2017年02月02日新潟原原番外編・・・福島のそば処山都の伝承そばは絶品でした。
カテゴリー中島孝志の美食倶楽部」
てなわけで、先週の福岡空港はピーカン。で、翌日の新潟原原の日もピーカン。あれれ、そんなに雪ないじゃん。
「市内も30センチ積もってますから長靴で」と聞いてたんだけど、3日くらい前から暖かくなっちゃって溶けちゃったのね。
で、翌朝のレポです。
1月の東京原原は2次会無しにしたんす。その分節約して2月度にふぐ食べよう、って。けど、結局、10数人残ってましてしかたなく隠れ家にご案内。
「大人の休日倶楽部使えば、4日間乗り放題。指定も6回までは取れるんです。東京から新潟、福島、青森に行くんだって15000円で済んじゃう」
「ふ〜ん」
「新潟から会津若松に行きますから」
「会津かあ。昔、行ったなあ。飛露喜でも飲むかな」
つうわけで、その場にいたメンバーで新潟-会津ツアー決定。プラス名古屋のメンバーもいるしー。。。
ところがだ。「札幌雪祭りも参加するしぃ、雪はそっちで見ます。3月の新潟オーラスに参加します」つう伝言を託して言い出しっぺが来ない。
人生てのは面白いっすね。言い出しっぺがひと言いわなきゃ、私の会津ツアーはなかったわけ。。。
朝、新潟駅集合。そんじゃ、まあ、会津若松の方向にいきまひょうか。つうと磐越西線なわけか。
驚きましたよ。新潟駅からわずか10分内陸に入るだけで豪雪ですよ。一面雪。道路もなにもありません。すべて雪。さすが雪国新潟だわな。
白い世界に黒いジャケットはただでさえ目立つのに、その男はミラノのショーウインドーから飛び出てきたような、日本人離れしたスタイルと容貌で、いやでも浮き上がって見えた。
「寒いわ、ヒロシさん」
「志麻さん、雪国は寒いものだよ」
「真っ白ね」
「あなたの肌のようだ」
「・・・よして。恥ずかしい。でも、嬉しいわ」
「寒ければこうしよう」
ひな鳥を温めるように優しく、そしていとおしく、男は女を胸の中に引き寄せるのであった・・・ハマのタチヒロシ。
快速あがのに乗ります。
あがのという通り、阿賀野川に沿って進むわけね。実は、新潟ー福島つうのは一本道でしてかなり近いんすよ。高速もあるようですしね。
市内に温泉はない(新潟は潟ですから)けど、内陸部に少し入ると温泉だらけ。ええのー。
ずっと外を見てました。会話はいらないな。観光客が車内から写真を撮るのが見えます。
「志麻さん。どこまでついてくるの?」
「決めたの。あなたについて行くって」
「♪罪なやつさ、Ah PACIFIーーーC♪」
喜多方でラーメン食べるつもりなのよ。3杯くらいはいけるんちゃうか・・・なんて話してたんすけど。
次、山都? そう、山都かーー。うん、決めた。ここで降ります。
「なんかあるんですか?」
「そば」
「やってますか、こんなに早く」
「大雪で日曜日。やってるはず」
このへんは寒暖の差がものすごいのでそばが名産なのよ。で、農閑期にそばを出す農家が40軒くらいあんの。みな独特でしてね。十割そばです。これからのシーズンは寒晒しそばかなあ。めちゃ美味いのよ。
スイカ使えません。ばあさんが自宅兼駅舎を管理してるみたいっす。
農家は10時半ー11時スタートとのこと。けど、「町でやってる伝承館も美味しいですよ」だとさ。
想像以上に美味しいじゃないっすか。驚きました。
伝承そばは田舎そばつうか、太めで硬いそば。ふつうのそばは細切りです。
天ぷらもさらっと揚げてますな。地の野菜がいいねえ。
今日はそば打ち3段の名人が担当。
突然の訪問でしたけど、大当たりっす。ここは「飯豊とそばの里」で知る人ぞ知るなのよ。
3月18ー19日は「会津山都寒晒しそばまつり」があるんだとか。チケット制(要予約)だって。すごいねえ。17日は博多原原でしょ。19日なら行けるかも。新潟は酒の陣が有名ですけど、福島はそばとラーメンの陣だわな。
つうわけで、これから喜多方のラーメン探訪っす。。。
さて、今日の「通勤快読」でご紹介する本は「日本の武器で滅びる中華人民共和国 後編」(兵頭二十八著・907円・講談社)です。
「市内も30センチ積もってますから長靴で」と聞いてたんだけど、3日くらい前から暖かくなっちゃって溶けちゃったのね。
で、翌朝のレポです。
1月の東京原原は2次会無しにしたんす。その分節約して2月度にふぐ食べよう、って。けど、結局、10数人残ってましてしかたなく隠れ家にご案内。
「大人の休日倶楽部使えば、4日間乗り放題。指定も6回までは取れるんです。東京から新潟、福島、青森に行くんだって15000円で済んじゃう」
「ふ〜ん」
「新潟から会津若松に行きますから」
「会津かあ。昔、行ったなあ。飛露喜でも飲むかな」
つうわけで、その場にいたメンバーで新潟-会津ツアー決定。プラス名古屋のメンバーもいるしー。。。
ところがだ。「札幌雪祭りも参加するしぃ、雪はそっちで見ます。3月の新潟オーラスに参加します」つう伝言を託して言い出しっぺが来ない。
人生てのは面白いっすね。言い出しっぺがひと言いわなきゃ、私の会津ツアーはなかったわけ。。。
朝、新潟駅集合。そんじゃ、まあ、会津若松の方向にいきまひょうか。つうと磐越西線なわけか。
驚きましたよ。新潟駅からわずか10分内陸に入るだけで豪雪ですよ。一面雪。道路もなにもありません。すべて雪。さすが雪国新潟だわな。
白い世界に黒いジャケットはただでさえ目立つのに、その男はミラノのショーウインドーから飛び出てきたような、日本人離れしたスタイルと容貌で、いやでも浮き上がって見えた。
「寒いわ、ヒロシさん」
「志麻さん、雪国は寒いものだよ」
「真っ白ね」
「あなたの肌のようだ」
「・・・よして。恥ずかしい。でも、嬉しいわ」
「寒ければこうしよう」
ひな鳥を温めるように優しく、そしていとおしく、男は女を胸の中に引き寄せるのであった・・・ハマのタチヒロシ。
快速あがのに乗ります。
あがのという通り、阿賀野川に沿って進むわけね。実は、新潟ー福島つうのは一本道でしてかなり近いんすよ。高速もあるようですしね。
市内に温泉はない(新潟は潟ですから)けど、内陸部に少し入ると温泉だらけ。ええのー。
ずっと外を見てました。会話はいらないな。観光客が車内から写真を撮るのが見えます。
「志麻さん。どこまでついてくるの?」
「決めたの。あなたについて行くって」
「♪罪なやつさ、Ah PACIFIーーーC♪」
喜多方でラーメン食べるつもりなのよ。3杯くらいはいけるんちゃうか・・・なんて話してたんすけど。
次、山都? そう、山都かーー。うん、決めた。ここで降ります。
「なんかあるんですか?」
「そば」
「やってますか、こんなに早く」
「大雪で日曜日。やってるはず」
このへんは寒暖の差がものすごいのでそばが名産なのよ。で、農閑期にそばを出す農家が40軒くらいあんの。みな独特でしてね。十割そばです。これからのシーズンは寒晒しそばかなあ。めちゃ美味いのよ。
スイカ使えません。ばあさんが自宅兼駅舎を管理してるみたいっす。
農家は10時半ー11時スタートとのこと。けど、「町でやってる伝承館も美味しいですよ」だとさ。
想像以上に美味しいじゃないっすか。驚きました。
伝承そばは田舎そばつうか、太めで硬いそば。ふつうのそばは細切りです。
天ぷらもさらっと揚げてますな。地の野菜がいいねえ。
今日はそば打ち3段の名人が担当。
突然の訪問でしたけど、大当たりっす。ここは「飯豊とそばの里」で知る人ぞ知るなのよ。
3月18ー19日は「会津山都寒晒しそばまつり」があるんだとか。チケット制(要予約)だって。すごいねえ。17日は博多原原でしょ。19日なら行けるかも。新潟は酒の陣が有名ですけど、福島はそばとラーメンの陣だわな。
つうわけで、これから喜多方のラーメン探訪っす。。。
さて、今日の「通勤快読」でご紹介する本は「日本の武器で滅びる中華人民共和国 後編」(兵頭二十八著・907円・講談社)です。