2015年08月13日原発再稼働で大騒ぎ。。。
カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」
このくそ暑い中、プラカード掲げた反対派の皆様。誠にお疲れ様でございます。さぞやビールが美味しいでしょうな。
川内原発の再稼働。大賛成です。「欠陥だらけのGE製とちがって日本製だから大丈夫」というわけではありません。
いま現在の文明では、原発停止、コスト削減(電力代削減)、景気回復(産業界のコスト削減)の3つはまだ鼎立しないのです。
円高にはなります。2016〜17年の話です。オバマの次の大統領は米国債人気=ドル高にしたいところでしょうが、原油暴落=シェール革命の終焉で米国景気もいまの中国並みになるのではないでしょうか。。。
すでにヘッジファンドはどんどん消えています。シェール銘柄が次々に破綻しているからです。「利益率の高いシェールに再投資している」とする長谷慶先生のご託宣と真逆です。
某経済新聞は「先進国は縮原発に進む」と発表してましたが、ドイツと北欧だけですね。ドイツはフランスの原発エネをせっせと買ってます。北欧は水力発電のノルウェーからこれまたせっせと買っています。
エネが融通しあえるヨーロッパと日本は違います。日本の周囲にはノルウェーもフランスもありません。
日経新聞(2015年8月12日付)
周囲の中国は17基の危ない原発(パッチワーク型?)。今後、30基建設予定です。韓国は3.11のあと過剰反応で全停止(すでにすべて再稼働してます)。
もちろんアジアもアフリカも南米も原発にシフトしてます。コストが安いからですよ。地震も噴火も台風もありませんからね。いや、あったとしても新興国はシフトするしかないでしょう。経済戦争してるわけですから。
日本人は「知足民族」です。だから原発を止め、火力も止め、気まぐれな再生エネルギーに依存して、経済成長率をドッと下げるという選択もあります。
ものすごい技術革新で蓄電池技術、超伝導技術が具現化すると思いますが、これまた、産油国=アメリカの横やりで潰されるでしょうね。
こういう勢力と戦いながら、「現実派」はエネルギーを確保して、日々の生活、医療、教育、産業等々に貢献してきたわけです。日本人はバランスがとれていて、夢想家の政治家は相手にしません。
「いまのままでいいから原発止めてよ」という判断もありです。
「その代わり電気代高いですよ」
「なら円高にしてよ」
「輸出企業の株価が落ちますよ」
「日本は内需国家だからいいんです」
「輸出企業=大企業におつとめの1500万人の給料が下がりますよ」
「内需5000万人の勤労者がなんとかします」
「なんとかできるんですか? 年金、介護、医療、インフラ補修等々でこれからいくらかかるかご存じですか?」
豊かさとはなにか? ロビンソン・クルーソーになる覚悟があるのかどうか・・・。次世代エネ技術が確立するまでは、原発エネも認めるしかないでしょう。
九電の判断は正解です。政府と責任政党なら当然の帰結です。
無責任政党の言い分などどうでもいいっす。いざというとき、SPEEDIの情報を隠蔽する連中に舵取りさせたら迷走するだけです。
さて、今日のメルマガでご紹介する本は「中国は腹の底で日本をどう思っているのか? 前編」( 富坂聰著・PHP・ 842円)です。
川内原発の再稼働。大賛成です。「欠陥だらけのGE製とちがって日本製だから大丈夫」というわけではありません。
いま現在の文明では、原発停止、コスト削減(電力代削減)、景気回復(産業界のコスト削減)の3つはまだ鼎立しないのです。
円高にはなります。2016〜17年の話です。オバマの次の大統領は米国債人気=ドル高にしたいところでしょうが、原油暴落=シェール革命の終焉で米国景気もいまの中国並みになるのではないでしょうか。。。
すでにヘッジファンドはどんどん消えています。シェール銘柄が次々に破綻しているからです。「利益率の高いシェールに再投資している」とする長谷慶先生のご託宣と真逆です。
某経済新聞は「先進国は縮原発に進む」と発表してましたが、ドイツと北欧だけですね。ドイツはフランスの原発エネをせっせと買ってます。北欧は水力発電のノルウェーからこれまたせっせと買っています。
エネが融通しあえるヨーロッパと日本は違います。日本の周囲にはノルウェーもフランスもありません。
日経新聞(2015年8月12日付)
周囲の中国は17基の危ない原発(パッチワーク型?)。今後、30基建設予定です。韓国は3.11のあと過剰反応で全停止(すでにすべて再稼働してます)。
もちろんアジアもアフリカも南米も原発にシフトしてます。コストが安いからですよ。地震も噴火も台風もありませんからね。いや、あったとしても新興国はシフトするしかないでしょう。経済戦争してるわけですから。
日本人は「知足民族」です。だから原発を止め、火力も止め、気まぐれな再生エネルギーに依存して、経済成長率をドッと下げるという選択もあります。
ものすごい技術革新で蓄電池技術、超伝導技術が具現化すると思いますが、これまた、産油国=アメリカの横やりで潰されるでしょうね。
こういう勢力と戦いながら、「現実派」はエネルギーを確保して、日々の生活、医療、教育、産業等々に貢献してきたわけです。日本人はバランスがとれていて、夢想家の政治家は相手にしません。
「いまのままでいいから原発止めてよ」という判断もありです。
「その代わり電気代高いですよ」
「なら円高にしてよ」
「輸出企業の株価が落ちますよ」
「日本は内需国家だからいいんです」
「輸出企業=大企業におつとめの1500万人の給料が下がりますよ」
「内需5000万人の勤労者がなんとかします」
「なんとかできるんですか? 年金、介護、医療、インフラ補修等々でこれからいくらかかるかご存じですか?」
豊かさとはなにか? ロビンソン・クルーソーになる覚悟があるのかどうか・・・。次世代エネ技術が確立するまでは、原発エネも認めるしかないでしょう。
九電の判断は正解です。政府と責任政党なら当然の帰結です。
無責任政党の言い分などどうでもいいっす。いざというとき、SPEEDIの情報を隠蔽する連中に舵取りさせたら迷走するだけです。
さて、今日のメルマガでご紹介する本は「中国は腹の底で日本をどう思っているのか? 前編」( 富坂聰著・PHP・ 842円)です。