2002年07月22日ねぇ、きみ

カテゴリー価値ある情報」

近頃、めっきり元気のない二大超大国


 アメリカのダウがどんどん下がってますね。

 不正経理という爆弾が破裂し、これが世界恐慌の引き金を引きかねないものだとは、だれも気づかなかったでしょうな。

 ダウが下がるということは、アメリカの株式マーケットから資金が避難していることを意味していますから、その分、東証に少しくらい来るものですが、そうはならない。日本は政治の体たらく、役人のサボタージュで、政治権力を換えないとにっちもさっちも行かない状態だと見抜かれています。

 となると、これは小泉さんが変わるまで株価は戻らないのではないでしょうか。

 政治、経済が不安になると、社会現象として変な事件ばかり発生します。

 おかげで、全国的にあちこちで「キレタ殺人事件」が激増してますね。


元気になれば何でもできる!

 さて、「一言よく人を生かし、一言よく人を殺す」といいますが、ふだん何気なく話していることが、知らず知らずのうちに誰かを傷つけたり、あるいは誰かを励ましたりすることが少なくありません。

 言葉は毒であり、薬でもありますね。いや、それ以上に、語る人間の霊性まで現れるものです。こころの優しい人は善良な言葉を吐きますし、悪意ある人は表面をどんなに繕ろおうとも言葉の端々にこぼれて出てきます。

 同じ言葉であるなら、落ち込んでいる人を元気に、迷っている人に勇気を与えるような言葉を吐きたいものです。

 人は言葉で励まされ、育てられます。温かい言葉を投げかけられて育った人間は、いつも人生を前向きにとらえる知恵を持っています。

 どんな医者や薬よりも真心から発せられた言葉ほど、人のこころを癒すものはないのです。

 この暑くて鬱陶しい季節、イライラ感が募る人は少なくないでしょう。一服の清涼剤として、次の言葉はいかがですか?





ねえ、きみ、お母さんを知ってるかい。

きみが生まれたとき、病んだとき

眠らずじっとそばにいて

心を痛めていたのがお母さんだ。



ねえ、きみ、お父さんを知ってるかい。

夜中に、どんなに遅く帰っても

きみの寝顔をそっとみて

黙って床についていたのがお父さんだ。



ねえ、きみ、友だちを知ってるかい。

平気でいつも楽しそうだけれど、

だれもがひとつ以上の悩みをかかえ、

こらえながら頑張っているのが友だちだ。



ねえ、きみ、自分を知ってるかい。

たとえ勉強やスポーツが苦手でも

かならず二つ三つは自慢できるものがある。

それに気づいていないのが自分なんだ。



ねえ、きみ、生きるって知ってるかい。

きみの中にある、その自慢できるものを

どれでもいいから輝かせてごらん

それがきみにとっての生きることなんだ。



ねえ、きみ、生命(いのち)って知ってるかい。

きみがもし死んだら、親も友だちも泣く。

かけがえのないタカラモノだから

生きられるだけ生きてこそ生命なんだ。



ねえ、きみ、未来って知ってるかい。

どうなるかわからないこれからを

きみの知恵と力できりひらく

そのわくわくする冒険が未来なんだよ。



 この詩、どうだろ?