2015年11月24日ラスト講義はさすがに素晴らしかった。。。

カテゴリー中島孝志のスピリチュアル研究会」

 「今日、この話が聴けてホントに良かったです」
 スピ研に参加するためだけに大阪往復はちとしんどいな、と思ったそうですが、無理矢理、も一つ用事をつくって参加のモチベーションにした結果の発言です。

 もし用事をつくらなければ・・・もち、聴けなかったわけで。ゲスト講師とも会えなかったわけで。

 これが「ご縁」の霊妙なとこですな。不思議ですか? とても不思議です。「不可思議」つうのは数字の単位ですからね。無量大数の1桁手前です。思惟も論議もできないほど大きい単位つうことですな。

 しっかし、気づきの多い講義だったと思いませんか? 「遊び」が大切ですな。遊び。神遊びですな。「・・・あそばせ」つう雅な言葉。

 日本の歌舞宴曲など、そもそもは、天照大神が岩戸隠れ世界が闇になって神々は困り果てます。で、天の安河に集まって会議をした。で、アメノウズメ(『古事記』では天宇受賣命、『日本書紀』では天鈿女命)がストリップを賑々しく踊ったわけでしょ。で、八百万の神々が大爆笑。
 「なにやってんの?」と興味津々の天照大神が戸を少し開けると、「あなたより尊い神が生まれましたよ」とウズメは言う。「えっ」と外を見ようとした瞬間、天手力雄神が引っ張り出して、二度と戻らないように戸を閉めちゃった。で、再び世界に光が戻った、つうことですわな。

 神様に捧げるものなんです。神饌もそうですね。まずは神様に捧げるもの。相撲もそうです。大地を四股を踏んで固める。そういえば、まわしには幣がかかってますね。あれ、天照大神を引っ張り出すために仕掛けた道具の1つでもあります。

 今年、幣立神宮に詣りましたが、「天暗く、昼夜わかず、人道を失い、色別き難しかりき・・・」とあるのは阿蘇噴火による降灰現象だそうです。天照大神はこの天変地異を鎮めるために天の岩戸に籠もられた、とのこと。
 幣立神宮の森は豊かな湧水池に囲まれていまして、棚田の原始でもあります。ここの籾を民にシェアして救ったわけです。「天孫降臨」とは民の救済のことなんですね。

 さて、スピ研はスピ研メンバーにしてゲスト講師名もテーマも明らかにしませんが、写真だけアップしておきます。

 



 1年間おつきあいくだいまして、誠にありがとうございました。継続、留年希望の方がたくさんいらっしゃいます。参加したい、という方もたくさんおられます。さらに、なぜか、最近、ゲスト講師となりそうな霊妙なキーパースンたちと立て続けにご縁があります。今週来週もお会いします。ま、いつか再開するかもしれません(あれほど嫌がった「毒書倶楽部」も結局、忘れて再開したくらいですから)。

 風車 風が吹くまで 昼寝かな(広田弘毅)

 ご縁に感謝です。


 さて、今日のメルマガでご紹介する本は「 ヤクザと妓生が作った大韓民国」(菅沼光弘著・ビジネス社・1,620円)です。