2006年02月28日冬季オリンピックが終わりました!

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

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 オリンピックが終わりましたね。
 戦績は金メダル1個のみ。4位が多くて、たいへん惜しいことをしたと思います。
 けど、選手はよくやったと思いますよ。

 一部の新種目を除けば、出場選手は長野五輪の時とあまり代わり映えしなかったでしょ。層の薄さ、設備の不備、強化システムの限界など、いろんな問題が山積みで、これからの立て直しが次の執行部には求められるところでしょう。

 けど、それ以上に大変なのはスポーツに対する国の意識の低さ、ずばり言えば、資金面での無理解でしょうな。

 お金がなければ、選手は勝てませんよ。前回は長野オリンピックという国策的な資金投資があった。しかし、今回はアウェイでの闘い。となれば、国だって、企業だって、応援態勢はほとんどありませんもの。
 「○○は冬季オリンピックの公式スポンサーです」といったところで、瞬間風速。常日頃から選手を育てる環境作りがなければ、4年後も同じことを繰り返すと思います。

 企業のスポーツ離れ。バブル経済崩壊後、これは顕著です。
 プロ野球ですら、スポンサーが離れていくんですよ。スキー、スケート、カーリング、ハーフパイプ・・・視聴率が稼げないスポーツにスポンサーがつくかどうか。

 しかし、暗いことばかりいではありません。勝てば視聴率が上がり、ブームになります。
 「フィギュアやりたい」という女の子が増えるかもしれません。なにしろ、いま、子どもに人気のスポーツ、なにか知ってます?
 ゴルフです。ゴルフショップを覗いてみてください。子ども用のウッド、アイアンが飛ぶように売れてます。藍ちゃん、さくらちゃん効果でしょうね。
 スターが1人出れば、あっという間にブームになるんです。ミーハーがブームを作るんです。ミーハーがたくさん生まれる仕掛けを作ること。それがスポーツを育てる時には大切だと思います。
 いま、フィギュアスケートには真央ちゃん効果、静香効果で追い風が吹いてます。乗るなら、いまでしょうな。