2017年09月29日小池百合子都知事はゼッタイ国政に鞍替えする!

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 忘れないうちに・・・ご案内している通り、10月度は博多原原と大阪原原がゲスト講師による特別講義です。
 
★博多原理原則研究会 特別講義★
■日 時:17年10月6日(金)午後7時〜
■ゲスト:伊東秀廣先生
■テーマ:「大暴落こそ大チャンス!
 私のサバイバル投資術を指南しよう!」
■会 場:福岡朝日ビル特別会議室




★大阪原理原則研究会 特別講義★
■日 時:17年10月12日(木)午後7時〜
■ゲスト:池田整治先生
■テーマ:「いまいちばんお伝えしたいこと」
■会 場:コンファレンスプラザ大阪御堂筋







 
★ほかの原原から参加される方はメルヘンよろしく。席、用意せなあかんねん。二次会も参加するかどうか知らせてね。てことなので、私の「まくら」はありません。


「百合子の乱再び」で、民進党は選挙前に解党しちゃいましたー。「自民党+小池新党=改憲政党」の目的はこれで達成! 選挙する意味あんの?

 「やっぱりやーめた! ごめんねごめんねー」って安倍さん言ったらおもしろいやろなー。

 さて、女王蜂は働き蜂の選別に余念がないようで。丸呑みしてもええけど、破綻状態の民進党じゃーね。
 けど、「枯れ木も山のなんとか」ゆうでしょ。御輿をかつぐ奴は多ければ多いほどええのんよ。小泉チルドレン、小沢ガールズ、小池ガールズよろしく、ブームになるときは「枯れ木」が必ず集まるものなのよ。

 自公は都議選に続く「小池ブーム再演か」と戦々恐々の様子ですけど、来年の今頃やるよりはベターだったんじゃね。選挙は水もんですからね。やってみるまでわからんよ。日本人てすぐ忘れちゃう民族だけど、民進党が信頼できないってことは記憶に新しいと思うのよ。



 で、結論。小池さんは都知事を辞めます。そして国政に鞍替えします。

 1年足らずで? はい、なにか問題でも? あの欲張りがこんなチャンスを放っておくはずないもん。どんなにやいのやいの非難されようとカエルの面になんとか。テレビで鍛えた「つくり笑顔」で、「お言葉ですが、首相という立場のほうがオリンピックも待機児童も築地の問題もずっと解決しやすくなるんです。高い見地から考えてそう決断いたしました。応援してね」とケムに巻くと思うな。

 銀座でン十年つうベテランママと同じ。笑顔をけっして絶やさない。けど瞳の奥ではしたたかに計算しとりまんねんでー。自公や記者連中に突っ込まれたら、「お勉強させて頂きます」と応えときゃええわな。

 それじゃ『黒革の手帖』やんかー? ま、同じ匂いがします。

 今回の件、安倍さん、解散総選挙はやりたかないけどしょうがねえ。アメリカの指示ですからね。「すっかり騙された」と思ってるかも。

 それでも小池さんの方が想定外。青天の霹靂ですよ。泥縄だもの。民進党が東芝状態だったからすり寄ってきただけのことでね。あの党が詰んでるのはとっくにわかってたわな。

 細野センセなんて誘い水。小池さん、前世は食虫花かしらん。もしかすっと、幻の山尾幹事長が小池首相生みの親となるかもしれんわな。

 ホントは、「オリンピック」つう国際舞台でしっかりパフォーマンスを演じ、2020年開催直前に辞任。聖火を受け取りに行って、そのまんま「希望の党」を率いて選挙に突入。比較第一党の党首として首相就任・・・そう描いてたはず。

 ならば、都知事として任期一杯やるのか、と言えば、そんなこたない。「運命と覚悟して、一世一代のチャンスに賭けてみたいと思います」とシラっと発言するはず。



 なんたって、ご本人が国政に出馬せんと困ることが多すぎるわなー。リスクを計算すっと都知事辞任のほうが得なんだわー。

1小池新党が比較第一党になったら首相はだれがやんの?
 その首相は小池さんが国政復帰しても禅譲なんてしませんよ。しないどころか、制御不能になります。鳩山さんを裏切ったカンチョクトなんて典型でしょ。消費税凍結なんて言って財務省が世留守わけないじゃん。
2表紙は小池百合子でも中身は「民進党」じゃね?
 民進党の信頼の無さは致命的。民進党のセンセが大臣になると考えただけでぞっとします。呑めば呑むほど民進党色が濃くなるし、呑まないと「枯れ木」も減るしなあ。  
3内ゲバ体質の連中が「都知事」の指示など聞くはずないもん。
 全共闘世代なのかねえ。人の足引っ張るの得意そうな人ばっかだもんなあ。

 つまり、小池さんの賞味期限があまりにも早く切れちゃって、とてもオリンピックまでもたない。だから・・・いつ出るの? いまでしょ! まあ、そうなりまんねん。

 もし小池さんが首相になったらどうなるか? 株価は暴落します。けど、1か月もしないうちに回復します。企業収益がいいからねー。来年からはウルトラCでダウはさらに高騰すると思う。円安基調ですもん。

 だから小池様々となるかもしれません。

 北朝鮮とアメリカとの本格的な戦争もないしぃ。アメリカを除く4か国の合意できてるからね。

 では、小池百合子首相バンバンザイか、つうと、賞味期限切れがあります。こういう手合いは。パフォーマンスだけだもん。政局大好き。政策音痴。

 なにより大きいのは2019年から日銀の資産縮小が本格的に始まる点。世界中で量的緩和してくれる中央銀行が消える、つうこと。長期金利上昇。株価暴落。世界中の中小型バブル崩壊。

 早い話が不況になるわけです。この人では乗り切れません。

 小池さんはオリンピック後に首相になるつもりだったのに辞任せざるをえなくなります。その後、またまたまた安倍さんの登場になるかもよ。

 憲法改正問題もその頃にはヒートアップしてるでしょう。言い換えれば、北朝鮮問題もヒートアップしてるということです。小池百合子首相が改憲発議するかもしれません。

 けど、民進党にそんな人材いますか? 日本新党崩ればかりじゃないっすか。

 今回の小池野党糾合選挙。安倍さん、結果オーライちゃうの。
 小池さんが民進党という「不良債権」を丸呑みすればするほど、戦いやすくなります。「希望の党の正体は民進党やでー!」と訴え続ければいいからね。
 北がミサイルばんばん撃ち上げてくれれば、さらに安倍さんに有利に働きます。

 メディアは自民敗北=安倍失脚を盛んに吹聴してますけど、小池ブームが投票日までもつかどうかわからんよー。


 選挙と株価のふかーーい関係については月曜日に少し。マネー誌は「解散は買いだ!」とデータを参考に強気ですけど、上がるには上がる理屈、下がるには下がる理屈があんのよね。データはデータ。盲信したら痛い目に遭いかねませんよ。
 原原では「まくら」できっちりお話します。ブログでは丁寧な解説はできんけどね。できる限りわかりやすく説明しまひょ。

 そうか、博多と大阪はゲスト講師やったなあ。ま、いっか。


 さて、今日の「通勤快読」でご紹介する本は「僕の会社にもっと来なさい。」(鷲見貴彦著・1,404円・マガジンハウス)です。