2006年02月26日あなたは偉い!金メダル!

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

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 ようやっと、メダルが取れましたね。しかも、金色とはスゴイ!
 荒川静香さん、大喜びというよりホッとしてるんじゃないかなぁ。この人、スランプが長かったでしょ。だから、私も気にしてたんです(もち、何のお役にも立てないけど)。「あれだけやったんだもの。悔いのない演技をしたい」って、欲とか焦りとかちょっと違うとこで勝負してたみたい。
 集中力っての? 神様が降ってきたみたいな・・・。
 
 オリンピックの関係者も胸をなでおろしてるんじゃないかな。もしメダル0だったら、トリノから帰って来られないでしょ。「蒸発」「失踪」とかさ。報告会、記者会見は、おそらく静香さん(亀井じゃないよ)を同席させて、そちらに質問がいくようにすると思うよ。見ててごらん。

 あと、マスコミにとっても救世主だよね。
 だって、あれだけ盛り上げといてさ、メダル0行進でしょ。期待できる競技がどんどん消えていく。
 「もう、女子フィギュアしかねぇじゃん」
 新聞のスポーツ欄なんて飛ばし読み、テレビは見ない。それより、視聴者以上に現場の記者や報道陣は白けてたんじゃないかな。
 「おもしろくねぇぇ」
 「つまんねぇぇ」
 「ドラマがねぇぇ」
 で、逆転勝利しちゃった。しかも、はじめてとったのが金色のメダル。こりゃ、インパクトありますよ。
 銀盤ドラマのヒロイン決定! こりゃ、特番、目白押しだわな。DVD売れるわな。DVDメーカーの株価も上がるわな。
 静香様々だわな。


バランスがとってもいい。ホント、銀盤に映えるね。

 彼女、ヨーロッパでも人気あると思うね。「東洋の神秘」みたいな雰囲気もってんでしょ。
 女子フィギュアはさ、やっぱ、「究極の美」を競って欲しいのよ。その中で難度の高い技術を織り込んでもらいたいわけ。
 横からパンチが飛んでくるのを承知でいうと、「大人の女」による美の戦いを見たいの。東京オリンピックのベラ・チャスラフスカみたいな「艶女(アデージョ)」がいいんだよね(どうでもいいけど、女子体操界って、いつから中国雑伎団になっちゃったのかね。「えっ? 小学生だろ」みたいなのはちょっと遠慮したいな)。

 そういう意味では、この競技については評価の視点を変えてもらいたいな。曲芸だったら、中国雑伎団の勝ちだもの。
 やっぱ、「女性の美」を競うスポーツであってほしい。女子フィギュアはアートなのよ、アート。