2017年05月27日「マンチェスター・バイ・ザ・シー」

カテゴリー中島孝志の不良映画日記」

 今日はこれから新潟原原です。相変わらず東京から乱入するメンバーもいるようで。。。


「リパー・ランズ・スルー・イット」つう映画がありましてね。もち、DVD持ってますし、たまに探して観てますけどね。なんか、ああいう雰囲気なんだよなあ。。。

 封切りしたばっかなんでネタバレは避けたいとこだけどね。

 心に深い傷をもってる人ばかり。まあ、だれだってそんなもんですよ。会社で怒鳴り散らしてる部長さんだって大病を患ってる奥さんを抱えてたり、自閉症の子どもで悩んでたりするわけでね。心の中なんてだれもわかりません。

 わかったらもっと優しくなれる? そんな優しさなんてかえって不要なんだよね。ホントの優しさは触れないこと。忘れること。ふだん通りに扱うこと。ま、これが難しいんだけど。ガラス扱いされるとガラスになってしまうから逆効果だと思うな。

 マンチェスター・バイ・ザ・シーてのは、先頃、テロがあったとこの近くなんだろね。



 あそこだけには行きたくねえ。。。いい想い出がないんだよ。けどさ、よりによってこのオレが兄貴の忘れ形見の後見人に指名されちゃったんだよなあ。甥っ子とうまくやっていれる自信なんてないし。この街ではどこに行ってもオレをガラス扱いするんで息が詰まりそうだよ。早くボストンに戻りたい。ここでは生きられない。。。

 人生逃げ場なし。たしかにそうですけど、エネルギーのない時はシェルターでちょっと休む、つうのはありだと思うね。いつもいつも気を張ってたらプツンと切れてしまうもん。ダラッとしててもダメだけどね。騙し騙しでいい塩梅が長続きのコツだと思うんだけどね。