仕事術のカリスマ中島孝志が贈る!
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カテゴリー:中島孝志の原理原則研究会
2018年11月22日 (木)
ダウは反発からスタート。CMENK先物も大幅上昇。今朝は大幅反発が期待できるのでは・・・そうは問屋が卸してくれない!
なんじゃこりゃー!
なんと来週なんですね。時間が光速で過ぎていきます。
左欄の名古屋と大阪のスケジュールを確認しますと、「松下幸之助の経営道について語ろう」と「仕事と人生に活かす世界史の読み方」というテーマになってますけど、換えます。
「ロシアより愛をこめて」
♪フロム ロシァなんたらかんたら♪
昔、シャーリー・バッシィやアンディ・ウイリアムズが歌ってましたな。
どうしてロシアなん? いえね。今回の「日露平和条約」締結云々でメディアがとんちんかんならまだしも、いつものようにフェイクニュースを流してますんでね。裏も表も含めて正確な情報=インテリジェンスをお届けしようと思いまして。
「まくら」はいつものように投資情報。で、本講義は「ロシア」つうことね。
現代政治経済だけでなく、前4世紀、東ヨーロッパからの黒海、そしてキエフ等々、ロシアの歴史についてもじっくり。
実は、5-6年前に、CIAとNDAが仕掛けた「アラブの春」から「バラ革命」「オレンジ革命」「チューリップ革命」まで「まくら」で話してたら止まらなくなりまして、気づいたら2時間たっぷり。で、ウケましてね。
ほかの原原メンバーは聴いたことないと思います。だって正式な講義テーマじゃありませんから。
ま、久しぶりにやろうかな、つうわけ。
さて、んなことより「日露平和条約締結!」って話。
「四島一括返還て話だったんじゃね?」とメディアは安倍さんを攻撃してますけど、巧いね、安倍さんも。バカを相手にしない。野党のセンセ方はいつまでも「モリトモ」「カケー」「移民政策そのものだー」ばっかし。で、「議会を止めたのは政府だ!」って、国民はバカじゃありませんから。騙されませんよ。
政権ゴッコしてた民主党時代に「ポンコツ移民政策」を提案したのはどこのだれたったんでしょ?
いま、やんないとね、一島も返ってきませんよ。永遠に。
「経済協力だけさせられて一島も戻らなかったどうすんの?」
そん時は協力しなけりゃいいじゃん。
考えてみてくださいよ。プーチンの立場を。
交渉ですから、そりゃ、わが国益だけを要求すればいいんですよ。けど、それでは平行線のまま。だから1945年から、1956年から返らないわけね。
プーチンの立場って? 考えてみてくださいよ。サイン1つ、議会で批准すれば成立する条約と、長く長く続く経済協力と、どちらが反故のリスクがあるか? 領土を返還したはいいけど、期待するような経済協力してくれなかったら?
でも、ロシアっては日ソ中立条約を破棄して日本に戦争を仕掛けた国ですよ。こんなヤツら信用できるの?
ロシアの言い分はこうです。わしら、英米の首脳とヤルタ会談でドイツ降伏3ヵ月後に日本と戦争しますけん、と約束してたかんね。
つまりね、北方領土問題つうのは日露というより連合国=英米との問題なのよ。いままでも「二島返還」つう話は何回かありました。でも、「四島返ってこなくていいのか?」といつもアメリカに脅かされてパー。
米ソ対立の冷戦時代だったから。
いまやらないと永遠に返らない、つう意味は、ロシアの実力者プーチン。日露双方から国益を得られると判断するトランプ。なによりトランプとプーチン双方に信用がある安倍首相。カードが3枚揃ったからできることなのよ。オールセブンが揃ったようなもんでね。
次に揃うのはいつか? 「ほぼ永遠に無理」つうこと。
そもそもロシアつう国には「固有の領土」なんて概念ありませんもの。「なに、それ?」てなもんですな。だって、ロシアの源泉てどこか知ってる? ルーシーですよ。ロシアてのは。
キエフがルーツなの。ドン川沿いに銅像がありますけど、ウラシセミール一世がまとめたの。キエフはいまのウクライナ共和国の首都ね。
ウクライナってどういう意味か知ってる? 悪いからいわないけどさ。
ロシアつうのは土地を奪って奪って奪って国造りをしてきた民族なのね。固有の領土なんてありません。かすめ取る、だまし取る、侵略する。そうやって領土を広げてきたわけ。
自分が侵略するから他国からの侵略についても敏感。で、侵略されたら納得するわけ。領土つうのは「戦利品」ですから。負けたら取られる、これ、当たり前。
そんなお国柄の連中に「父祖伝来の領土ですから」「過去の条約でこう決まってましたから」といくら主張してもダメ。
「ケンカで負けたのがいけんのじゃろうが。悔しかったらケンカで勝たんかい!」つうわけ。
ロシアにとって領土なんてのはいつも「現住所」なの。「本籍地」なんて関係ないわけ。
で、今回、めでたくわが国は経済戦争に勝った。原油が下落したら終わりのロシア。いまのうちに、日本に技術協力してもらってシベリアの原油や天然ガスを売りたい。生産性の高い製造国家になりたい。領土と交換にいろいろ協力してよ、つうわけ。
いま内閣府では過激なスローガンは外してますね。「北方領土を想う」とかいうニュアンスです。
けどさ、現実を考えると、豪腕プーチンでも国民をねじ伏せるのは大変ですよ。ヘタすると失脚します。それだけのリスクを抱えてます。
で、どうしてスリーカードが揃ったか? 中国のおかげです。アメリカの敵はロシアではありません。中国です。中国を封じ込めるため、トランプはプーチンと手を握りたい。その仲介をしてるのが安倍さん。
中国にしてみれば、米露に組まれたら200パー勝ち目がありません。リンクピンの安倍さん失脚させるために「奴隷」を使って森友や加計問題で攻撃したれ、ロシアゲートつうえん罪でトランプを失脚させようとしてきました。
でも、ここにいたって、トランプから米中貿易戦争を仕掛けられるとは夢にも思ってなかっただろうね。慌てて安倍さんにすり寄ってきました。
沖縄返還のあと、北方領土返還問題にも懸命だった末次一郎先生が代表をする「海外青年協力隊を育てる会」で、私、学生時代に長らくバイトしてたことがあります。まさか30代になって、末次先生と何回か酒席をともにできる、とは思いもしませんでした。
根室にもまいりました。北方領土がすぐそこに見えますよ。
いつだったか、鈴木宗男さんの話もされてましたけどね。どうなんでしょう。末次先生は「四島一括返還論者」でしたけど、鈴木宗男さんも「段階的返還論者」ではなかったのかな、と思いますね。
「いますぐ全部返せ!」では交渉のテーブルにはついてもらえないでしょ。戦争=血で奪い取った領土、領空、領海ですからね。とくに凍らない国後水道は渡さないでしょ。
重要な点は、日米地位協定ですよ。1951年に結んだ日米安保。日本中どこにでも米軍基地を置ける。北方領土にも置ける。こんなとこに基地をつくられたら、ポーランドにNATOを置かれるのと同じ。プーチンが許すわけがない。
けど、そこはトランプ。プーチンから切り出したのも安倍さんから提案できるわけがないから。「いま突然閃いたんだが、なんの前提もなしに・・・」と振ってくれたわけ。安倍さんは驚いた振りして、元もと自分が書いたシナリオを演じたわけ。
まあ、そういうウラがあります。ネオコンは大反対。でも、トランプが抑え込んでるから石破さんは総裁選にダブルスコアで敗北。
国際政治は投資と同じくらいおもしろいわな。
BC4世紀から続くロシアの歴史、ユダヤの歴史。ソ連てのはユダヤ人がつくった国ですからね。
来週の講義、乞うご期待です。
「ロシア問題、興味があるんです。オブザーバーで聴かせて頂けませんか?」つうメールがありました。残念ながら、講義はメンバーだけに聴かせるもの。「データは売って頂けますか?」つう再メール。残念ながらメンバーだけに配信してますんでごめんなさい。
さて、今日の「通勤快読」でご紹介する本は「新版 安売りするな!「価値」を売れ!」(藤村正宏著・1,512円・日本経済新聞出版社)です。ビジネスで超速効役立つインテリジェンスっすよ。「通勤快読」視聴しない人の気が知れんわな。もったいない。
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です。
プロフィール
中島孝志(なかじまたかし)
■東京生まれ。早大政経学部政治学科、南カルフォルニア大学大学院修了。PHP研究所、東洋経済新報社を経て独立。経営コンサルタント、経済評論家、ジャーナリスト、作家 (ペンネームは別) 、出版プロデューサー、大学・ビジネススクール講師等ビンボー暇無し。
■講演・セミナーは銀行、メーカー、外資系企業等で大人気。全国紙をはじめ専門誌、永田町メディア、金融経済有料サイト、超大手金融機関等の広報誌から宗教団体機関誌などの連載を30年続ける。
■著訳書は500冊(電子書籍120冊含む)。大臣や経済団体トップなど政財界をはじめとした要人プロデュース延べ500人超。読書は年間3000冊ペース。落語と宝塚歌劇、大衆演劇、そしてシャンソンの熱烈なファン。
■日本青年会議所の「TOYP(人間力)大賞」を87年から3年連続受賞の快挙(横浜JC推挙)。
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