2019年01月08日習近平の解任あるかもよ?
さてと、毎週月曜日に連載してる「有料投資サイト」の原稿を1日遅れでアップします。あちらは莫大な原稿料を頂戴してますんで、1日遅れはご勘弁を。
ま、少しは役に立つと思います。「経済ネタが多くて、金沢ツアーの続きはどうなってるんですか!」というお叱りのメールがチラホラ。宝塚も落語も映画もご紹介したいことは山ほどあるんですけどね。だからたまに映画と経済予測がごっちゃになったりしてね。
投資、経済、政治、軍事等のブログは独立させるかなあ。基本は原理原則研究会です。「ぴよこちゃん倶楽部」「中島孝志の銘柄研究会」は派生作品ですからね。デリバティブにいつの間にか振り回されてる現物てなとこでしょうか。
今年中になんとかしなくちゃ。原原メンバーはアイデアをよろしく。
さて、原稿を引用します。
・・・・・引用・・・・・
謹賀新年。今年もよろしくお願い致します。
さて、年明け早々から大幅下落に大幅反発。ダウはいきなり乱高下。今年1年を占うようなスタートでした。日経平均株価も連れ安で散々な目に遭ったと思います。けど、私は「ブログ」と「投資メルマガ」で「絶好の買い場到来!」とばかりに、V字反発必至の「どん底銘柄」をいくつか提案させて頂きました。
というのも、「株価」がダイレクトに支持率を裏打ちしているトランプ大統領にとって、インチキしてでも反発させなければならないのです。
具体的には、レーガン政権で創設された「PPT」に命じて、ありとあらゆる方法でPKO(株価維持活動=久しぶりにお聴きになったかもしれませんが、これこそトランプのためにある言葉です)を展開しました。おかげで660ドル下落(1/3)を凌駕する反発を遂げることができました。
ダウ平均株価、上海株価指数、そして日経平均株価の年間推移(18年)を振り返ってみてください。
今年は去年以上に「イベント=トランプリスク」が目白押しです。大波乱、乱高下の導火線がそこかしこに散らばっているのです。
トランプは習近平が15年に掲げた「AIIB」そして「中国製造2025」を潰します。これが公約ですからね。TPP脱退もそうですし、メキシコとの間に「壁」をつくることも、公約だから実践しているのです。
せっかく2期10年という党主席の「定年規定」を外した習近平ですが、今月22日にダボス会議(スイス)で中国の王岐山副主席はトランプと交渉することになっていますが、米中貿易戦争についてトランプに妥協、交換条件を提案するはずです。もしかすると、「習近平解任」と引き替え(つまり、「中国製造2025」取りやめ)に鉾を収めて欲しい、という話になるかもしれません。
そこまで中国は追い込まれている、と考えるべきでしょうね。
トランプにしても、上院では共和党が上回っていますから、弾劾裁判があろうと切り抜けることはできます。しかし、トランプ自身が政権を放り出す可能性はなきにしもあらず。一寸先は闇というよりも、19−20年は世界が大きく変わるターニングポイントだからです。もちろん、相場も大波乱、乱高下はみなさん予測されている通りでしょう。
アップルよりアマゾンとネットフリックスのほうが暴落可能性は高いと思うんですけどね。あらゆるETFに組み込まれてるし、ダウとナスを股にかけてるからかもね。
いよいよ本格的に金の時代に入ったようですね。
「利上げしようとしまいと市場はすでに利上げ停止で動いています。インフレ懸念がありますから19年は1回しかしない、とは言えない。1-2回というはずです。しかし市場は利上げどころか利下げもありうると認識しています」
前回、前々回とこんなことを書きましたが、ようやくパウエルさんも市場と会話しよう、というスタンスになりました。「患者を殺して病気を治す」という愚挙に気づいたようです。トランプが激怒するのもわかります。
しかし、「グレイトスイング」が持ち味のトランプにしてみれば、「パウエル解任スタンス」をコロッと転換するかもしれません。というのも、2016年に前FRB議長ジャネット・イエレンを解任しようとしたのはトランプでした。その後、「イエレンほど素晴らしい議長はいない」と持ち上げたにもかかわらず、結局、解任して弁護士のパウエルにFRBを任せたのもトランプでした。
私はイエレンは慎重というよりとっても臆病なエコノミストだな、発言もコロコロ変わるし、市場に迎合しすぎているのでは、と実は軽く見ていたのです。ホントは16年は年間4回の「利上げ」をするはずでした。結局、12月に1回しただけ。
理由はご推察の通り、「株価暴落」を懸念して先送りしたわけです。
イエレンが利上げを積極的にしなかったから、2018年、パウエルの下で株価は大波乱、乱高下したともいえます。「爆弾リレー」でどのFRB議長のときに爆発するか、というゲームのようなもので、
売上予測大幅減でアップル暴落、市場はこのタイミングで利上げを望んでいない、それはパウエルほか連銀総裁たちも理解したからこそ、「金融政策を柔軟に見直す」とパウエルは4日に講演で述べたのです。
「利上げ停止」に追い込まれてしまいました。
今年2回の利上げなどできるわけがない、と私は何回も言ってきましたが、パウエルは2回利上げした(する)、と思います。いまのうちに金利を上げておかないと、いざ、リセッションに突っ込んだ時に「利下げ」ができないからです。
いまは利上げしない、もしかすると利下げかも、アメリカ経済が本格的に減速したときに利下げするか、順番を換えただけの話なのだ、と理解しておくべきでしょうね。
Brexitは土壇場に追い込まれ、ドイツ銀行は経営危機が表面化し、米中対立は「習近平のクビ」を差し出すだけでは収まらない、と思います。
外国人が離れれば下落し、戻れば上昇。7割の外国人の投資で右往左往する日本市場はいよいよダウのくびきから解放されるかもしれません。
ただし、国際金融資本(=軍産複合体)が期待する「イランとサウジ、イスラエルの戦争」「アメリカの北朝鮮攻撃」「ロシアとウクライナの戦争」はない、と思います。詳細は又の機会あるいは講演会で触れるかもしれません。トランプの裏発言(発言の真意)を読みとらなければ投資もなかなか巧くいかないでしょう。
リスクが高まれば上昇するのはVIXと金価格。あくまでも金投資をベースにリターンの高い「どん底銘柄」をデイトレのごとく行うべし、と主宰する投資研究会でも一貫してお伝えしてきたことです。
釈迦に説法ですが金は乱高下の激しい商品です。今年は下落より高騰する局面が多いのではないか、と期待しています。
・・・・・・引用終わり・・・・・
今日の東京原原はパワポ100枚の講義ですが、チャートがわんさか。投資家には堪らないほど嬉しい講義ですが、投資も経済も関心ないなあ、つう方はぐっすりお休み下さい。6時半スタートです。
2次会はチェーン居酒屋ではなく美味しい美味しいお店です。ほっこり鍋を囲みましょう。〆は雑炊か蕎麦じゃないかなあ。。。楽しみっす。
ま、少しは役に立つと思います。「経済ネタが多くて、金沢ツアーの続きはどうなってるんですか!」というお叱りのメールがチラホラ。宝塚も落語も映画もご紹介したいことは山ほどあるんですけどね。だからたまに映画と経済予測がごっちゃになったりしてね。
投資、経済、政治、軍事等のブログは独立させるかなあ。基本は原理原則研究会です。「ぴよこちゃん倶楽部」「中島孝志の銘柄研究会」は派生作品ですからね。デリバティブにいつの間にか振り回されてる現物てなとこでしょうか。
今年中になんとかしなくちゃ。原原メンバーはアイデアをよろしく。
さて、原稿を引用します。
・・・・・引用・・・・・
謹賀新年。今年もよろしくお願い致します。
さて、年明け早々から大幅下落に大幅反発。ダウはいきなり乱高下。今年1年を占うようなスタートでした。日経平均株価も連れ安で散々な目に遭ったと思います。けど、私は「ブログ」と「投資メルマガ」で「絶好の買い場到来!」とばかりに、V字反発必至の「どん底銘柄」をいくつか提案させて頂きました。
というのも、「株価」がダイレクトに支持率を裏打ちしているトランプ大統領にとって、インチキしてでも反発させなければならないのです。
具体的には、レーガン政権で創設された「PPT」に命じて、ありとあらゆる方法でPKO(株価維持活動=久しぶりにお聴きになったかもしれませんが、これこそトランプのためにある言葉です)を展開しました。おかげで660ドル下落(1/3)を凌駕する反発を遂げることができました。
ダウ平均株価、上海株価指数、そして日経平均株価の年間推移(18年)を振り返ってみてください。
今年は去年以上に「イベント=トランプリスク」が目白押しです。大波乱、乱高下の導火線がそこかしこに散らばっているのです。
トランプは習近平が15年に掲げた「AIIB」そして「中国製造2025」を潰します。これが公約ですからね。TPP脱退もそうですし、メキシコとの間に「壁」をつくることも、公約だから実践しているのです。
せっかく2期10年という党主席の「定年規定」を外した習近平ですが、今月22日にダボス会議(スイス)で中国の王岐山副主席はトランプと交渉することになっていますが、米中貿易戦争についてトランプに妥協、交換条件を提案するはずです。もしかすると、「習近平解任」と引き替え(つまり、「中国製造2025」取りやめ)に鉾を収めて欲しい、という話になるかもしれません。
そこまで中国は追い込まれている、と考えるべきでしょうね。
トランプにしても、上院では共和党が上回っていますから、弾劾裁判があろうと切り抜けることはできます。しかし、トランプ自身が政権を放り出す可能性はなきにしもあらず。一寸先は闇というよりも、19−20年は世界が大きく変わるターニングポイントだからです。もちろん、相場も大波乱、乱高下はみなさん予測されている通りでしょう。
アップルよりアマゾンとネットフリックスのほうが暴落可能性は高いと思うんですけどね。あらゆるETFに組み込まれてるし、ダウとナスを股にかけてるからかもね。
いよいよ本格的に金の時代に入ったようですね。
「利上げしようとしまいと市場はすでに利上げ停止で動いています。インフレ懸念がありますから19年は1回しかしない、とは言えない。1-2回というはずです。しかし市場は利上げどころか利下げもありうると認識しています」
前回、前々回とこんなことを書きましたが、ようやくパウエルさんも市場と会話しよう、というスタンスになりました。「患者を殺して病気を治す」という愚挙に気づいたようです。トランプが激怒するのもわかります。
しかし、「グレイトスイング」が持ち味のトランプにしてみれば、「パウエル解任スタンス」をコロッと転換するかもしれません。というのも、2016年に前FRB議長ジャネット・イエレンを解任しようとしたのはトランプでした。その後、「イエレンほど素晴らしい議長はいない」と持ち上げたにもかかわらず、結局、解任して弁護士のパウエルにFRBを任せたのもトランプでした。
私はイエレンは慎重というよりとっても臆病なエコノミストだな、発言もコロコロ変わるし、市場に迎合しすぎているのでは、と実は軽く見ていたのです。ホントは16年は年間4回の「利上げ」をするはずでした。結局、12月に1回しただけ。
理由はご推察の通り、「株価暴落」を懸念して先送りしたわけです。
イエレンが利上げを積極的にしなかったから、2018年、パウエルの下で株価は大波乱、乱高下したともいえます。「爆弾リレー」でどのFRB議長のときに爆発するか、というゲームのようなもので、
売上予測大幅減でアップル暴落、市場はこのタイミングで利上げを望んでいない、それはパウエルほか連銀総裁たちも理解したからこそ、「金融政策を柔軟に見直す」とパウエルは4日に講演で述べたのです。
「利上げ停止」に追い込まれてしまいました。
今年2回の利上げなどできるわけがない、と私は何回も言ってきましたが、パウエルは2回利上げした(する)、と思います。いまのうちに金利を上げておかないと、いざ、リセッションに突っ込んだ時に「利下げ」ができないからです。
いまは利上げしない、もしかすると利下げかも、アメリカ経済が本格的に減速したときに利下げするか、順番を換えただけの話なのだ、と理解しておくべきでしょうね。
Brexitは土壇場に追い込まれ、ドイツ銀行は経営危機が表面化し、米中対立は「習近平のクビ」を差し出すだけでは収まらない、と思います。
外国人が離れれば下落し、戻れば上昇。7割の外国人の投資で右往左往する日本市場はいよいよダウのくびきから解放されるかもしれません。
ただし、国際金融資本(=軍産複合体)が期待する「イランとサウジ、イスラエルの戦争」「アメリカの北朝鮮攻撃」「ロシアとウクライナの戦争」はない、と思います。詳細は又の機会あるいは講演会で触れるかもしれません。トランプの裏発言(発言の真意)を読みとらなければ投資もなかなか巧くいかないでしょう。
リスクが高まれば上昇するのはVIXと金価格。あくまでも金投資をベースにリターンの高い「どん底銘柄」をデイトレのごとく行うべし、と主宰する投資研究会でも一貫してお伝えしてきたことです。
釈迦に説法ですが金は乱高下の激しい商品です。今年は下落より高騰する局面が多いのではないか、と期待しています。
・・・・・・引用終わり・・・・・
今日の東京原原はパワポ100枚の講義ですが、チャートがわんさか。投資家には堪らないほど嬉しい講義ですが、投資も経済も関心ないなあ、つう方はぐっすりお休み下さい。6時半スタートです。
2次会はチェーン居酒屋ではなく美味しい美味しいお店です。ほっこり鍋を囲みましょう。〆は雑炊か蕎麦じゃないかなあ。。。楽しみっす。