2017年06月23日京都は六角堂に法金剛院にまたまた妙心寺 その3 桓武天皇陵と明治天皇陵に参拝してまいりました。。。

カテゴリー中島孝志の「日本伝統文化研究会」」

 明日は新潟原原。メンバーはご参集のこと。。。

 さて、地下鉄御池から京都まで10数分。横浜に戻って仕事しよ。それにしても今日は暑いっす。空梅雨なんでまで助かってますけどね。 

 電車。ん? 奈良行き? 近鉄と繋がるわけ? 路線図を見てますと・・・桃山御陵前。
 う〜ん、明治天皇 伏見桃山陵、桓武天皇 柏原陵・・・だわな。、


近鉄桃山御陵前駅から一本道。ずっと上り坂です。

 山全体が陵ですからね。広い広い広い。
 元もと、この近所には巨椋池という巨大な池がありました。近鉄には字は違いますが「小倉」という駅もありますしね。石清水八幡宮が池畔にあたりましたんや。
 京都から宇治に入る時、明治天皇が御陵にご指名されたらしいですね。
 もちろん、ここは伏見城だった処です。ですから、参道には伏見城に使われていた石がそこかしこにあります。

 ここからは大阪が一望できます。つまり、京の警護にはベストポジなんすよ。宇治川、鴨川、木津川、桂川が淀川へと流れ込む流通の要所でもあります。
 地政学的に秀吉は城を建てたわけです。

 桃山ゆうのは、江戸時代にここへに桃が植えられたからですね。
  

左に行けば柏原陵、右に行けば伏見桃山陵。


桓武天皇 柏原陵です。


 柏原陵まで1.5キロ? 伏見桃山陵の参道に戻るだけでも1.5キロ。


明治天皇 伏見桃山陵です。



一望できますわな。

 ここからさらに進みますと伏見桃山東陵です。急なループです。そのまま抜けてもいいんですけど、参道を戻ることにします。駅に行かなあかんしぃ。


昭憲皇太后 伏見桃山東陵です。

 伏見桃山陵に行くならタクシーで坂下まで行き、そっから230段の階段をあがったほうが楽かも。ま、縦移動が好きか横移動が好きかですけど。


私はいちばん長い距離を選んで歩きました。いろいろ思考してましたけどいつの間にか空っぽ。汗びっしょり。靴は真っ白。頭も真っ白。

 ウォーキングの人が多いですねえ。このくそ暑い中、細かい砂利道をよー歩きまんなあ。人のことはいえんけど。。。あとね、歴女つうのか陵女つうのか、1人で陵墓を見て回るうら若き女性が何人かいらっしゃいました。すごいっすよ。これ、なかなか微妙ですけどマツコさんの番組で取り上げたらいいね。

 まあ、陵ははっきりしてないのよね。醍醐天皇のように醍醐寺がきちんと記録を残してる処は確定してますけど、ほとんどが「治定」でしょ。宮内庁も発掘調査させればいいのに、頑としてさせないからね。やばいのでも出てくるからかしらん。鬼のクビでもとったかのように調子にのる連中もいますからね。

 けどさ、元もと半島は日本が支配してたわけで、半島から文化が列島に流れてきたわけではありませんよ。

 さてさて、近鉄桃山御陵前駅のガード下になんともよさげなラーメン屋さん発見。「焼豚鉢一面入 特製ラーメン」つう看板が出てるのよ。さすがに蕎麦食べてお腹一杯なんでパスしたけど。
 駅下だかんね、次回来よっと。。。


 さて、今日の「通勤快読」でご紹介する本は「スクリプターはストリッパーではありません 後半」(白鳥あかね著・3,024円・国書刊行会)です