2007年02月20日「ドリームガールズ」
カテゴリー中島孝志の不良映画日記」
まいったなぁ。ただでさえ忙しいのに、こんな映画やられちゃ困んだよ。
ホントにもう。毎日通っちゃうでしょうが。ホント、困るんだって。締切過ぎてんの、3社もあんだよ。
私ゃ、ほかの量産作家さんたちとちがってゴースト使わないんだかんね。全部、自分でしこしこワープロ打ってんだかんね。毎日2時間も映画観てたらさらに遅れんだかんね。
でも、観た後すっきりして気分が乗るから、まっいいか。

なんと32曲のてんこ盛り。音楽好きにはたまんない映画だよん。
この映画、完全にミュージカルでんな。さすがにブロードウェイでロングランしてるだけありますわ(初演は1981年)。脚本がきっちりできてまっせ。
な〜んだ。「シカゴ」の脚本書いたビル・コンドンが監督してんじゃん。アカデミー賞最多8部門にノミネートって、当たり前だよな。
ビヨンセにエディー・マーフィ、ジェイミー・フォックス(「レイ」でオスカーとった人ね)まで、脇をがっちり固めてるけど、これ、この人がヒーロー、この人がヒロインという映画じゃなくて、1人1人の人物をきちんと描いてます。
2時間の枠の中でよくこんだけドラマを入れたよなあ。しかも、ご機嫌なリズムに乗せてね。ぜいたくな映画だよ。
けど、「シカゴ」や「ムーランルージュ」ほど金はかかってないと思うね。せいぜい、「ティナ」とか「レイ」レベルでしょ? 「ティナ」も好きですね。これら全部DVD持ってるヨン。
テーマもてんこ盛りかな。
夢、挑戦、野心、友情、裏切り、恋愛、金、アイデア、セックス、薬、酒、音楽、歌、踊り、衣裳、変身、時間・・・そして自己実現、家族、母子、そしてほんとうの夢。
モデルは、シュープリームス。そう、ダイアナ・ロスね。
14歳のダイアナを、近所のフローレンス・バラード、メリー・ウィルソンがガールグループを結成するんで誘いにくるわけ。で、コーラスグループを作ってオーディションに臨むわけ。で、この3人組に目をつけたのが中古車販売会社を経営する男。この人、後にレコード会社を興します。それ、モータウン・レコードね。
1962年、「シュープリームス」として正式に契約するわけ。

ダイアナ・ロス。美人でスタイル抜群。けど、高慢ちき。仕方ないか。
この時代、1960年代でしょ。まだまだ黒人の人権が低かった時代ですよ。レイ・チャールズもそうでしたけど、キング牧師が公民権運動で頑張ってた頃だよね。
白人のセリフの中にもたくさんの差別フレーズが登場してます。マイアミでは、サミー・デイビスすらショーができなかったんだからね。
黒人のR&Bにしたって、白人がカリフォルニアサウンドにしてパクっちゃう。「ハウンドドッグ」だってエルビスじゃないもん。ビッグ・ママでしょ、元々。
けど、そんな逆境の中でもスターは生まれてくるわけ。ホーランド=ドジャー=ホーランドが作った作品「Where Did Our Love Go」「Baby Love」「Stop! In The Name Of Love」等々でいきなり10曲が全米ナンバー1にランキングしちゃうんだもの。
1970年、ダイアナ・ロスはソロに転向すんの。で、「ビリー・ホリディ物語」「マホガニー物語」とかにも主演すんの。
彼女ほど、ヒット曲もってるのも少ないと思うよ。私が大好きなのを少しだけ紹介すると、「You Can't Hurry Love」「Stop! In The Name Of Love」とか、ライオネル・リッチーとのデュエット曲 「Endless Love」とかね。
ほかにも、「Theme From Mahogany」って曲は日本人にはおなじみ。ネスカフェのCMに使われてたもんね。
あと、詩がとってもいいのは、「If We Hold Together(Force Behind The Powerと紹介されることもある。私のCDはこちら)」だよね。これ、最高です。たしか「想い出にかわるまで」というドラマ(今井美樹さん主演で、妹の松下由樹さんが恋人の石田純一さんと結ばれちゃうというお話)でも使われてた。
聖書のフレーズそのまんまだから、詩がいいのも当たり前なんだけど・・・。
まっ、聴けば思い出すと思うよ。
「コットンクラブ」「シカゴ」「ムーランルージュ」「ティナ」「レイ」がお好きな方なら、絶対はまると思うな。
明日も観ようっと。
ホントにもう。毎日通っちゃうでしょうが。ホント、困るんだって。締切過ぎてんの、3社もあんだよ。
私ゃ、ほかの量産作家さんたちとちがってゴースト使わないんだかんね。全部、自分でしこしこワープロ打ってんだかんね。毎日2時間も映画観てたらさらに遅れんだかんね。
でも、観た後すっきりして気分が乗るから、まっいいか。

なんと32曲のてんこ盛り。音楽好きにはたまんない映画だよん。
この映画、完全にミュージカルでんな。さすがにブロードウェイでロングランしてるだけありますわ(初演は1981年)。脚本がきっちりできてまっせ。
な〜んだ。「シカゴ」の脚本書いたビル・コンドンが監督してんじゃん。アカデミー賞最多8部門にノミネートって、当たり前だよな。
ビヨンセにエディー・マーフィ、ジェイミー・フォックス(「レイ」でオスカーとった人ね)まで、脇をがっちり固めてるけど、これ、この人がヒーロー、この人がヒロインという映画じゃなくて、1人1人の人物をきちんと描いてます。
2時間の枠の中でよくこんだけドラマを入れたよなあ。しかも、ご機嫌なリズムに乗せてね。ぜいたくな映画だよ。
けど、「シカゴ」や「ムーランルージュ」ほど金はかかってないと思うね。せいぜい、「ティナ」とか「レイ」レベルでしょ? 「ティナ」も好きですね。これら全部DVD持ってるヨン。
テーマもてんこ盛りかな。
夢、挑戦、野心、友情、裏切り、恋愛、金、アイデア、セックス、薬、酒、音楽、歌、踊り、衣裳、変身、時間・・・そして自己実現、家族、母子、そしてほんとうの夢。
モデルは、シュープリームス。そう、ダイアナ・ロスね。
14歳のダイアナを、近所のフローレンス・バラード、メリー・ウィルソンがガールグループを結成するんで誘いにくるわけ。で、コーラスグループを作ってオーディションに臨むわけ。で、この3人組に目をつけたのが中古車販売会社を経営する男。この人、後にレコード会社を興します。それ、モータウン・レコードね。
1962年、「シュープリームス」として正式に契約するわけ。

ダイアナ・ロス。美人でスタイル抜群。けど、高慢ちき。仕方ないか。
この時代、1960年代でしょ。まだまだ黒人の人権が低かった時代ですよ。レイ・チャールズもそうでしたけど、キング牧師が公民権運動で頑張ってた頃だよね。
白人のセリフの中にもたくさんの差別フレーズが登場してます。マイアミでは、サミー・デイビスすらショーができなかったんだからね。
黒人のR&Bにしたって、白人がカリフォルニアサウンドにしてパクっちゃう。「ハウンドドッグ」だってエルビスじゃないもん。ビッグ・ママでしょ、元々。
けど、そんな逆境の中でもスターは生まれてくるわけ。ホーランド=ドジャー=ホーランドが作った作品「Where Did Our Love Go」「Baby Love」「Stop! In The Name Of Love」等々でいきなり10曲が全米ナンバー1にランキングしちゃうんだもの。
1970年、ダイアナ・ロスはソロに転向すんの。で、「ビリー・ホリディ物語」「マホガニー物語」とかにも主演すんの。
彼女ほど、ヒット曲もってるのも少ないと思うよ。私が大好きなのを少しだけ紹介すると、「You Can't Hurry Love」「Stop! In The Name Of Love」とか、ライオネル・リッチーとのデュエット曲 「Endless Love」とかね。
ほかにも、「Theme From Mahogany」って曲は日本人にはおなじみ。ネスカフェのCMに使われてたもんね。
あと、詩がとってもいいのは、「If We Hold Together(Force Behind The Powerと紹介されることもある。私のCDはこちら)」だよね。これ、最高です。たしか「想い出にかわるまで」というドラマ(今井美樹さん主演で、妹の松下由樹さんが恋人の石田純一さんと結ばれちゃうというお話)でも使われてた。
聖書のフレーズそのまんまだから、詩がいいのも当たり前なんだけど・・・。
まっ、聴けば思い出すと思うよ。
「コットンクラブ」「シカゴ」「ムーランルージュ」「ティナ」「レイ」がお好きな方なら、絶対はまると思うな。
明日も観ようっと。