2018年12月25日去年末のメッセージ「金をベースにV字復活銘柄に投資すること」がやっぱ正解でしたね。
イブはどなたとお過ごしでしたか? 仕事、野暮用、仕事、野暮用・・・の連続? それともスペシャルイベントばかり?
土曜の東京原原忘年会もサイコーでした。痛風でドタキャンのMさん(テレビ屋さん)も「歩けるから行く!」と足を引きずりながら駆け付けた姿は、まるで鬼界が島に配流された僧俊寛を彷彿とさせました。
そうそう、今日は博多・出雲原原の「締め切り日」ですのでよろしく。ご縁があればどうぞ。なければそれも良し。いつかどこかでお会いしましょう。
さーて、昨日、配信した有料サイトの原稿です。1日遅れ、正確には15時間遅れですが、まあ、読んで損はないと思います。ただし、原稿は23日に書いたものですのでお含み置きくださいますよう。
ダウはイブで半ドン。売買が盛んになるわけないけど、年末年始の両替で手仕舞い売り一色。
原油も大幅下落。上がるのはVIXだけ。VIXが上がれば金価格も米国債も上がりますわな。
「政府機関閉鎖」云々とか次から次へとトラブルを巻き起こしますな、トランプは。けど、暴落原因はこれじゃありません。「自社株買い」するタマがなくなってるからよ。ヘッジファンドの一斉売りもありぃのです。
レパトリ減税の還流マネー激減に金利上昇。これが効いてます。株を上げるには「利下げ」しかありません。逆イールドだと銀行は融資してくんないしね。金利が怖くて社債も発行できない。
すべてはFRBのルーティン利上げにあるわけ。しかも、パウエルさん、「利上げ停止」を匂わせることはなにもいわんから、市場のデリケートなセンチメントを逆なでするばかり。
アホやな。今回は。なんかあったんかな。いや、きっとなんかあったね。トランプはいよいよパウエル排除に動くと思うな。
米国債価格は微高、長期金利は微安。けど円高。もっとドルが強くなるはずなんすけど、これでは「円高必至」っすよ。
いまの為替から考えますと、日銀介入がなければ16500-17500円が適正相場。絶好調の企業業績も下支えしてますけどね。
日本株はダウとは一線を画しつつありますけど、個人投資家のショックが癒えてませんな。絶好の買い場なんすけどね。いずれにしてもダウ暴落直後の今日明日そして大納会日の動きが来年を予測させると思う。
米国市場にいつまでも引きずられる相場と訣別できるかどうか。。。
・・・・・・・・・・引用開始・・・・・・・
「いよいよ金の時代に入った、と考えるべきでしょうね」
「利上げしようとしまいと、市場はすでに利上げ停止で動いています。インフレ懸念がありますから19年は1回しかしない、とは言えないでしょう。1-2回というはずです。しかし市場は利上げどころか利下げもありうる、と認識しています。」
前回こんなことを書きました。予想通りでしたが、FRBのパウエルさん、もっと言い方に気をつけるべきでした。
あれほど「景気後退」を強調するなら、利上げすべきではありませんでした。FRBの役割は「物価(インフレ)の番人」、そして「失業率対策」です。どちらも金融政策の立案実施、具体的にはFF金利の決定によって少なからず影響を受けます。
インフレと失業率をコントロールするために「景気」を冷ましてはいけません。「患者を殺して病気を治す」ようなことは医師のすることではありません。トランプが激怒するのもわかります。
ダウ平均株価が冴えませんね。今月だけで3600ドルもの暴落(ここ修正)。少し上げては大きく下がり、気づいてみれば去年末レベルに戻ってしまいました。
日経平均株価も同じような状態ですけど、そろそろダウとはおさらば。これだけ米国市場が下げてますけど、今日明日の日本市場がどう動くか注目です。
「FANGMAN」が大きく下落してるのも中国の下請けだったり市場進出してたりで、今後の米中覇権戦争長期化を考えると、投資マネー引き上げ=株価下落=その他の低位株上昇、ということになりそうですね。
株価を決定する要因は、1にファンダメンタルズ、2にダウ平均株価、3に上海総合指数、4にドル円相場(為替)と言われますが、現在の株価は5に「地政学=イベントリスク」に大きく左右されています。
日本企業の業績は絶好調。しかし株価は下落に継ぐ下落。あの「バブル崩壊の悪夢」にいまだうなされている投資家が多いからでしょうか? 「失われた20年」のおかげで日本の投資家は「羊」になってしまったのでしょうか。
日本市場は外国人の投資動向によって浮いたり沈んだりしています。「貯金から投資へ!」という国民に対する政府の懇願も、堅実で身の丈生活を大事にする国民にはなにも響きませんでした。
結果、7割の外国人の投資で日本市場は右往左往しているのです。外国人が離れれば下落し、戻れば上昇する。「利上げ停止宣言」でV字回復させるべきでしたが、いま、調整しなければ3年前の悪夢を繰り返してしまいかねません。
年初から日経平均株価はすでに3400円下落しています。中身を見ますと、この10月と12月という、いままでですと、株価が上昇する月に大きく下落しているのです。
要因は? いろいろあるでしょうが、大きくは「FRBの利上げ」と「米中貿易戦争」に収斂されると思うのです。このおかげで「最高の企業業績」のニュースがそのつど、消し飛んでしまいました。
来年の市場はどうかといえば、みなさん、ご推察の通り、日米ともにますます大波乱は必至です。世界中のあちらこちらにダイナマイトの導火線が散らばっています。
Brexitは土壇場に追い込まれ、ドイツ銀行は経営危機が囁かれ、韓国は経済破綻必至ですし、米中対立はますますエスカレートし、イランと北朝鮮、ウクライナは戦争危機です。なにをとちくるったのか、韓国は日本に戦争をしかける有様(自衛隊機に対するロックオン)です。レイムダックの大統領が支持率を上げたいがために「火遊び」をしているのです。
「利上げは2回」とのことですが、1回できれば御の字でしょう。パウエル解任(トランプに権限はありませんが)もありえます。
どこから火の手があがってもおかしくありません。
不安材料には事欠きません。VIX指数は高止まりし、金利はいよいよ停止、あるいは利下げ。となれば、金価格が下がる要素はまったくない、と言ってもいいでしょう。事実、じりじりと上げ続けています。
昨年末から、「あくまでも金投資をベースにリターンの高い株式投資をデイトレのごとく行う」と申し上げてきました。これは主宰する投資研究会でも一貫してお伝えしてきたことです。
来年も同じです。釈迦に説法ですが、金は意外に乱高下の激しい商品です。来年は下落より高騰する局面が多いのではないか、、と考えています。
今年1年間、たくさん勉強させて頂きました。来年もどうぞよろしくお願い致します。新春講演会も企画されてるようですので、今年に引き続き、みなさんのご尊顔を拝することができるかもしれません。楽しみです。
大波乱の年。しかし、勉強すれば最高の1年になります。よいお年をお迎えできると思います。
ありがとうございました。
・・・・・・引用終わり・・・・・
ま、イブ掲載が年内オーラスでしたからね。「投資メルマガ」は30日がラスト配信となりますし、イブの午前3時にも「超・臨時便」を配信しています。
来年は投資研究会「ぴよこちゃん倶楽部」「中島孝志の銘柄研究会」が装いも新たにリスタートします。大波乱に勝ち抜く投資。オプション取引を世界一わかりやすく伝授したいと思います。一流ゲストのみなさんは推奨銘柄をいろいろ指南頂くことになってます。ご期待ください。
土曜の東京原原忘年会もサイコーでした。痛風でドタキャンのMさん(テレビ屋さん)も「歩けるから行く!」と足を引きずりながら駆け付けた姿は、まるで鬼界が島に配流された僧俊寛を彷彿とさせました。
そうそう、今日は博多・出雲原原の「締め切り日」ですのでよろしく。ご縁があればどうぞ。なければそれも良し。いつかどこかでお会いしましょう。
さーて、昨日、配信した有料サイトの原稿です。1日遅れ、正確には15時間遅れですが、まあ、読んで損はないと思います。ただし、原稿は23日に書いたものですのでお含み置きくださいますよう。
ダウはイブで半ドン。売買が盛んになるわけないけど、年末年始の両替で手仕舞い売り一色。
原油も大幅下落。上がるのはVIXだけ。VIXが上がれば金価格も米国債も上がりますわな。
「政府機関閉鎖」云々とか次から次へとトラブルを巻き起こしますな、トランプは。けど、暴落原因はこれじゃありません。「自社株買い」するタマがなくなってるからよ。ヘッジファンドの一斉売りもありぃのです。
レパトリ減税の還流マネー激減に金利上昇。これが効いてます。株を上げるには「利下げ」しかありません。逆イールドだと銀行は融資してくんないしね。金利が怖くて社債も発行できない。
すべてはFRBのルーティン利上げにあるわけ。しかも、パウエルさん、「利上げ停止」を匂わせることはなにもいわんから、市場のデリケートなセンチメントを逆なでするばかり。
アホやな。今回は。なんかあったんかな。いや、きっとなんかあったね。トランプはいよいよパウエル排除に動くと思うな。
米国債価格は微高、長期金利は微安。けど円高。もっとドルが強くなるはずなんすけど、これでは「円高必至」っすよ。
いまの為替から考えますと、日銀介入がなければ16500-17500円が適正相場。絶好調の企業業績も下支えしてますけどね。
日本株はダウとは一線を画しつつありますけど、個人投資家のショックが癒えてませんな。絶好の買い場なんすけどね。いずれにしてもダウ暴落直後の今日明日そして大納会日の動きが来年を予測させると思う。
米国市場にいつまでも引きずられる相場と訣別できるかどうか。。。
・・・・・・・・・・引用開始・・・・・・・
「いよいよ金の時代に入った、と考えるべきでしょうね」
「利上げしようとしまいと、市場はすでに利上げ停止で動いています。インフレ懸念がありますから19年は1回しかしない、とは言えないでしょう。1-2回というはずです。しかし市場は利上げどころか利下げもありうる、と認識しています。」
前回こんなことを書きました。予想通りでしたが、FRBのパウエルさん、もっと言い方に気をつけるべきでした。
あれほど「景気後退」を強調するなら、利上げすべきではありませんでした。FRBの役割は「物価(インフレ)の番人」、そして「失業率対策」です。どちらも金融政策の立案実施、具体的にはFF金利の決定によって少なからず影響を受けます。
インフレと失業率をコントロールするために「景気」を冷ましてはいけません。「患者を殺して病気を治す」ようなことは医師のすることではありません。トランプが激怒するのもわかります。
ダウ平均株価が冴えませんね。今月だけで3600ドルもの暴落(ここ修正)。少し上げては大きく下がり、気づいてみれば去年末レベルに戻ってしまいました。
日経平均株価も同じような状態ですけど、そろそろダウとはおさらば。これだけ米国市場が下げてますけど、今日明日の日本市場がどう動くか注目です。
「FANGMAN」が大きく下落してるのも中国の下請けだったり市場進出してたりで、今後の米中覇権戦争長期化を考えると、投資マネー引き上げ=株価下落=その他の低位株上昇、ということになりそうですね。
株価を決定する要因は、1にファンダメンタルズ、2にダウ平均株価、3に上海総合指数、4にドル円相場(為替)と言われますが、現在の株価は5に「地政学=イベントリスク」に大きく左右されています。
日本企業の業績は絶好調。しかし株価は下落に継ぐ下落。あの「バブル崩壊の悪夢」にいまだうなされている投資家が多いからでしょうか? 「失われた20年」のおかげで日本の投資家は「羊」になってしまったのでしょうか。
日本市場は外国人の投資動向によって浮いたり沈んだりしています。「貯金から投資へ!」という国民に対する政府の懇願も、堅実で身の丈生活を大事にする国民にはなにも響きませんでした。
結果、7割の外国人の投資で日本市場は右往左往しているのです。外国人が離れれば下落し、戻れば上昇する。「利上げ停止宣言」でV字回復させるべきでしたが、いま、調整しなければ3年前の悪夢を繰り返してしまいかねません。
年初から日経平均株価はすでに3400円下落しています。中身を見ますと、この10月と12月という、いままでですと、株価が上昇する月に大きく下落しているのです。
要因は? いろいろあるでしょうが、大きくは「FRBの利上げ」と「米中貿易戦争」に収斂されると思うのです。このおかげで「最高の企業業績」のニュースがそのつど、消し飛んでしまいました。
来年の市場はどうかといえば、みなさん、ご推察の通り、日米ともにますます大波乱は必至です。世界中のあちらこちらにダイナマイトの導火線が散らばっています。
Brexitは土壇場に追い込まれ、ドイツ銀行は経営危機が囁かれ、韓国は経済破綻必至ですし、米中対立はますますエスカレートし、イランと北朝鮮、ウクライナは戦争危機です。なにをとちくるったのか、韓国は日本に戦争をしかける有様(自衛隊機に対するロックオン)です。レイムダックの大統領が支持率を上げたいがために「火遊び」をしているのです。
「利上げは2回」とのことですが、1回できれば御の字でしょう。パウエル解任(トランプに権限はありませんが)もありえます。
どこから火の手があがってもおかしくありません。
不安材料には事欠きません。VIX指数は高止まりし、金利はいよいよ停止、あるいは利下げ。となれば、金価格が下がる要素はまったくない、と言ってもいいでしょう。事実、じりじりと上げ続けています。
昨年末から、「あくまでも金投資をベースにリターンの高い株式投資をデイトレのごとく行う」と申し上げてきました。これは主宰する投資研究会でも一貫してお伝えしてきたことです。
来年も同じです。釈迦に説法ですが、金は意外に乱高下の激しい商品です。来年は下落より高騰する局面が多いのではないか、、と考えています。
今年1年間、たくさん勉強させて頂きました。来年もどうぞよろしくお願い致します。新春講演会も企画されてるようですので、今年に引き続き、みなさんのご尊顔を拝することができるかもしれません。楽しみです。
大波乱の年。しかし、勉強すれば最高の1年になります。よいお年をお迎えできると思います。
ありがとうございました。
・・・・・・引用終わり・・・・・
ま、イブ掲載が年内オーラスでしたからね。「投資メルマガ」は30日がラスト配信となりますし、イブの午前3時にも「超・臨時便」を配信しています。
来年は投資研究会「ぴよこちゃん倶楽部」「中島孝志の銘柄研究会」が装いも新たにリスタートします。大波乱に勝ち抜く投資。オプション取引を世界一わかりやすく伝授したいと思います。一流ゲストのみなさんは推奨銘柄をいろいろ指南頂くことになってます。ご期待ください。