2015年08月11日「70周年首相談話」を超えて・・・。
カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」
「お詫びの言葉」を入れるの入れないのに注目する国があります。注目されているので、「しかたないな」と謝罪の方向に歩みよろうとする首相がいます。
中韓がこだわるのは商売だからしょうがない。この術をなくすと日本にたかれませんからね。
ご存じのように、日本とは戦争もしてない国なんですよ、この2つ。
けど、アメリカまでが日本を謝罪国家のまま押しとどめたいのはなぜでしょう? 「謝罪の言葉を入れるように」と、いまどき執拗に要求するのはどうしてでしょう? 首相の靖国参拝直後、「deeply disappointed」とわざわざ副大統領に言わせたのはどうしてでしょう。
お気づきの通り、この構造が崩れてしまうとアメリカが困るからです。中韓はアメリカの意向を汲んでるから、堂々としかも大げさに振る舞えるわけでね。
どうしてアメリカは日本に頭を下げ続けさせたいのでしょう?
戦後、いえ、戦前、いえいえ日露戦争勝利の際に介入した時から、日本への不信と恐怖があるからです。
セオドア・ルーズベルト(テオドール・ローゼンベルツ)という偏執体質の男は日本の連合艦隊と英国艦隊の挟み撃ちでアメリカが滅びる夢を毎夜見てうなされていました。疑心暗鬼の塊ともいえる、このユダヤ人ほど日本の実力を正確に見抜いていた男はいません。
当時の日本は、世界にどう見られているか、まったく気づきませんでした。追いつけ追い越せと頑張っていたら、とっくに軍事大国とくに海軍力では実力ナンバーワンに躍り出ていたのです。孤高のイギリスが有史以来初めて同盟を結んだのはアメリカではなく日本ですよ。
当の日本はまったく気づいていませんでした。植民地ビジネスしかできない野蛮国が縄張りをとられるのではないか、と戦々恐々としていたことに。。。
日本の軍事力。いざ軍事力を動かす時に一番大きな意思、すなわち、国民意識を「戦争=悪。戦争をした日本=悪い国。悪い日本を退治し、国民に豊かさをもたらしたスーパーヒーロー=アメリカ」というフレームワークから逸脱しないよう、戦後、アメリカは懸命に仕掛けてきました。
軍事力は防衛力の一部です。防衛力の大部分は国民意思です。これを支配しコントロールし続けてきたのがアメリカです。そのお先棒を担いできたのが日本の多くのメディアです。
ロシアは?
ポツダム宣言13項を要求したのはアメリカ、イギリス、そして中華民国(毛沢東の中共ではありません!)でした(ソ連は追加承認)。
哀れ、蒋介石という愚か者が率いた中華民国は西安、南京を追われて落人となり、大東亜戦争が終われば御用済み。結局、中共によって、中華民国は国連から追い出される始末。李登輝さんという立派なリーダーが出るまで発言力のない国になっていたのです。
原爆1発で20万人の女子どもを殺し、全国200カ所で223万戸を焼き尽くし、何百万人もの女子どもを殺し尽くしたのはだれか?
戦略爆撃機B29は東京と横浜を焦土と化しました。沖縄だけが戦地ではありません。いやいや沖縄だけが戦地でした。本土の日本国民は戦うことすらできず、逃げまどい、一方的に殺されていたんです。
大統領殿は原爆記念日に広島と長崎を弔問し、無辜の日本国民の慰霊に謝罪したのでしょうか。サンフランシスコ講和条約で一切の補償要求を放棄したことになっていますが、中韓のように、個別補償をしつこく要求したらどうでしょう?
歴史上、現地の王族をもっとも多く殺し、もっとも多くの原住民を殺し、搾取し続けたイギリス、フランス、オランダはインドシナ、ミャンマー、インドネシア、アフリカ諸国に謝罪をしたことがあるのでしょうか。インドネシア撤退時、逆に彼らに「賠償金」を要求したのはどこのどいつだったでしょうか。
過去の条約でとっくに済んでいる問題を蒸し返し、無知な国民を煽ってとことんたかろうとする国に未来などあるわけがありません。国民がたかり屋になるだけです。
中国は日本企業35社が関わり被害者は39000人と主張し、「元労働者」は90年代から賠償を求める訴訟を起こしています。「道義的責任」として救済基金を設ける日本企業の真意は、もうこんな国とはおさらば、という手切れ金感覚でしょう。
原爆を製造した国と企業に「道義的責任」など通用しません。「戦争を早く終結させるためにしかたなかった」という大義名分は風化しつつありますが、いまでもこの一点にすがって国民教育を続けています。幸い、日本とは比較にならないほど学校崩壊が進んでいますから教師の言うことなどだれも聞いていません。
あれやこれやと、日本は「戦勝国」に歴史をきちんとふまえた反論があります。しかし言わない。水に流す国民だからです。つねに未来志向の国民だからです。
歴史は常に現代史です。政治家が語るものではありません。政治家は歴史によって未来を切り拓かねばなりません。
「お詫びをされる立場でありながらどうして?」と考えてしまいがちですが、「お詫び」とは強い立場の人間でしかできないことに気づかなければいけません。弱い立場ならば屈服です。だから屈辱を生みます。
中韓が永遠に日本に謝罪を求める姿勢は、「われらは永遠に弱い国なものですから」と世界に宣伝しているようなものです。
終戦70年にあたり、日本は徹底的に反省して、徹底的に感謝し、徹底的に平和を追求し、徹底的に貢献していく・・・と宣言すべきです。謝罪談話ではなく、完璧なる平和宣言=貢献宣言を堂々と世界に発信すべきです。
同時に、世界に向けて要求すべきです。戦後日本が示してきた態度と行動を見習ってほしい、ということをです。
この世に平和を
この地上に輝きを
人みな あふれる太陽浴び
微笑んで暮らせるように・・・
戦いに終わりを
この地上に喜びを
人みな ひとしく認めあって
おたがいを許せるように・・・。
たとえ今は 夢のように思えても
この身を捧げて そんな世界を
いつかきっと
祈ろう明日を
この地上にこそ希望を
人みな 時代から時代へと
誇らしく語れるように!
そんな時代を 私たち、日本は・・・
求めていく。。。
宝塚星組の凰稀かなめさんと実咲凛音さんの「世界に求む」です(クリックすると聴けますよ)。
「王家に捧ぐ歌」はオペラ「アイーダ」をモチーフにしたミュージカルですが、この宝塚オリジナルの歌を聴いたとき、心が震えました。魂が揺さぶられました。
ああ、ここに日本人の理想がある。
大東亜共栄圏の精神はずっと抱いていたのに発表が遅すぎました。日露戦争時から世界に向けて発信しなければなりませんでした。肝心なところでドジを踏んでしまうのが日本の政治家らしいところです。嫌いではありません。
謝罪はあと20年もすれば対象者がいなくなります。その後、中韓はどうやって日本にたかるのでしょう。
アメリカがいちばん恐ろしいのは、戦後、GHQが行ってきた悪業の数々。戦争へと日本を追い込んだプロセスが明らかになることです。
慰安婦問題、南京虐殺、強制徴用等々、すべて濡れ衣にすぎませんが、それでも中韓を代理人にこのフレームワークが毀損されることなく、いままでの歴史観を固定しなければ、アメリカの戦争犯罪が日本国民に知られてしまうからです。
アメリカの歴史など浅いものですが、この成り上がり国家の歴史を確認すると、呆れるほどワンパターンの手法で「正義の味方」を演じてきました。弱いヤツ相手に先にピストルを抜かせ、そのあと、マシンガンとミサイルで殲滅する、というやり方です。
終戦記念日(日本だけですが)にはソ連とわが関東軍の話をしたいと思います。
8月です。夏休み。「通勤快読」で勉強しましょう。来週は「司馬遼さん特集」です。
さて今日のメルマガでご紹介する本は「逆転の営業術 」(内田達雄著・ごま書房新社・1,490円)です。
中韓がこだわるのは商売だからしょうがない。この術をなくすと日本にたかれませんからね。
ご存じのように、日本とは戦争もしてない国なんですよ、この2つ。
けど、アメリカまでが日本を謝罪国家のまま押しとどめたいのはなぜでしょう? 「謝罪の言葉を入れるように」と、いまどき執拗に要求するのはどうしてでしょう? 首相の靖国参拝直後、「deeply disappointed」とわざわざ副大統領に言わせたのはどうしてでしょう。
お気づきの通り、この構造が崩れてしまうとアメリカが困るからです。中韓はアメリカの意向を汲んでるから、堂々としかも大げさに振る舞えるわけでね。
どうしてアメリカは日本に頭を下げ続けさせたいのでしょう?
戦後、いえ、戦前、いえいえ日露戦争勝利の際に介入した時から、日本への不信と恐怖があるからです。
セオドア・ルーズベルト(テオドール・ローゼンベルツ)という偏執体質の男は日本の連合艦隊と英国艦隊の挟み撃ちでアメリカが滅びる夢を毎夜見てうなされていました。疑心暗鬼の塊ともいえる、このユダヤ人ほど日本の実力を正確に見抜いていた男はいません。
当時の日本は、世界にどう見られているか、まったく気づきませんでした。追いつけ追い越せと頑張っていたら、とっくに軍事大国とくに海軍力では実力ナンバーワンに躍り出ていたのです。孤高のイギリスが有史以来初めて同盟を結んだのはアメリカではなく日本ですよ。
当の日本はまったく気づいていませんでした。植民地ビジネスしかできない野蛮国が縄張りをとられるのではないか、と戦々恐々としていたことに。。。
日本の軍事力。いざ軍事力を動かす時に一番大きな意思、すなわち、国民意識を「戦争=悪。戦争をした日本=悪い国。悪い日本を退治し、国民に豊かさをもたらしたスーパーヒーロー=アメリカ」というフレームワークから逸脱しないよう、戦後、アメリカは懸命に仕掛けてきました。
軍事力は防衛力の一部です。防衛力の大部分は国民意思です。これを支配しコントロールし続けてきたのがアメリカです。そのお先棒を担いできたのが日本の多くのメディアです。
ロシアは?
ポツダム宣言13項を要求したのはアメリカ、イギリス、そして中華民国(毛沢東の中共ではありません!)でした(ソ連は追加承認)。
哀れ、蒋介石という愚か者が率いた中華民国は西安、南京を追われて落人となり、大東亜戦争が終われば御用済み。結局、中共によって、中華民国は国連から追い出される始末。李登輝さんという立派なリーダーが出るまで発言力のない国になっていたのです。
原爆1発で20万人の女子どもを殺し、全国200カ所で223万戸を焼き尽くし、何百万人もの女子どもを殺し尽くしたのはだれか?
戦略爆撃機B29は東京と横浜を焦土と化しました。沖縄だけが戦地ではありません。いやいや沖縄だけが戦地でした。本土の日本国民は戦うことすらできず、逃げまどい、一方的に殺されていたんです。
大統領殿は原爆記念日に広島と長崎を弔問し、無辜の日本国民の慰霊に謝罪したのでしょうか。サンフランシスコ講和条約で一切の補償要求を放棄したことになっていますが、中韓のように、個別補償をしつこく要求したらどうでしょう?
歴史上、現地の王族をもっとも多く殺し、もっとも多くの原住民を殺し、搾取し続けたイギリス、フランス、オランダはインドシナ、ミャンマー、インドネシア、アフリカ諸国に謝罪をしたことがあるのでしょうか。インドネシア撤退時、逆に彼らに「賠償金」を要求したのはどこのどいつだったでしょうか。
過去の条約でとっくに済んでいる問題を蒸し返し、無知な国民を煽ってとことんたかろうとする国に未来などあるわけがありません。国民がたかり屋になるだけです。
中国は日本企業35社が関わり被害者は39000人と主張し、「元労働者」は90年代から賠償を求める訴訟を起こしています。「道義的責任」として救済基金を設ける日本企業の真意は、もうこんな国とはおさらば、という手切れ金感覚でしょう。
原爆を製造した国と企業に「道義的責任」など通用しません。「戦争を早く終結させるためにしかたなかった」という大義名分は風化しつつありますが、いまでもこの一点にすがって国民教育を続けています。幸い、日本とは比較にならないほど学校崩壊が進んでいますから教師の言うことなどだれも聞いていません。
あれやこれやと、日本は「戦勝国」に歴史をきちんとふまえた反論があります。しかし言わない。水に流す国民だからです。つねに未来志向の国民だからです。
歴史は常に現代史です。政治家が語るものではありません。政治家は歴史によって未来を切り拓かねばなりません。
「お詫びをされる立場でありながらどうして?」と考えてしまいがちですが、「お詫び」とは強い立場の人間でしかできないことに気づかなければいけません。弱い立場ならば屈服です。だから屈辱を生みます。
中韓が永遠に日本に謝罪を求める姿勢は、「われらは永遠に弱い国なものですから」と世界に宣伝しているようなものです。
終戦70年にあたり、日本は徹底的に反省して、徹底的に感謝し、徹底的に平和を追求し、徹底的に貢献していく・・・と宣言すべきです。謝罪談話ではなく、完璧なる平和宣言=貢献宣言を堂々と世界に発信すべきです。
同時に、世界に向けて要求すべきです。戦後日本が示してきた態度と行動を見習ってほしい、ということをです。
この世に平和を
この地上に輝きを
人みな あふれる太陽浴び
微笑んで暮らせるように・・・
戦いに終わりを
この地上に喜びを
人みな ひとしく認めあって
おたがいを許せるように・・・。
たとえ今は 夢のように思えても
この身を捧げて そんな世界を
いつかきっと
祈ろう明日を
この地上にこそ希望を
人みな 時代から時代へと
誇らしく語れるように!
そんな時代を 私たち、日本は・・・
求めていく。。。
宝塚星組の凰稀かなめさんと実咲凛音さんの「世界に求む」です(クリックすると聴けますよ)。
「王家に捧ぐ歌」はオペラ「アイーダ」をモチーフにしたミュージカルですが、この宝塚オリジナルの歌を聴いたとき、心が震えました。魂が揺さぶられました。
ああ、ここに日本人の理想がある。
大東亜共栄圏の精神はずっと抱いていたのに発表が遅すぎました。日露戦争時から世界に向けて発信しなければなりませんでした。肝心なところでドジを踏んでしまうのが日本の政治家らしいところです。嫌いではありません。
謝罪はあと20年もすれば対象者がいなくなります。その後、中韓はどうやって日本にたかるのでしょう。
アメリカがいちばん恐ろしいのは、戦後、GHQが行ってきた悪業の数々。戦争へと日本を追い込んだプロセスが明らかになることです。
慰安婦問題、南京虐殺、強制徴用等々、すべて濡れ衣にすぎませんが、それでも中韓を代理人にこのフレームワークが毀損されることなく、いままでの歴史観を固定しなければ、アメリカの戦争犯罪が日本国民に知られてしまうからです。
アメリカの歴史など浅いものですが、この成り上がり国家の歴史を確認すると、呆れるほどワンパターンの手法で「正義の味方」を演じてきました。弱いヤツ相手に先にピストルを抜かせ、そのあと、マシンガンとミサイルで殲滅する、というやり方です。
終戦記念日(日本だけですが)にはソ連とわが関東軍の話をしたいと思います。
8月です。夏休み。「通勤快読」で勉強しましょう。来週は「司馬遼さん特集」です。
さて今日のメルマガでご紹介する本は「逆転の営業術 」(内田達雄著・ごま書房新社・1,490円)です。