2006年03月13日怖い、怖い、賞味期限のお話。

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

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 何ごとにも賞味期限がありますね。
 「花の命は短くて 哀しきことのみ多かりき」−−林芙美子ではありませんが、「芸人の命はもっと短くて、悲しきことのみ多かりき」・・・でやんすね。

 ここ2年間でブレイクした芸人。もう息切れしてる人も少なくありませんね。新路線を開拓してる人もいたりして、みな、生き残りに必死です。
 けど、これってむずかしいねぇ、本当に。まっ、多いのはお笑いから俳優に転身したりすることかな。「本籍地お笑い、現住所俳優」なんてね。これは多いです。藤田まことさん、鶴太郎さん、ボンチもそうだし、たくさんいます。
 勉強したんでしょうな。
 
 さてと、まずとっくの昔に消えたのが「ゲッツ」。これ、過去完了。名前、なんつったかなぁ。あと、「テツ・アンド・トモ」。営業では強いと思うよ。けど、若者に受けない。なんかNHK的なのね。ネックは、今ひとつ、バカができないってとこ。
 消えつつあるのが「波田陽区」。過去完了進行形。もう侍の格好で出てないよね。この前、テレビ見てたら、ぜんぜん気づきませんでした。なんの芸もしてなかったしぃ。

 現在完了進行形が「レイザーラモンHG」。この人、いじられないと話になんないし。あのテーマ曲がないと、これまた存在感が薄いし。コンビになって、一気に失速しちゃった。夏どころか、4月までもたないんじゃないかなぁ。
 いったん、「顔出し」で売るんだろうけど、それでも1カ月がいいとこでしょう。

 やはり、タイミングのいい「レスポンス力」がないと、いまのテレビでは勝ち抜けないよね。
 「品川庄司」「ドランクドラゴン」は反射神経の鋭い「ツッコミ力」があるからいけんじゃない? 「次長課長」にしたって、「グッさん」みたいに、2、3年後には単品で売りはじめるんじゃないかなぁ。
 魔邪、小梅大夫、小力? まっ、いまがピークだよね。どう変身すっかだね。

 1発屋になるだけでもスゴイことだけど、2発、3発と続けるってことは偉大なことだよ。

 「ひろし」はいけるんじゃないかなぁ。元々、関西芸人みたいに出しゃばるタイプじゃなくて、抑えめでしょ。レスポンス力はないけど、この線、あまりいないもの。
 芸人にも「押すタイプ」と「引くタイプ」がいるのよね。営業マンみたいだけどさ。ほとんどの芸人は押すタイプ。さんまさんなんて典型でっせ。
 一方、引いて笑わせるってのは、たとえば、関根勤、小堺、タモリ、ビートたけしさんもそう。で、ひろしは引いて笑わせるタイプ。これ、実は希少価値です。「♪ひろしです♪」なんてやんなくても、そこそこいけんじゃないのかな。
 どうだろ?

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 いままで3万人を超える経営者、政治家、思想家、もち、ビジネスマンにも会ってきたけど、一流になればなるほどシンプルに考える。でもって、判断も早いし正確。なぜか? 「公式」を持ってるからです。失敗、成功をたくさん体験し、自分の頭でよ〜く考えて数式で整理しちゃった。
 「こういう時はこういう計算が成り立つ」「こういう数式で判断すると正解!」
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