなかった理由はここで食べたいから。どうせ混んでるから、ウェイティングボードに名前書いといて、唐招提寺に行けばいいのよ。




お酒は宴会でも呑んでた奈良の銘酒「春鹿」。辛口の冷酒にしてもらいました。

 美味いねえ、ホント。つまみもいいんだよねえ。奈良市内でも京都、大阪、銀座でも勝負できそうだけど、なぜかこんな鄙びたとこでやってます。ええなあ、そうゆうの。。。