2018年10月17日最初の失敗は教訓ですが、2回目は「人間の弱さ」が原因です。。。
「失敗はだれにでもあるよ」
「ミスをして仕事を覚えるんだよ」
こんなセリフを言ったり聞いたりしたことがある、と思います。
ホントでしょうか? 半分ホント、半分はウソです。というのも、失敗はないのが普通。あるのは異常なんですよ。仕事して、いちいちミスられたら、会社はたまりませんよ。
大損してしまいます。きっちり間違いなく仕事してほしいですもん。
正しい仕事がいちばん偉い。ロスがありませんからね。ミスるとカバーするために余計な人手、お金、時間・・・たくさんのコストがかかっちゃうわけ。
クレーム処理なんてその典型でしょ?
実は、昨日、スポーツ事務から電話がありましてね。
「申し訳ございません」
「なんかあった?」
「24時間フリーに切り替え申込ありがとうございました」
「うんうん」
「中島様の顔認証をお願いするのスタッフが忘れまして」
「ああ、あの子ね。仕事に慣れてないからミスると思ってたから不思議じゃないよ。今度行った時に認証してもらうよ」
「ありがとうございます」
こんなやりとりがありましてね。どうして、その子がミスると革新したのか? 可愛い顔してんだけど、仕事ができないのよ。というのも、受付にこんなオヤジ客を待たせたままにしてんのよ。
「雨が降って来たんで家内に傘渡したいんですけど」
「しょうしょうお待ち下さい」と言ったまま3分5分・・・。この間、私の対応してるんですけど、たまにはアイコンタクトするとか、「もうしばらくお待ち下さい」とか応援を頼むとかしたらいいのよ。
実は、私、このオヤジ客にもアドバイスしてやろうかと思ってたわけ。
1階にダイヤル式の傘スタンドがずらり並んでるわけ。そこに傘を入れて、設定ダイヤルを奥様のメールすればOKなわけでしょ。手渡しする必要もないし、係に傘を預けるにしても、「○○さんですか?」といちいち確認できませんよ。館内放送で呼びかけてもプールで泳いでたらダメでしょ。
だから、このオヤジ客も面倒なこと持ち込んだな、と呆れてたわけ。
で、案の定、キレ出しました。65-70歳くらいだから我慢できないお年頃。「この前は引き受けてくれた。で、今回はダメなら気分が悪い」とやっぱり駄々をこね出したわけ。
さて、この時、私はスタッフにもこのオヤジ客にもアドバイスしませんでした。面倒だから? ちがいます。アドバイスしても、片方は理解できず、片方は受け容れない、と確信していたからです。
受付に素人だけ置いちゃいけませんよ。可愛い子ちゃんが可哀想なんで「先輩、呼んできなさいよ」と指示。この子では処理できないもの。
けど、こんな仕事、小学生でもできると思うけどね。そんだけ人不足なんだろなあ。。。
最初の失敗はいい勉強です。教訓になります。でも、失敗の繰り返し、ミス再発は「人間の弱さ」に原因があります。仕組みとか組織の疲弊ではありません。性格、性分、考え方がミスとか失敗を引き寄せてしまうんです。
さて、久しぶりの紙本です。これで469冊目らしいです。「ミスよけ」がテーマです。「やっちまった」「困った、どうしよ?」とならない仕事をするには? やっちまったらどうすりゃスマートに解決できる?
そんなテーマでまとめました。「大全」ですからすべて押さえてます。巻末には索引がついてますから「この失敗はどうすりゃいい?」「このミスの解決法は?」という疑問にちゃちゃっと模範解答を提案しておりまんねん。
いわば、まさかの時の「解決事典」です。
大型本です。
仕事と人生の「ロス」がなくなる――「ミスよけ=失敗を予防するちょっとした仕組み」を全160個紹介!
予定は「未定」「仮定」「確定」の3段階で管理する/「30分単位」でスケジュールを組む/Googleカレンダーで「一元管理」する/「口頭+書面」で伝える/情報は「複数のソース」で確認する/「目標時間」を設定する/書類やファイルは「縦置き」する/「スマートトラッカー」でなくさない仕組みをつくる/「片づいている状態」を写真に撮っておく/名前と顔を忘れない「特徴メモ」/ノートは「案件ごと」に変える/フォルダは「3階層以内」にまとめる/〆切の「1日前」に終わらせる/仕事の「量」と「負荷」を平準化する/「1カ所」変更したら「全体」を見直す/「二重入力」で確認漏れをなくす ……etc。
ミスは私たちから「生産性」「効率性」を奪っていきます。毎日のようにミスをしている人は、ミスをしない人に比べて大きなハンデを背負っているようなものです。本書の「ミスよけ」によって、そのハンデをなくすことができたら、あなたの人生はもっと面白くなるはずです。
ま、そういうことなんでよろしくお願い申し上げます。ペコっ。
さてさて、今日の「通勤快読」でご紹介する本は「日本テレビの「1秒戦略」 後編」(岩崎達也著・842円・小学館)です。
「ミスをして仕事を覚えるんだよ」
こんなセリフを言ったり聞いたりしたことがある、と思います。
ホントでしょうか? 半分ホント、半分はウソです。というのも、失敗はないのが普通。あるのは異常なんですよ。仕事して、いちいちミスられたら、会社はたまりませんよ。
大損してしまいます。きっちり間違いなく仕事してほしいですもん。
正しい仕事がいちばん偉い。ロスがありませんからね。ミスるとカバーするために余計な人手、お金、時間・・・たくさんのコストがかかっちゃうわけ。
クレーム処理なんてその典型でしょ?
実は、昨日、スポーツ事務から電話がありましてね。
「申し訳ございません」
「なんかあった?」
「24時間フリーに切り替え申込ありがとうございました」
「うんうん」
「中島様の顔認証をお願いするのスタッフが忘れまして」
「ああ、あの子ね。仕事に慣れてないからミスると思ってたから不思議じゃないよ。今度行った時に認証してもらうよ」
「ありがとうございます」
こんなやりとりがありましてね。どうして、その子がミスると革新したのか? 可愛い顔してんだけど、仕事ができないのよ。というのも、受付にこんなオヤジ客を待たせたままにしてんのよ。
「雨が降って来たんで家内に傘渡したいんですけど」
「しょうしょうお待ち下さい」と言ったまま3分5分・・・。この間、私の対応してるんですけど、たまにはアイコンタクトするとか、「もうしばらくお待ち下さい」とか応援を頼むとかしたらいいのよ。
実は、私、このオヤジ客にもアドバイスしてやろうかと思ってたわけ。
1階にダイヤル式の傘スタンドがずらり並んでるわけ。そこに傘を入れて、設定ダイヤルを奥様のメールすればOKなわけでしょ。手渡しする必要もないし、係に傘を預けるにしても、「○○さんですか?」といちいち確認できませんよ。館内放送で呼びかけてもプールで泳いでたらダメでしょ。
だから、このオヤジ客も面倒なこと持ち込んだな、と呆れてたわけ。
で、案の定、キレ出しました。65-70歳くらいだから我慢できないお年頃。「この前は引き受けてくれた。で、今回はダメなら気分が悪い」とやっぱり駄々をこね出したわけ。
さて、この時、私はスタッフにもこのオヤジ客にもアドバイスしませんでした。面倒だから? ちがいます。アドバイスしても、片方は理解できず、片方は受け容れない、と確信していたからです。
受付に素人だけ置いちゃいけませんよ。可愛い子ちゃんが可哀想なんで「先輩、呼んできなさいよ」と指示。この子では処理できないもの。
けど、こんな仕事、小学生でもできると思うけどね。そんだけ人不足なんだろなあ。。。
最初の失敗はいい勉強です。教訓になります。でも、失敗の繰り返し、ミス再発は「人間の弱さ」に原因があります。仕組みとか組織の疲弊ではありません。性格、性分、考え方がミスとか失敗を引き寄せてしまうんです。
さて、久しぶりの紙本です。これで469冊目らしいです。「ミスよけ」がテーマです。「やっちまった」「困った、どうしよ?」とならない仕事をするには? やっちまったらどうすりゃスマートに解決できる?
そんなテーマでまとめました。「大全」ですからすべて押さえてます。巻末には索引がついてますから「この失敗はどうすりゃいい?」「このミスの解決法は?」という疑問にちゃちゃっと模範解答を提案しておりまんねん。
いわば、まさかの時の「解決事典」です。
大型本です。
仕事と人生の「ロス」がなくなる――「ミスよけ=失敗を予防するちょっとした仕組み」を全160個紹介!
予定は「未定」「仮定」「確定」の3段階で管理する/「30分単位」でスケジュールを組む/Googleカレンダーで「一元管理」する/「口頭+書面」で伝える/情報は「複数のソース」で確認する/「目標時間」を設定する/書類やファイルは「縦置き」する/「スマートトラッカー」でなくさない仕組みをつくる/「片づいている状態」を写真に撮っておく/名前と顔を忘れない「特徴メモ」/ノートは「案件ごと」に変える/フォルダは「3階層以内」にまとめる/〆切の「1日前」に終わらせる/仕事の「量」と「負荷」を平準化する/「1カ所」変更したら「全体」を見直す/「二重入力」で確認漏れをなくす ……etc。
ミスは私たちから「生産性」「効率性」を奪っていきます。毎日のようにミスをしている人は、ミスをしない人に比べて大きなハンデを背負っているようなものです。本書の「ミスよけ」によって、そのハンデをなくすことができたら、あなたの人生はもっと面白くなるはずです。
ま、そういうことなんでよろしくお願い申し上げます。ペコっ。
さてさて、今日の「通勤快読」でご紹介する本は「日本テレビの「1秒戦略」 後編」(岩崎達也著・842円・小学館)です。