2015年09月06日厳島神社探訪記(その1)

カテゴリー中島孝志の「日本伝統文化研究会」」

 今週は、原原行脚でおます。水曜日は、浜松で講演。その後、名古屋原原。翌日は大阪原原。そして博多原原。

 博多は特別ゲストです。奥村眞吾戦線のご登場です。日本でいちばん税務対策の本を出版されてます。一昨日までオーストラリアにご出張。ご存じの通り、あそこは相続税が廃止されたところです。こことロスと東京、大阪のオフィスを縦横無尽に駆け回っているのが奥村先生です。

 で、その翌日は出雲です。

 この間、出版社との打ち合わせが目白押し。単行本も少なくとも2冊は書く、つう約束してるんですけどね。。。経済本と中国古典の2冊でおま。

 さてさて。。。

 昨日、かねてより念願だった厳島神社に詣ってきました。といっても、昔、来てるんですけどね。ま、記憶がさらさらないんで、初めてのようなものです。

 前日、大阪で飲み過ぎました。大阪原原メンバーのHさんの顧問税理士S先生をプロデュースしなくちゃならなくなりましてね。で、S先生のセミナーに参加。終わってから上本町へ。あの「桂」ですよ。さすがに美味いね、ここは。

 おかげで朝から食欲無し。水とポカリばかりがんがん呑んでました。
 
 神戸から広島へ。朝9時集合ですからね。Hさんも同行。つうか、彼のゲストハウスに泊めてもらったわけで。。。新幹線乗ったら、なんと隣席が今日のガイド兼解説者のTさん。彼は本籍東京原原、現住所名古屋原原ですからね。名古屋から乗ったらしいっす。

 ま、鉢合わせですな。

 広島からJR乗り換えで宮島口へ。土曜ですからね。観光客と登山客。で、相変わらず、中国人、東南アジアの観光客多し。午後になると、アメリカ人多し。

 今回は、ひと言でいうと、「チカレタビ〜〜」。なんでかは、おいおいわかると思います。なんと万歩計で20000歩ですよ。しかもこの20000歩が半端無いのよ。

 さて、厳島神社(伊都岐島神社)は「いちきしまひめのみこと=神霊を斎(イツ)き祀る島の女性」という意味で、これが名前の由来だそうですね。

 ご祭神は「宗像三女神」。すなわち、市杵島姫命 (いちきしまひめのみこと)、田心姫命 (たごりひめのみこと)、そして湍津姫命 (たぎつひめのみこと)です。

 わが国では島そのものを神域と考える思想があります。沖縄がそうですね。島そのものが聖地ですから、本来、人が住んだり、参詣も許されていませんでした。
 「神の島」も呼ばれ、島全体がご神体ですわな。潮の満ち干する海岸に建てられた、世界唯一の神社でんな。


フェリーでわずか10分。

安芸の宮島でおます。


シンボルは海中にそびえる大鳥居。もち、世界文化遺産です。

 大鳥居(重要文化財)は日本三大鳥居の1つ。奈良の春日大社、敦賀の気比神宮の大鳥居ですね。




結婚式やってましたんや。

能舞台です。平舞台(国宝)は日本三舞台の1つ。


 社殿から廻廊を一通り拝見した後は、隣の大願寺(だいがんじ)へ。真言宗ですな。ご本尊は薬師如来。本堂には神仏分離令で厳島神社から遷された弁才天像(秘仏)など仏像がたくさん。


大願寺です。


日本三大弁財天の1つ。あとの2つは、江の島の江島神社はしょっちゅう詣らせて頂いてますが、もう1つは琵琶湖の竹生島にある都久夫須麻神社ですね。
 

第二次長州征伐で、勝海舟と桂小五郎が会談した書院です。