2006年11月08日ヘレン・ミレン再び!「カレンダーガールズ」
カテゴリー中島孝志の不良映画日記」
これ、なかなか痛快まるかじりの映画ですよ。昨日ご紹介したヘレン・ミレンが主演してるんだけど、ほんの2年前の映画だから、彼女の年は60歳くらいでしょ?
で、オールヌードを披露してるわけ。それが彼女だけでなく、カレンダー分(12月は全員)、ということは11人の女性が登場してんの。
しかも、この女性は全員がなんちゅうか本中華、こういっちゃなんだけど・・・50代、60代の「おばさん」なのよ。そりゃ、20代の山田花子より60代の岩下志麻のほうが好きですよ、私は。
けどねぇ、普通のおばさんたちだもの、これ。
すごいよね、いざとなったら女は!
あっ、これね、実話なんです。
英国北部の田舎町ヨークシャーに暮らすクリス(ヘレン・ミレン)とアニー(ジュリー・ウォルターズ)は地域の「女性の会」に参加してんの。
英国らしく、クラスがきちんとしてる。もち、地域ごとに対抗意識が盛んで、あそこのグループにだけは負けないぞ、みたいなね。教区で分かれてるから、いつも教会で打ち合わせしたり集まったりしてるんです。
いろんなイベントが行われてるんだよね。バザーだけじゃないよ。
メンバーが持ち回りでスピーチしたりしてね。たとえば、「ブロッコリーの歴史」とかさ。ケーキ教室とか、まっ、あくびが出るようなテーマばかりなんだな。つまり、マンネリなのよ。インテリなんていないから、スピーチたってみながみな得意なわけじゃないしね。つまり、しっちゃかめっちゃかなんだな。
そんなある日、アニーのご主人ジョンが白血病で亡くなります。
悲嘆に暮れるアニーの姿を見てると、「そうだ、ジョンを偲ぶために私たちでなんかしなくちゃ!」とクリスは燃えちゃうの。
「今年のカレンダーは教会を背景に撮影します」とリーダー。
「あのつまんないヤツ。売れないカレンダー?今年もやるの?」
ええこと、考えた! よし、私たちをモデルにしてヌードカレンダー作っちゃおう!
てなわけで、仲間に話を持ちかけると、「絶対に嫌! 私、1月じゃなきゃダメ」なんて、のりのりなんだよ。やる気満々。その日からエクササイズはじめたりしてさ。
コストは最低で抑えなくちゃいけないから、スポンサー集めから何から何までがんばっちゃう。カメラマンまで探しちゃう。
で、とうとうできあがっちゃった。
トラブル、発生。
これ、「女性の会有志」という名称があるから意義があるのであって、たんなるおばさんヌードじゃ変態しか見ないよね。
ところが、企画の段階でどうせ潰されると思ってるから見切り発車したんだよ。
事後承諾を得ないといけないんだけど・・・「女性の会」のリーダーたちは大反対。名誉にかかわっちゃうからさ。こうなりゃ、当たって砕けろだよ。クリスは「女性の会」のリーダー会議に出張っちゃいます。一席ぶっちゃいます。
で、なんとかOKをとりつけちゃう。
しかし、カレンダーをめぐって次から次へとトラブル発生。
はたして、こんなカレンダーが売れるのかね? おばさんの自己実現の旅はうまくいくのか?
それは観てのお楽しみ!
それにしてもヘレン・ミレンはいいねぇ。
英国の実話。もともとは白血病研究基金の資金集めのためにはじまったのね。
1999年に発売されたカレンダーはなんと30万部も売れちゃった。
ケーキを焼いたり、花の世話をしたり、編み物をしたりといった中年女性のありふれた生活がこの「事件」でどんどん変わっていきます。
最後はコントロール不能になっちゃう。
そうなったらどうする? そうそう、原点に戻ればいいんだよ。
彼女たちも原点に戻ります。そして、平穏を取り戻すのさ。
で、オールヌードを披露してるわけ。それが彼女だけでなく、カレンダー分(12月は全員)、ということは11人の女性が登場してんの。
しかも、この女性は全員がなんちゅうか本中華、こういっちゃなんだけど・・・50代、60代の「おばさん」なのよ。そりゃ、20代の山田花子より60代の岩下志麻のほうが好きですよ、私は。
けどねぇ、普通のおばさんたちだもの、これ。
すごいよね、いざとなったら女は!
あっ、これね、実話なんです。
英国北部の田舎町ヨークシャーに暮らすクリス(ヘレン・ミレン)とアニー(ジュリー・ウォルターズ)は地域の「女性の会」に参加してんの。
英国らしく、クラスがきちんとしてる。もち、地域ごとに対抗意識が盛んで、あそこのグループにだけは負けないぞ、みたいなね。教区で分かれてるから、いつも教会で打ち合わせしたり集まったりしてるんです。
いろんなイベントが行われてるんだよね。バザーだけじゃないよ。
メンバーが持ち回りでスピーチしたりしてね。たとえば、「ブロッコリーの歴史」とかさ。ケーキ教室とか、まっ、あくびが出るようなテーマばかりなんだな。つまり、マンネリなのよ。インテリなんていないから、スピーチたってみながみな得意なわけじゃないしね。つまり、しっちゃかめっちゃかなんだな。
そんなある日、アニーのご主人ジョンが白血病で亡くなります。
悲嘆に暮れるアニーの姿を見てると、「そうだ、ジョンを偲ぶために私たちでなんかしなくちゃ!」とクリスは燃えちゃうの。
「今年のカレンダーは教会を背景に撮影します」とリーダー。
「あのつまんないヤツ。売れないカレンダー?今年もやるの?」
ええこと、考えた! よし、私たちをモデルにしてヌードカレンダー作っちゃおう!
てなわけで、仲間に話を持ちかけると、「絶対に嫌! 私、1月じゃなきゃダメ」なんて、のりのりなんだよ。やる気満々。その日からエクササイズはじめたりしてさ。
コストは最低で抑えなくちゃいけないから、スポンサー集めから何から何までがんばっちゃう。カメラマンまで探しちゃう。
で、とうとうできあがっちゃった。
トラブル、発生。
これ、「女性の会有志」という名称があるから意義があるのであって、たんなるおばさんヌードじゃ変態しか見ないよね。
ところが、企画の段階でどうせ潰されると思ってるから見切り発車したんだよ。
事後承諾を得ないといけないんだけど・・・「女性の会」のリーダーたちは大反対。名誉にかかわっちゃうからさ。こうなりゃ、当たって砕けろだよ。クリスは「女性の会」のリーダー会議に出張っちゃいます。一席ぶっちゃいます。
で、なんとかOKをとりつけちゃう。
しかし、カレンダーをめぐって次から次へとトラブル発生。
はたして、こんなカレンダーが売れるのかね? おばさんの自己実現の旅はうまくいくのか?
それは観てのお楽しみ!
それにしてもヘレン・ミレンはいいねぇ。
英国の実話。もともとは白血病研究基金の資金集めのためにはじまったのね。
1999年に発売されたカレンダーはなんと30万部も売れちゃった。
ケーキを焼いたり、花の世話をしたり、編み物をしたりといった中年女性のありふれた生活がこの「事件」でどんどん変わっていきます。
最後はコントロール不能になっちゃう。
そうなったらどうする? そうそう、原点に戻ればいいんだよ。
彼女たちも原点に戻ります。そして、平穏を取り戻すのさ。