2016年02月12日明日から「和倉温泉加賀屋さんツアー」です。
カテゴリー中島孝志の「日本伝統文化研究会」」
まあ、前乗りで今夜から入りますけどね。5時までプライベートの研究会がありまして、それが終わってから北陸新幹線に飛び乗ります。
つうわけで金沢着は夜8時58分。プチ宴会は9時15分。ごめんちゃい。
今日は、朝から超円高と世界同時株安=恐慌騒ぎでてんてこ舞いでしょう。アベクロコンビはなんとかせえ、とやいのやいのでしょうなあ。
こんなとき暢気に金沢、和倉などに行ってていいんでしょうか。ええのええの。わしら庶民は失うものなんてな〜んもないんじゃけえのう〜。。。
本音では円高のほうがいいんだしぃ。原油価格はますます下がりますよ。ホントは賃上げしてから円高つうシナリオだったんだけど。半年くらい遅らせてもらいたかったなあ。。。
「マイナス金利にしたんでしょ。金利が下がって、株価はあがるんじゃね?」
「ふつうそうなるよね〜。けど、イベントショックは円買い。結果、円高〜株安に動いちゃうの」
外為市場は株式の50倍超だもんなあ。株価より通貨がビビッドに動くわなあ。
貯めに貯めてきた366兆円もの対外純資産。世界一の低金利。円キャリでマネーは世界中に分散しとるわけで。なんつっても、年末年始、ドル指数の下落のほうが激しいわけで。日銀のマイナス金利つうサプライズも吹っ飛ぶくらいドル金利が暴落しとるわけで。
サプライズよりインパクトなんだわ。
「えっ、アメリカって金利上げたんじゃね?」
「上げたのは短期金利。長期金利はどんどん下がってますよ」
ざっと40バーも下がっとるんだもんね。円高になるのは当たり前。
「あたしもマイナス金利にしちゃうから」とイエレンが発言すれば円安株高になるけど、こうなるとホントにアメリカ、ヨーロッパの銀行は倒産します。アメリカ発世界恐慌になります。マーケットは利上げ後退を要求しとるんだわ。
通常、短期国債より長期国債のほうが人気があるのは利率が高いからだけではありません。
これから不況になるかもしれないと予測すれば、短期国債を購入してもすぐに満期が来てしまって買い直す必要が出てくるでしょう。しかし、そのときにはまだ不況から脱出できず金利が下がっているから、現時点の利率より低い金利の国債を買わなければならない。
その点、10年物の国債を買っておけば、不況が続いている間は買い換える必要がありません。つまり、長期国債に人気が集まるのは、「これから不況になる」と感じ取って資金を避難させているわけ。
いまの日本は長期国債の人気沸騰で、価格は上がり、金利は下がる一方ですよね。8〜9年物までがマイナス金利になっていますもんね。
国債の金利はマーケットで決まります。
需要が多ければ多いほど金利は低くなる。だから、長期国債にもかかわらず、短期国債よりも金利が低くなる=金利の逆転現象が起こっているのです。
金利とダウとの関係は、金利が上昇するとダウは上昇します。そして金利を下げるとダウも下落します。
一般的な経済理論ではちがいます。「金利を下げれば株価は上がり、金利を上げれば株価は下がる」とされていますが、この常識は現実の前には無力です。
ここらへん、東京原原ではお話しする時間がありませんでした。ほかの原原ではデータと数式とチャートで詳細に解説させて頂きます。そうそう、名古屋と大阪の特別講演会でやりまっしょい。
ところで、恐慌といえば、なんといってもあの人です。恐慌の神様です。こういう相場では驚異的な見通しをされるでしょう。お楽しみに。
さて、「日本独自の制裁」とかなり鼻息が荒いですけど、いえね。北朝鮮の水爆実験、ミサイル打ち上げに対するリアクションね。
どこが独自制裁なの? アメリカの命令でしょうが。見え見えだもんなあ。
10万円以下の、人道上、問題のないマネー以外は、送金禁止。北朝鮮国籍船以外でも香港などの第三国寄港船も入港禁止。原子力技術者の朝鮮人もNG。
つまり、「ヒト、モノ、カネ」のシャットアウトつうことなんだろうけど、これって、困るんじゃね。
日本の国益にとって、このなかでいちばん重要なのはなにか? なにもありません。つまり、どうでもええことばっかしなんよ。
では、いちばん重要なのはなにかっつうと、「情報」なんですね。インテリジェンスです。すべてシャットアウトしたら情報なんて入らなくなるでしょ。
実は、これがアメリカの狙いなのよ。北朝鮮と日本を直接やりとりさせたくない。勝手に平壌に飛んで拉致問題も含めていろいろ話されたら困るかんね。だって、アメリカは日本、韓国、北朝鮮、中国、ロシアに対しても、自分をはずされることがいちばんイヤなんです。で、ロシアと中国はアメリカ外しをするから大嫌いなんです。
10万円以下でも以上でも、どちらにしたって北朝鮮は痛くも痒くもありませんよ。
だって、そんなはした金どうでもいいんだもん。
北に送金するのはマカオとか香港とかのビジネスルートでしょ。日本とのマネーのやりとりはすべて貿易交易つう大義名分があんのよ。しかもNY連銀経由ロンドン経由スイス銀行着ではなしかしらん。
すべの金の動きはアメリカが押さえています。アメリカにはまだミサイル届きませんからね。安心してるはず。アメリカにとって、どうせ日本とか韓国のトラブルなんだもの。
利権なのよ、利権。仕事のできる部下が自分を蔑ろにしてばりばりやり出すと、バカな上司ほど苦虫を潰した顔をするのと同じ。「この野郎!」つうわけね。
それで罠に嵌められたのが角栄さんです。
その点、小泉さんはアメリカに愛されましたよねえ。息子さんのこともアメリカは大好きですよ〜。日本の財政改革をしよう、と勉強会なんぞを立ち上げて燃えてますね〜。税収増やせよ、ということでしょう。
税率アップと勘違いして財務省は喜ぶし、規制緩和と門戸開放で外資が儲けるルートをつくってあげればアメリカの資産家たちもウエルカムです。
忘れちゃならんのは、いまなお朝鮮戦争は続いてる、つうこと。「停止」したのは北と中国と国連でした。韓国は「国」と認められてませんでしたから、国連軍が出張ってきたし、国連代表が調印したわけです。米軍なしには北に滅ぼされていました。そしたら、困るのはだれか?
アメリカです。
日本を守るために半島のケンカに乗り出したまでです。この地政学的位置づけは永遠に変わりません。だからやっかいなのよ。日本は・・・。
水爆にせよミサイルにせよ、今年5月には36年ぶりに朝鮮労働党大会をすんでしょ。このとき、金正恩は第一書記から最高位「永遠の総書記」とかに就任すんじゃね。そのための「功績づくり」じゃね。
「わしらが倒れたら中国、韓国、日本も道連れじゃけ〜。おんどら困るんちゃうけ?」
完全に足下見られてますな。世界が恐慌になったら、北とかロシア、ギリシャがいちばん強いんじゃない?
大陸、半島、そして列島の関係史を勉強すると面白いですよ。
東京原原で2600年にわたる東アジアの戦争史を少し振り返りましたが、中大兄皇子止まりでしたね。3月は「パナソニック完全復活の真実」つう出版記念セミナーだし、5月は天才トーク芸人のコラボで「魂を揺さぶる表現力開発講座」だしぃ、6月のマーケを潰すか、7月の幸之助さんの講義を潰すか、来期にまわすか・・・どうすっかなあ。。。
ほかの原原では「まくら」無しでやります。詳しく聴きたい人はそちらに参加してね。桓武天皇くらいまでは辿り着けるかも。
さて今日のメルマガでご紹介する本は「進撃する相場の投資術」(今井澂著・フォレスト出版・1,728円)です。
つうわけで金沢着は夜8時58分。プチ宴会は9時15分。ごめんちゃい。
今日は、朝から超円高と世界同時株安=恐慌騒ぎでてんてこ舞いでしょう。アベクロコンビはなんとかせえ、とやいのやいのでしょうなあ。
こんなとき暢気に金沢、和倉などに行ってていいんでしょうか。ええのええの。わしら庶民は失うものなんてな〜んもないんじゃけえのう〜。。。
本音では円高のほうがいいんだしぃ。原油価格はますます下がりますよ。ホントは賃上げしてから円高つうシナリオだったんだけど。半年くらい遅らせてもらいたかったなあ。。。
「マイナス金利にしたんでしょ。金利が下がって、株価はあがるんじゃね?」
「ふつうそうなるよね〜。けど、イベントショックは円買い。結果、円高〜株安に動いちゃうの」
外為市場は株式の50倍超だもんなあ。株価より通貨がビビッドに動くわなあ。
貯めに貯めてきた366兆円もの対外純資産。世界一の低金利。円キャリでマネーは世界中に分散しとるわけで。なんつっても、年末年始、ドル指数の下落のほうが激しいわけで。日銀のマイナス金利つうサプライズも吹っ飛ぶくらいドル金利が暴落しとるわけで。
サプライズよりインパクトなんだわ。
「えっ、アメリカって金利上げたんじゃね?」
「上げたのは短期金利。長期金利はどんどん下がってますよ」
ざっと40バーも下がっとるんだもんね。円高になるのは当たり前。
「あたしもマイナス金利にしちゃうから」とイエレンが発言すれば円安株高になるけど、こうなるとホントにアメリカ、ヨーロッパの銀行は倒産します。アメリカ発世界恐慌になります。マーケットは利上げ後退を要求しとるんだわ。
通常、短期国債より長期国債のほうが人気があるのは利率が高いからだけではありません。
これから不況になるかもしれないと予測すれば、短期国債を購入してもすぐに満期が来てしまって買い直す必要が出てくるでしょう。しかし、そのときにはまだ不況から脱出できず金利が下がっているから、現時点の利率より低い金利の国債を買わなければならない。
その点、10年物の国債を買っておけば、不況が続いている間は買い換える必要がありません。つまり、長期国債に人気が集まるのは、「これから不況になる」と感じ取って資金を避難させているわけ。
いまの日本は長期国債の人気沸騰で、価格は上がり、金利は下がる一方ですよね。8〜9年物までがマイナス金利になっていますもんね。
国債の金利はマーケットで決まります。
需要が多ければ多いほど金利は低くなる。だから、長期国債にもかかわらず、短期国債よりも金利が低くなる=金利の逆転現象が起こっているのです。
金利とダウとの関係は、金利が上昇するとダウは上昇します。そして金利を下げるとダウも下落します。
一般的な経済理論ではちがいます。「金利を下げれば株価は上がり、金利を上げれば株価は下がる」とされていますが、この常識は現実の前には無力です。
ここらへん、東京原原ではお話しする時間がありませんでした。ほかの原原ではデータと数式とチャートで詳細に解説させて頂きます。そうそう、名古屋と大阪の特別講演会でやりまっしょい。
ところで、恐慌といえば、なんといってもあの人です。恐慌の神様です。こういう相場では驚異的な見通しをされるでしょう。お楽しみに。
さて、「日本独自の制裁」とかなり鼻息が荒いですけど、いえね。北朝鮮の水爆実験、ミサイル打ち上げに対するリアクションね。
どこが独自制裁なの? アメリカの命令でしょうが。見え見えだもんなあ。
10万円以下の、人道上、問題のないマネー以外は、送金禁止。北朝鮮国籍船以外でも香港などの第三国寄港船も入港禁止。原子力技術者の朝鮮人もNG。
つまり、「ヒト、モノ、カネ」のシャットアウトつうことなんだろうけど、これって、困るんじゃね。
日本の国益にとって、このなかでいちばん重要なのはなにか? なにもありません。つまり、どうでもええことばっかしなんよ。
では、いちばん重要なのはなにかっつうと、「情報」なんですね。インテリジェンスです。すべてシャットアウトしたら情報なんて入らなくなるでしょ。
実は、これがアメリカの狙いなのよ。北朝鮮と日本を直接やりとりさせたくない。勝手に平壌に飛んで拉致問題も含めていろいろ話されたら困るかんね。だって、アメリカは日本、韓国、北朝鮮、中国、ロシアに対しても、自分をはずされることがいちばんイヤなんです。で、ロシアと中国はアメリカ外しをするから大嫌いなんです。
10万円以下でも以上でも、どちらにしたって北朝鮮は痛くも痒くもありませんよ。
だって、そんなはした金どうでもいいんだもん。
北に送金するのはマカオとか香港とかのビジネスルートでしょ。日本とのマネーのやりとりはすべて貿易交易つう大義名分があんのよ。しかもNY連銀経由ロンドン経由スイス銀行着ではなしかしらん。
すべの金の動きはアメリカが押さえています。アメリカにはまだミサイル届きませんからね。安心してるはず。アメリカにとって、どうせ日本とか韓国のトラブルなんだもの。
利権なのよ、利権。仕事のできる部下が自分を蔑ろにしてばりばりやり出すと、バカな上司ほど苦虫を潰した顔をするのと同じ。「この野郎!」つうわけね。
それで罠に嵌められたのが角栄さんです。
その点、小泉さんはアメリカに愛されましたよねえ。息子さんのこともアメリカは大好きですよ〜。日本の財政改革をしよう、と勉強会なんぞを立ち上げて燃えてますね〜。税収増やせよ、ということでしょう。
税率アップと勘違いして財務省は喜ぶし、規制緩和と門戸開放で外資が儲けるルートをつくってあげればアメリカの資産家たちもウエルカムです。
忘れちゃならんのは、いまなお朝鮮戦争は続いてる、つうこと。「停止」したのは北と中国と国連でした。韓国は「国」と認められてませんでしたから、国連軍が出張ってきたし、国連代表が調印したわけです。米軍なしには北に滅ぼされていました。そしたら、困るのはだれか?
アメリカです。
日本を守るために半島のケンカに乗り出したまでです。この地政学的位置づけは永遠に変わりません。だからやっかいなのよ。日本は・・・。
水爆にせよミサイルにせよ、今年5月には36年ぶりに朝鮮労働党大会をすんでしょ。このとき、金正恩は第一書記から最高位「永遠の総書記」とかに就任すんじゃね。そのための「功績づくり」じゃね。
「わしらが倒れたら中国、韓国、日本も道連れじゃけ〜。おんどら困るんちゃうけ?」
完全に足下見られてますな。世界が恐慌になったら、北とかロシア、ギリシャがいちばん強いんじゃない?
大陸、半島、そして列島の関係史を勉強すると面白いですよ。
東京原原で2600年にわたる東アジアの戦争史を少し振り返りましたが、中大兄皇子止まりでしたね。3月は「パナソニック完全復活の真実」つう出版記念セミナーだし、5月は天才トーク芸人のコラボで「魂を揺さぶる表現力開発講座」だしぃ、6月のマーケを潰すか、7月の幸之助さんの講義を潰すか、来期にまわすか・・・どうすっかなあ。。。
ほかの原原では「まくら」無しでやります。詳しく聴きたい人はそちらに参加してね。桓武天皇くらいまでは辿り着けるかも。
さて今日のメルマガでご紹介する本は「進撃する相場の投資術」(今井澂著・フォレスト出版・1,728円)です。