2006年02月14日バレンタインデー、また来年、愛に恋!

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 バレンタインデーなんて、いったいだれが考えたのかね?
 「秋の読書シーズン」は本屋さんの陰謀だし、「クリスマスケーキ」はケーキ屋さんの陰謀だし、でもって、バレンタインデーはチョコ屋の陰謀ってなわけ?

 私はいいよ。ほら、トラック一杯分もらってんだかんね。いまだって、コンビニとパチンコ屋が下取りに来てる合間を見計らってブログ、書いてんだかんね。
 面倒だから、グラム100円にすっか。ちと、安すぎるか。

 男としては、この日は悲喜こもごもだよね。昨日のブログでおわかりの通り、「義理チョコもらえないぞ!同盟」の男性諸君はいったいどうすりゃいいのよ?

 「おまえ、もらった?」
 「いや、おまえは?」
 「ようやく一個ゲット!」
 「いいな、半分くれよ」
 「一個だもん、分けられないよ」
 「チックショー! よし、チョコあげに行くぞ」
 「なに、それ?」
 「チョコの喝アゲだよ」

 チョコ一個がきっかけとなって、男の友情にひびが入り、青少年の間に犯罪が起こり、持てる者と持たざる者、いやいや、モテる者とモテざる者との間に「戦争」が起こる(かもしれない)!
 第一次世界大戦も一発の銃声がトリガーとなっているのです。
 もしかすると、これも日本を弱体化させるための陰謀(アメリカとか中国の)かもしれない。
 そこのところをぉ、わたくしはぁ、憂国の士としてぇ、切にぃ心配するのでぇあります。今国会では、ぜひともぉ、「義理チョコ禁止法案」を提出してぇ、この国家分裂の危機をぉ、救いたいとぉ、わたくしはぁ、考えているのでござりまするがな(拍手!)。

 だけどさ、デパート見てると、「あぁ、日本の女性って、まだまだだな・・・」と痛感しちゃうんだよね。
 なぜか?
 たとえば、伊勢丹。どうして、ジャン・ポール・エヴァンに行列なのよ? たとえば、銀座。どうして、ピエール・マルニリーニに行列なのよ? たしかに美味しいよ。それは認めます。けど、いつだって売ってんじゃん。
 なぜ、めったに食べられない(つうか、今年だけかも!)チョコを買わないのかね。おフランスに行かないと買えないチョコのほうが、「越後屋、おぬし、なかなか目利きよのぉ」と本命の彼氏も尊敬の眼差しで見ちゃうんじゃないか。
 「まっ、有名だしぃ、ここら辺、押さえておけばいいかな」って気持ちかな。

 まっ、ブツブツ言ってると、オヤジの小言に聞こえるから、このへんで、今回もたくさんたくさんチョコをもらっちゃったから、「おっ!」というユニークなのを、チョコだけにチョコッと(オヤジギャグ炸裂!)紹介しちゃおうかな。
 

有名な「ボワシエ」。もち、おフランス製ざんす。パリ16区の高級住宅街にある老舗のチョコ。

シェフ・パティシエのクリスチャン・ヴォーティエ氏の至高のチョコ。あっまぁぁい。


珍しいんだよね、アメリカ製のチョコなんて。「5th avenue 生チョコレート」。JALでは1stクラスのお客さんにだけ出してるんだってさ。

中身はこうなってるわけ。ほのかなシャンパン風味。桐箱に入ってるとは、なかなかやるね。


「コヴァ ジャンドゥイオッティ」(イタリア製)。ヒヨコのチョコ(Caffarel)あんでしょ。あれの高級バージョンでんな。

今回のチョコの中ではいちばん高価じゃないかな。「Terroirs de Bourgogne」(これまた、おフランス製ざんす)。8個入ってた。

「リシャール」(おフランス製)。カカオ含有量100%、82%、73%、70%と4種類の板チョコ。100%はめちゃビター。これって罰?

「ゴディバ」(ベルギー製)。しかもトリュフと来れば、バレンタインデー界のIT革命だぁ。

これね、「マシュマロ」なんだよ(おフランス製ざんす)。パッションフルーツ、木イチゴ味で、とってもフルーティ。

お馴染み「コアラのマーチ」。だけど、ハワイでしか売ってないのよ。だって、パイナップル味だもん。

 お腹、壊しちゃうのわかるでしょ? 来年もよろぴこね。

映画!「北辰斜にさすところ」(神山征二郎監督)10月クランクイン!「中島孝志と一緒に映画をプロデュースする会」が発足しました。みなさん、応援、宜しくお願いします!