2018年12月14日必見!「昭和元禄落語心中」は今夜が最終回です。
カテゴリー中島孝志のテレビっ子バンザイ!」
忘れないうちに・・・予測通り大幅下落。ラッキー! 昨日高値のKは今日は大幅下落。もう10%下がるまで、♪私、待つわ、いつまでも待つわ、ってね。
「来年、原理原則研究会減らします」と昨日、書いたら早速反響がありましてね。
少ないから休止、多いから継続ではありません。「前後裁断」です。今年やったから来年も、ではないんです。
休止するかも、と慌てて申し込まれた方もいらっしゃいます。けど、次の73歳の新入生のメールには感動しました。
「勤務先はギフト贈答品販売業です(超有名!)。1年前に代表取締役を交代。病気療養中にて体調に自信がありませんが、先月のオープン講義に初めて参加させて頂きました。
毎日ブログを楽しく拝読しております。勉強と遊びと食べ歩きとお寺巡りと・・・大変羨ましく見ております。
10歳ぐらい若く体調が良ければすべてに参加したいところですが月1回の博多行を頑張って勉強したいと思います」
こういう方を待ってたんです。
「ブログ」も「通勤快読」も読んでない、その場で講義を聴くだけというメンバーもいるでしょうけど、「そんなに簡単にわかってもらっちゃ困るんです」と書いてる通り。「ブログ」「通勤快読」でフォローしてるわけでね。
私は私の勉強のために原原をやってます。「ご一緒にどうですか? 御用とお急ぎでなければ」つう気持ちで提案してるわけでね。
さーーて、累計200万部突破! 雲田はるこさんの人気コミック「昭和元禄落語心中」がドラマ化されまして。
ずっと見てましてね。いろいろ批判されてるけど、いい番組は圧倒的にNHKですよ。民放見ないもんなあ。映るけど。
八代目有楽亭八雲演じる岡田将生さんは巧いね。で、二代目助六演じる山崎育三郎さんは前回述べた通り、ミュージカルでは何回も拝見してますが、まさか、えっ、彼なの?というほどドンピシャの芝居でした。
2人ともなかなかの落語をしてますよ。
けど、総監修の喬太郎さんから聞いた話には驚きました。「(師匠を除いて)芝浜をあれだけ自然に演れるのは、ここしばらく、プロも含めていちばんじゃないかな」だと。
だれがってえと、これがただいま三代目助六を演じてる竜星涼さんなのよ。
ホントに楽屋にいそうな感じするんですよね。役者ってえのは凄いね。
芝浜ってえと、演るほうの了見は知らんけど、聴くほうの了見は、「いったいどんな芝浜を見せてくれるんだい」「ヘタ演るんじゃないよ」「下げはどんなんかな」と秤にかけてしまうもんなんですよね。師匠と比べてどうか、名人と比べてどうかとかね。
そんな物差し、余計なんですよ。評論家じゃあるましい、ちっとも楽しんでないでしょ。落語ってえのはライブですから。その場その限りのものなんでね。一期一会なんですよ。
演るほうもそんなもの取っ払って、心は青空。聴かせてやろうとか、うならせてやろうとか、なーーんも考えてない。
だから新鮮なんでしょうな。きっと。大ネタですから、演るほうも聴くほうもよけいなことを考えがち。そんなんばかりだから。
それがない! レアもんですよ。
これね。「直心」ていうんです。人間、生まれた時はなにもありません。そのうち育っていくと前頭葉が発達してきましてね。知識や知恵が身についちまう。
余計な知識も知恵もこびりついちゃう。こうすれば得だ、こうすればウケるとかね。
だから、今度は1つ1つ脱ぎ去っていなくちゃいけないわけ。「心身脱落」ってわけですよ。
頭のいい人、インテリジェンスの塊の人ほど、「アンラーニング」が重要なのよ。でないとついつい理屈で考えてしまう。
これ、失敗の素です。論理的に正しく間違えてしまいますからね。
論理なんて超越していきなり大正解をつかんでしまう。これが直観力です。AIが未来永劫辿り着けない境地です。超論理、超理屈、超計算尽くの世界ね。
さすが喬太郎さんですな。
天衣無縫の落語が最強なんすよ。なぜか? 鼻につかないからです。
私、ある流派の噺家、2人を除いて大嫌いなんです。とくにSらく師匠とかね。演った噺をどうしてこういう構成にしたか、普通の噺家の展開と変えたか、そのほうがどうして効果的なのか、いちいち解説なんぞせんでいいわけ。
客はそれほどバカじゃないんだから。
「来年、原理原則研究会減らします」と昨日、書いたら早速反響がありましてね。
少ないから休止、多いから継続ではありません。「前後裁断」です。今年やったから来年も、ではないんです。
休止するかも、と慌てて申し込まれた方もいらっしゃいます。けど、次の73歳の新入生のメールには感動しました。
「勤務先はギフト贈答品販売業です(超有名!)。1年前に代表取締役を交代。病気療養中にて体調に自信がありませんが、先月のオープン講義に初めて参加させて頂きました。
毎日ブログを楽しく拝読しております。勉強と遊びと食べ歩きとお寺巡りと・・・大変羨ましく見ております。
10歳ぐらい若く体調が良ければすべてに参加したいところですが月1回の博多行を頑張って勉強したいと思います」
こういう方を待ってたんです。
「ブログ」も「通勤快読」も読んでない、その場で講義を聴くだけというメンバーもいるでしょうけど、「そんなに簡単にわかってもらっちゃ困るんです」と書いてる通り。「ブログ」「通勤快読」でフォローしてるわけでね。
私は私の勉強のために原原をやってます。「ご一緒にどうですか? 御用とお急ぎでなければ」つう気持ちで提案してるわけでね。
さーーて、累計200万部突破! 雲田はるこさんの人気コミック「昭和元禄落語心中」がドラマ化されまして。
ずっと見てましてね。いろいろ批判されてるけど、いい番組は圧倒的にNHKですよ。民放見ないもんなあ。映るけど。
八代目有楽亭八雲演じる岡田将生さんは巧いね。で、二代目助六演じる山崎育三郎さんは前回述べた通り、ミュージカルでは何回も拝見してますが、まさか、えっ、彼なの?というほどドンピシャの芝居でした。
2人ともなかなかの落語をしてますよ。
けど、総監修の喬太郎さんから聞いた話には驚きました。「(師匠を除いて)芝浜をあれだけ自然に演れるのは、ここしばらく、プロも含めていちばんじゃないかな」だと。
だれがってえと、これがただいま三代目助六を演じてる竜星涼さんなのよ。
ホントに楽屋にいそうな感じするんですよね。役者ってえのは凄いね。
芝浜ってえと、演るほうの了見は知らんけど、聴くほうの了見は、「いったいどんな芝浜を見せてくれるんだい」「ヘタ演るんじゃないよ」「下げはどんなんかな」と秤にかけてしまうもんなんですよね。師匠と比べてどうか、名人と比べてどうかとかね。
そんな物差し、余計なんですよ。評論家じゃあるましい、ちっとも楽しんでないでしょ。落語ってえのはライブですから。その場その限りのものなんでね。一期一会なんですよ。
演るほうもそんなもの取っ払って、心は青空。聴かせてやろうとか、うならせてやろうとか、なーーんも考えてない。
だから新鮮なんでしょうな。きっと。大ネタですから、演るほうも聴くほうもよけいなことを考えがち。そんなんばかりだから。
それがない! レアもんですよ。
これね。「直心」ていうんです。人間、生まれた時はなにもありません。そのうち育っていくと前頭葉が発達してきましてね。知識や知恵が身についちまう。
余計な知識も知恵もこびりついちゃう。こうすれば得だ、こうすればウケるとかね。
だから、今度は1つ1つ脱ぎ去っていなくちゃいけないわけ。「心身脱落」ってわけですよ。
頭のいい人、インテリジェンスの塊の人ほど、「アンラーニング」が重要なのよ。でないとついつい理屈で考えてしまう。
これ、失敗の素です。論理的に正しく間違えてしまいますからね。
論理なんて超越していきなり大正解をつかんでしまう。これが直観力です。AIが未来永劫辿り着けない境地です。超論理、超理屈、超計算尽くの世界ね。
さすが喬太郎さんですな。
天衣無縫の落語が最強なんすよ。なぜか? 鼻につかないからです。
私、ある流派の噺家、2人を除いて大嫌いなんです。とくにSらく師匠とかね。演った噺をどうしてこういう構成にしたか、普通の噺家の展開と変えたか、そのほうがどうして効果的なのか、いちいち解説なんぞせんでいいわけ。
客はそれほどバカじゃないんだから。