2017年07月13日10月危機の現実性。。。

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 忘れないうちに・・・明日は博多原原です。今回から場所が変わりますので要注意。隣のビルです。左の博多原原コーナーをクリック。地図を確認しといてね。

 で、今回も午後6時から「投資研究会」を開催します。テーマは「10月危機で17000円?23000円? どっちやねん?」(使用パワポ108枚)を60分で解説します。



・歴代大統領初年度の株価
・肩すかしのトランプラリー
・6月9日ダウ最高値、ナス暴落の意味
・16年12月1日もまったく同じ
・年内また起きる!
・ドラッケンミラーの復活
・日銀出動が効いている



・フィリップス曲線 失業率は改善していない
・消費が弱い理由
・家計負債は12兆ドル
・小売りの身売り
・FRBと対立するトランプ
・FRBを取り込めるか
・ハト派FRBがタカ派に変わった理由
・まさかの金からまさかのビットコイン
・インフォテリア株価研究



・VIX上昇
・債務上限問題は9月末に再燃する
・2011年、2013年の悪夢再び?
・安倍政権よりも黒田後継!
・親方日の丸、クジラに続くゆうちょ資金
・タネ銭100万円が1億円になるまで3年2カ月!
・・・なんたって108枚なんでね。



 で、大阪原原メンバーからも強くリクエストを頂戴しましたので、来週20日(木)、大阪原原でも今回だけは午後6時スタートで「投資研究会」を開催します。関心のある方、暇な方は早めにどうぞ。

 さて、北朝鮮が世界に向けて、「みなさん、今日は注目してください。重大なことです!」と報道。いったいなにかというとICBMの打ち上げだ、とのこと。
 もし藤井聡太四段が連勝していたら日本のメディアはこの報道をスルーしてたかもしれませんな。

 いまや、国民の関心は加計学園、見栄晴次官、そして松居一代さんのようで、「もっと揺さぶりたい」と考えている北朝鮮としてはのれんに腕押し。
 「日本人はどうなってまんねん? ミサイル撃ち込んでもなんの反応もあらへんでー」

 それにしてもミサイル発射予告というのは解せませんう。軍事機密でっせ。いまだ未完成。いわば中間報告。「もうすぐ完成しまんねん。核保有国になりまんねん」つう前宣伝。

 しかししかしかし・・・核を保有したら今度はどうすんのー? 
 アメリカを核攻撃するつもり? 「言うこと聞きますから核攻撃はやめて!」とトランプが言うはずありません。「撃てるもんなら撃ってみろ。100倍返しだ!」と半沢直樹でしょ。

 私が金正恩なら段階別にアプローチしますね。まず韓国を核と謀略で併呑する。いまの大統領ならビッグチャンス。選挙で合法的に呑み込んでもいい。それから日本を核で脅かして併呑する。竹島とか尖閣、沖縄なんてせこいこと言わない。列島をすべて頂戴する。核でね。

 レンホーさんなら喜んで差し出すかもしれんし、「中国じゃないなら嫌だ」というかもしれんけど。北の拉致犯と仲の良いカンチョクトさんが首相だったら進んで差し出すかもしれんな。いずれにしても、護憲=憲法9条のためなら平気で献上するバカな政権でないことだけを祈ります。

 習近平が金正恩を止められるはずがありません。金正男に乗り換える謀略を知るや、叔父(張成択)と兄(金正男)を「処刑」。そもそも北朝鮮の核とミサイル開発を止めないからこそ、アメリカは中国に譲歩してくれるわけで、「北朝鮮問題」が解決したら次は中国に的を絞ってくるはずだもんね。

 為替操作、マネーロンダリング、ダンピング、東と南のシナ海、台湾、人権など、トランプにはくわないことばっり。習近平もわかってるからサボってきたわけ。

 ITセクター暴落の仕掛け人ドラッケンミラーはトランプの思惑と利害が一致したのでしょう。「ロシアゲート問題で騒ぎ立てるとIT銘柄を潰すぜ」「おまえら(民主党、共和党の反トランプ勢力)のスポンサーだろ?」ってね。

 この日(6月9日)にある金融法案が下院を通過しました。上院でどう修正されるかわかりませんが、もし成立したらアメリカにバブルが再来するかも。

 優柔不断で石橋を叩いても渡らないイエレン(FRB議長)が今年になって、「利上げは3回」「もしかしたら4回」「早ければ来月からテーパリング(資産収縮=邦貨500兆円もの資産を縮小=放出する)」と突然イケイケ。
 「(来年2月任期切れの)イエレン再任はありえない!」と選挙中からトランプは発言してました。イエレンは「辞めさせられる前に金利を正常に戻す」と考えています。

 けど、実はアメリカの失業率は改善してません(統計データはいくらでもつくれますから)。若者の失業率は酷いモノです。世界から米軍を撤退させたらさらに失業率はアップします。
 家計は借金で膨らんでいます。ですから、トランプはホントは利上げ反対。ドル安賛成。株安、商品安(金下落)に加えてドル高になったらブラックマンデーの再来だもん。

 いま水面下でトランプはFRBと大げんかです。

 気になるのとは、3月15日にも触れましたが、オバマから先送りされた「債務上限引き上げ問題」です。9月30日が限度なのよね。
 法律そのものを廃止するか、上下院と交渉して限度額を引き上げなければ、連邦政府の行政は止まります。警察や軍隊、消防は動きますけど、図書館は閉鎖されるかも。

 上下院はトランプを揺さぶるためにやることなすこと反対します。議会とどう折り合いをつけるかですね。ヘタすっと2011年と13年の悪夢=ダウ暴落の再演です。

 債券暴落のはずだけど株式市場を犠牲にすんだよなあ。

 さて日本ですが、メディアはじり貧野党、面従腹背次官と一緒に「加計・森友問題」で大騒ぎ。トランプ弾劾騒ぎとタイミングを合わせて仕掛けられてますな。日本のメディアごときにできる仕業ではありません。もっと大きな勢力が仕掛け、その命令で動いてるはず。

 トランプと安倍さんが失脚させたい勢力って?

 この際、安倍首相は内閣改造後、年内に解散総選挙に打って出ることです。「年内解散はありえない」と御用コメンテーターたちは発言してますけど、年内に解散されたら困る連中の三百代言でしょうね。英国のEU離脱もトランプ当選も読めない連中ですから聞くこたない。

 小泉進次郎さんを大臣に抜擢するなんてレベルではぜんぜんダメ。ポイントはずっと言ってるように、維新の橋下徹前代表を先頭に立て、当選後、自民党は橋下さんを首相にすべく全面バックアップする、と公約に掲げて闘えばいいんです。話題をかっさらう。「風を吹かせる」とはこういうこと。
 都議会選挙で自民党を見捨てた公明党も勝ち馬に乗ろうと、国政はやっぱ自民と組むはず。かつての「新自由クラブ」をつくればええのよ。

 やっぱ、大きな力としては、トランプと安倍さんをロシアのプーチンとどうしても近づけたくない勢力がなんやかんやとチャチャ入れてまんな。するてえと、中国? それとも軍産複合体=ネオコン? どなんかなーー。詳しくは原原でお話します。


 さて、今日の「通勤快読」でご紹介する本は「いま〔世界と日本の奥底〕で起こっている本当のこと」(ベンジャミン・フルフォード・リチャード・コシミズ・飛鳥昭雄・板垣英憲・志波秀宇・菅沼光弘著・1,999円・ヒカルランド)です。