2018年01月03日罠と知っていても乗るしかない文在寅。

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 金正恩の発言をどう読むか。
 「代表団を派遣する用意があり、南北当局がすぐに会うこともできる」

 文在寅さんは大歓迎。「南北融和」を演出できますからね。

 けど、梯子を外されますよ。

 これ、時間稼ぎ。この間、米韓軍事演習止めてもらえるかもしれんし、おとなしく選手団派遣したら、演習が本番にならんで済みそうやし。この間、せっせとミサイルの手入れとか固定燃料化、発射台運搬車の整備とかできるしね。



 パラリンピックが始まる前になんかやるんとちゃう。で、トランプが先制攻撃。



 金正恩の罠と知ってても文在寅は乗るしかない。だって、南北融和を公約に掲げてたの、この人だもん。「軍事演習延期してもいいっすか表明」にしても、金正恩にすっかり足下見られてますな。

 とても仮想的国との交渉ごとではありません。「どうせ他人事」「対岸の火事」とは地政学的に言えないのが日本の弱みですな。




 さて、今日の「通勤快読」でご紹介する本は「北朝鮮 核の資金源「国連捜査」秘録 中編」(古川勝久著・1,836円・新潮社)です。