2018年03月08日「宣戦布告」
カテゴリー中島孝志の不良映画日記」
「自衛隊は出てくるか?」
「出てきません。首相は弱腰ですから」
「ならば、長引かせた方がいいな」
問題を長引かせて社会不安にする。政治を揺さぶる。野党をけしかける。戦争するぞ、と脅迫する。
北朝鮮ですな。ああいう、なにも失うものがない「ならず者国家」は強いっすよ。日本はもちろん、アメリカですら及び腰。
なぜなら「被害」が出るからね。同じ人間だけど「命の値段」が違います。現実的にはね。裕福な国(国民)は金持ちケンカせずでカネで済むならさっさと片付けたい。
そこを狙われる。
狙われるヤツより狙うヤツのほうが圧倒的に強い。戦力は関係ない。ベトナムでゲリラ戦で負けた米軍を見ればよくわかります。枯れ葉剤を撒き散らすしかなかったのも米軍が追いつめられていたからでしょ。
民主主義てのは面倒くさいのよ。この映画でよくわかるのは、日本てのは防衛省も自衛隊もいりますけど、いざ、戦争となったら、法律的に許されることはなにもなかった、ということ。敵を殺したら刑法の殺人罪に問われます。タマが誤って民間人にあたったらり、これまた刑法で裁かれます。
軍法がないもん。自衛隊法、あれは軍法ではありません。それが証拠に、軍法会議がありません。普通の裁判所で裁かれるから、自衛隊員は戦えませんよ。
バカな国です。そんな自嘲的な発言、つぶやきがあちこちに出てきます。
このバカさ加減を解消したのが安倍さん。中国と朝鮮そしてアメリカから命令されて、「戦争できない国」にわが国を留めておこう、と暗躍してるのが一部の野党ですね。
国を守り、国民を守るより、憲法を守りたい連中です。何度も言うけど、ミサイル何発か見舞われないとわからんだろうな。
いちばん重要なのは、「守ろう」という強い意思なのよね。能力でも法律でもなく「意思」が重要なのよ。
その点、アメリカはいままで裏で戦争ばかりしてきてるし、国家に代わる「戦争代行組織」もつくってきましたから、いつでも、どこでも、だれとでも戦争できるんすよ、あのISにしてもそうですし、戦争の犬たち=傭兵会社、軍事会社もたくさん用意してありますしね(ウクライナ東部で戦争してるのはそういう連中同士ですから。商売だから戦争終わんないのよ)。
どうしてこんな代行組織をつくったかというと、中ロが拒否権発動するから、アメリカは好き勝手に動けないからですよね。
原油決済通貨をドルからユーロに替えようとしたサダム・フセインに言いがかりをつけて潰した時だって、だれも賛成してくれず、世界で真っ先に賛成したのは小泉純一郎というアメリカ利権の代理人だけでした。
警察のSAT隊員が殺され、市民が殺され、それでも自衛隊の出動ができない。自縄自縛の憲法は敗戦でアメリカが日本を縛るためにつくったもの。PJ憲法が有事に際しても日本国民の生命と財産を守れない。
ほかの国では当たり前のことがこの国ではなにもできない。
すべてはアメリカの戦略であり、アメリカのボチ政治家たちの怠慢のせいであり、メディアと愚かなメディアを信じる国民のせいでありんす。
中国、北朝鮮、そして韓国という仮想敵国は、国防上、当たり前のことを当たり前にやってるだけで、上から下までわが国の平和ボケが続いたことがいちばんの問題なわけでしてね。
ま、北朝鮮から何発かミサイル落とされるまで目覚めんでしょうな。平和ボケはそれほど酷いもんだと思う。
映画制作では防衛庁(当時)と自衛隊は徹底的に協力を拒否したそうっすね。
北朝鮮特殊部隊が原発攻撃を企てて上陸する、という内容ですからね。こんな映画に協力したら、野党や朝日新聞からどんな批判を受けるかわからんもんなあ。迷彩服メーカーまで一切、協力しないように通達が出てたようです。
だけど、これ、原作は麻生幾さんなんだけど、元もとは自衛隊と警察との勉強会で講義してた池田整治先生の話がベースだな。
この時期、見るにはサイコーっすよ。DVD買うなりレンタルするなりで勉強してちょ。。。
さて、今日の「通勤快読」でご紹介する本は「パリのすてきなおじさん」(金井真紀・広岡裕児著・1,728円・柏書房)です。
「出てきません。首相は弱腰ですから」
「ならば、長引かせた方がいいな」
問題を長引かせて社会不安にする。政治を揺さぶる。野党をけしかける。戦争するぞ、と脅迫する。
北朝鮮ですな。ああいう、なにも失うものがない「ならず者国家」は強いっすよ。日本はもちろん、アメリカですら及び腰。
なぜなら「被害」が出るからね。同じ人間だけど「命の値段」が違います。現実的にはね。裕福な国(国民)は金持ちケンカせずでカネで済むならさっさと片付けたい。
そこを狙われる。
狙われるヤツより狙うヤツのほうが圧倒的に強い。戦力は関係ない。ベトナムでゲリラ戦で負けた米軍を見ればよくわかります。枯れ葉剤を撒き散らすしかなかったのも米軍が追いつめられていたからでしょ。
民主主義てのは面倒くさいのよ。この映画でよくわかるのは、日本てのは防衛省も自衛隊もいりますけど、いざ、戦争となったら、法律的に許されることはなにもなかった、ということ。敵を殺したら刑法の殺人罪に問われます。タマが誤って民間人にあたったらり、これまた刑法で裁かれます。
軍法がないもん。自衛隊法、あれは軍法ではありません。それが証拠に、軍法会議がありません。普通の裁判所で裁かれるから、自衛隊員は戦えませんよ。
バカな国です。そんな自嘲的な発言、つぶやきがあちこちに出てきます。
このバカさ加減を解消したのが安倍さん。中国と朝鮮そしてアメリカから命令されて、「戦争できない国」にわが国を留めておこう、と暗躍してるのが一部の野党ですね。
国を守り、国民を守るより、憲法を守りたい連中です。何度も言うけど、ミサイル何発か見舞われないとわからんだろうな。
いちばん重要なのは、「守ろう」という強い意思なのよね。能力でも法律でもなく「意思」が重要なのよ。
その点、アメリカはいままで裏で戦争ばかりしてきてるし、国家に代わる「戦争代行組織」もつくってきましたから、いつでも、どこでも、だれとでも戦争できるんすよ、あのISにしてもそうですし、戦争の犬たち=傭兵会社、軍事会社もたくさん用意してありますしね(ウクライナ東部で戦争してるのはそういう連中同士ですから。商売だから戦争終わんないのよ)。
どうしてこんな代行組織をつくったかというと、中ロが拒否権発動するから、アメリカは好き勝手に動けないからですよね。
原油決済通貨をドルからユーロに替えようとしたサダム・フセインに言いがかりをつけて潰した時だって、だれも賛成してくれず、世界で真っ先に賛成したのは小泉純一郎というアメリカ利権の代理人だけでした。
警察のSAT隊員が殺され、市民が殺され、それでも自衛隊の出動ができない。自縄自縛の憲法は敗戦でアメリカが日本を縛るためにつくったもの。PJ憲法が有事に際しても日本国民の生命と財産を守れない。
ほかの国では当たり前のことがこの国ではなにもできない。
すべてはアメリカの戦略であり、アメリカのボチ政治家たちの怠慢のせいであり、メディアと愚かなメディアを信じる国民のせいでありんす。
中国、北朝鮮、そして韓国という仮想敵国は、国防上、当たり前のことを当たり前にやってるだけで、上から下までわが国の平和ボケが続いたことがいちばんの問題なわけでしてね。
ま、北朝鮮から何発かミサイル落とされるまで目覚めんでしょうな。平和ボケはそれほど酷いもんだと思う。
映画制作では防衛庁(当時)と自衛隊は徹底的に協力を拒否したそうっすね。
北朝鮮特殊部隊が原発攻撃を企てて上陸する、という内容ですからね。こんな映画に協力したら、野党や朝日新聞からどんな批判を受けるかわからんもんなあ。迷彩服メーカーまで一切、協力しないように通達が出てたようです。
だけど、これ、原作は麻生幾さんなんだけど、元もとは自衛隊と警察との勉強会で講義してた池田整治先生の話がベースだな。
この時期、見るにはサイコーっすよ。DVD買うなりレンタルするなりで勉強してちょ。。。
さて、今日の「通勤快読」でご紹介する本は「パリのすてきなおじさん」(金井真紀・広岡裕児著・1,728円・柏書房)です。