2007年06月06日「歌謡曲だよ、人生は」
カテゴリー中島孝志の不良映画日記」
「日経のBizPlus」に連載中の「社長の愛した数式」が好評で1日5万人を突破するアクセスで日経がびっくり。自慢ではありません。「BizPlus」は20人の執筆者で計18万人の読者がいるんですけど、小生のコラムがダントツ人気なのです。いやいや、けっして自慢ではありませんぞ。
「社長の愛した数式」が更新されました。「ソフトバンク」の第1回目です。毎日新聞Webサイト「中島孝志の おとなの仕事相談室」も宜しくね。
この映画、横浜ではやってないのね。で、本日、日経新聞等のインタビューがあったんで、これ幸いと、上映時間をスケジューリングして観て来ちゃいました。
この映画、銀座4丁目、和光裏の「シネスイッチ銀座」で上映してんの。銀座のど真ん中にあんの。
けど、客はオババばかり。見渡すかぎり、オババ、オババ、オババ。オババの佃煮ができまっせ。
この人たち、2人揃ったら怖いもの無しだかんね。それが束になっているんだよ。どうなったと思う?
以下は本日、私が遭遇した上映中のオババたちの会話です。しばらくお楽しみください。
(画面:ボクシングの試合)
「痛そう、おお、痛そう。あれは痛いわ、あれは痛い」
「ホント、役者も大変ねぇ」
(トイレに閉じこめられてエアギター大会に出られない主人公)
「ドジなんだから。さっきからずっと。ばっかみたい」(そういうキャラなんじゃあ!)
(「女の道」の歌詞がわからなくなった主人公)
「♪うぶな私よ、うぶな私!あんたが唄ったんだから知ってるでしょ」(そういう芝居なんじゃあ!気づけ、こらあ!)
(ラストでとびっきりのいい女が登場)
「あんなのあるわけないよねぇ。釣り合わないわよ」(だから、芝居なんじゃあ!)
(ラブレターが山ほど机から出てきたシーン)
「ストーカーよ、ストーカー。あれ、絶対、ストーカー!」
(歩さんがチャリに乗って五郎丸の車をつかまえる)
「良かったねぇ、パチパチパチ(劇場が揺れたど!)」
おまえら、静かに観られんのか!いちいち反応すな! 隣と感想しゃべるな!あとにせぇ、あとに! まだ映画始まったばかりやろが!
それに何回も出たり入ったりすな!出口そばで観てるから、出たり入ったりするとピカっと明るくなるから、一瞬、スクリーンが見えなくなるんやど!
「○○さん、お茶」「ありがと。じゃ、お煎餅ね」「ありがと」
仲良く会話すな! いま、上映中やろが! おまえら、まとめて延髄蹴ったろか!
これからは映画館の受付でオババの人数をチェックしてから入ることにします。
さて・・・これ10話+オープニング+エンディングで、計12の歌謡曲からイメージする映画を作るという、きわめて挑戦的な、けど、もしかすっと「世にも奇妙な物語」になっちゃいそうなトライアルなのね。
なんつったって、私ゃ、歌謡曲の味方だかんね。そりゃ、お坊ちゃまの頃は、毎朝、母が弾くショパンのピアノ、父が奏でるメンデルスゾーンのバイオリン。これらが私の目覚ましでしたよ。けど、歌謡曲は好きなんです。
ばらばらの監督が選曲してるわりには、はまりますなぁ。見事にはまります。たぶん世代的には団塊だと思うけど、私にドンピシャの選曲。
映画的には笑えたのは「女の道」。で、感動したのは「逢いたくて逢いたくて」。
後者は妻夫木聡くんと伊藤歩さんのコンビ。なかなか、できたショートストーリー。日テレの「泣ける実話」にも登場できそうなレベルですよ。妻夫木くん、歩さん、演技が巧い。
伊藤歩ちゃんはいい。「東京タワー」「のど自慢」「カーテンコール」にも出てた。
「逢いたくて逢いたくて」
♪愛したひとは あなただけ わかっているのに
心の糸がむすべない ふたりは恋人
すきなのよ すきなのよ
くちづけを してほしかったのだけど
せつなくて 涙がでてきちゃう♪
昭和40年、岩谷時子作詞/宮川泰作曲で大ヒットしましたね。この歌、大好きでね。実は園まりさんのベストCD持ってるんです。彼女の曲で好きなのは「なんでもないの」って曲なんだけど、知らないでしょ?
あと、映画はイマイチだったけど、「みんな夢の中(昭和44年)」(浜口庫之助作詞作曲)も好きだなぁ。
今日、高田恭子さんの舞台挨拶があったんだよね。私、インタビュー受けてて観られなかったです、はい。
♪恋はみじかい 夢のようなものだけど
女心は 夢をみるのが好きなの
夢のくちづけ 夢の涙
喜びも悲しみも みんな夢の中♪
この曲、好きだなぁ。高田さんは元々、関西フォーク出身でね、あの名曲「竹田の子守歌」も最初に唄ったのはこの人なんだよね。
12曲の中に実はいちばん好きな曲が入ってて、ホント、驚いてしまいました。しかも、その映画。私がしょっちゅう行く店の関係者が2人出演してんの。もち、横浜だよ。
あれ、これ、もしかして・・・うわあ、感激! やっぱ、いい曲だなぁ。
これは後日、お話しましょうね。
「社長の愛した数式」が更新されました。「ソフトバンク」の第1回目です。毎日新聞Webサイト「中島孝志の おとなの仕事相談室」も宜しくね。
この映画、横浜ではやってないのね。で、本日、日経新聞等のインタビューがあったんで、これ幸いと、上映時間をスケジューリングして観て来ちゃいました。
この映画、銀座4丁目、和光裏の「シネスイッチ銀座」で上映してんの。銀座のど真ん中にあんの。
けど、客はオババばかり。見渡すかぎり、オババ、オババ、オババ。オババの佃煮ができまっせ。
この人たち、2人揃ったら怖いもの無しだかんね。それが束になっているんだよ。どうなったと思う?
以下は本日、私が遭遇した上映中のオババたちの会話です。しばらくお楽しみください。
(画面:ボクシングの試合)
「痛そう、おお、痛そう。あれは痛いわ、あれは痛い」
「ホント、役者も大変ねぇ」
(トイレに閉じこめられてエアギター大会に出られない主人公)
「ドジなんだから。さっきからずっと。ばっかみたい」(そういうキャラなんじゃあ!)
(「女の道」の歌詞がわからなくなった主人公)
「♪うぶな私よ、うぶな私!あんたが唄ったんだから知ってるでしょ」(そういう芝居なんじゃあ!気づけ、こらあ!)
(ラストでとびっきりのいい女が登場)
「あんなのあるわけないよねぇ。釣り合わないわよ」(だから、芝居なんじゃあ!)
(ラブレターが山ほど机から出てきたシーン)
「ストーカーよ、ストーカー。あれ、絶対、ストーカー!」
(歩さんがチャリに乗って五郎丸の車をつかまえる)
「良かったねぇ、パチパチパチ(劇場が揺れたど!)」
おまえら、静かに観られんのか!いちいち反応すな! 隣と感想しゃべるな!あとにせぇ、あとに! まだ映画始まったばかりやろが!
それに何回も出たり入ったりすな!出口そばで観てるから、出たり入ったりするとピカっと明るくなるから、一瞬、スクリーンが見えなくなるんやど!
「○○さん、お茶」「ありがと。じゃ、お煎餅ね」「ありがと」
仲良く会話すな! いま、上映中やろが! おまえら、まとめて延髄蹴ったろか!
これからは映画館の受付でオババの人数をチェックしてから入ることにします。
さて・・・これ10話+オープニング+エンディングで、計12の歌謡曲からイメージする映画を作るという、きわめて挑戦的な、けど、もしかすっと「世にも奇妙な物語」になっちゃいそうなトライアルなのね。
なんつったって、私ゃ、歌謡曲の味方だかんね。そりゃ、お坊ちゃまの頃は、毎朝、母が弾くショパンのピアノ、父が奏でるメンデルスゾーンのバイオリン。これらが私の目覚ましでしたよ。けど、歌謡曲は好きなんです。
ばらばらの監督が選曲してるわりには、はまりますなぁ。見事にはまります。たぶん世代的には団塊だと思うけど、私にドンピシャの選曲。
映画的には笑えたのは「女の道」。で、感動したのは「逢いたくて逢いたくて」。
後者は妻夫木聡くんと伊藤歩さんのコンビ。なかなか、できたショートストーリー。日テレの「泣ける実話」にも登場できそうなレベルですよ。妻夫木くん、歩さん、演技が巧い。
伊藤歩ちゃんはいい。「東京タワー」「のど自慢」「カーテンコール」にも出てた。
「逢いたくて逢いたくて」
♪愛したひとは あなただけ わかっているのに
心の糸がむすべない ふたりは恋人
すきなのよ すきなのよ
くちづけを してほしかったのだけど
せつなくて 涙がでてきちゃう♪
昭和40年、岩谷時子作詞/宮川泰作曲で大ヒットしましたね。この歌、大好きでね。実は園まりさんのベストCD持ってるんです。彼女の曲で好きなのは「なんでもないの」って曲なんだけど、知らないでしょ?
あと、映画はイマイチだったけど、「みんな夢の中(昭和44年)」(浜口庫之助作詞作曲)も好きだなぁ。
今日、高田恭子さんの舞台挨拶があったんだよね。私、インタビュー受けてて観られなかったです、はい。
♪恋はみじかい 夢のようなものだけど
女心は 夢をみるのが好きなの
夢のくちづけ 夢の涙
喜びも悲しみも みんな夢の中♪
この曲、好きだなぁ。高田さんは元々、関西フォーク出身でね、あの名曲「竹田の子守歌」も最初に唄ったのはこの人なんだよね。
12曲の中に実はいちばん好きな曲が入ってて、ホント、驚いてしまいました。しかも、その映画。私がしょっちゅう行く店の関係者が2人出演してんの。もち、横浜だよ。
あれ、これ、もしかして・・・うわあ、感激! やっぱ、いい曲だなぁ。
これは後日、お話しましょうね。