2007年07月12日新アイドルのキーワード「おろかわいい!」

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 古くはクイズタイムショック、アップダウンクイズ、ダイビングクイズ、いまでもアタック25、クイズミリオネア等々、テレビとクイズ番組は切っても切れない関係にありますよね。
 けどさ、中身が少し変わってきましたね。

 だって、いままでのクイズ番組って「物知り」が勝つ。博識の人が賞金をガメてたよね。
 でも、いまじゃ、「おバカさん」がウケる時代になっちゃったのよ。
 

 そうです。「クイズヘキサゴン?」のことですよ。これ、コペルニクス転回といってもいいほどの企画です。「クイズ番組」に革命を起こした、と私は認識してるほど。

 そりゃ、瓢箪から駒ですよ。元々、物知りが勝つ。知識を競うオーソドックスなクイズ番組だったんだから。けどね、ある時、気づいたんだよ。

 正解は面白くない! おバカな回答のほうがこんなにウケる!

 そりゃそうだ。「ウルトラクイズ」のような重箱の隅を突く難問はストレスがあんの。それより、「あのバカさ加減たらたまんないぜ」と優越感に浸りながら、サブライズとインパクト溢れる「迷回答」「珍回答」のほうが面白いわけだ。

 ひと言で言えば、クイズ形式のバラエティ化だよ。
 
「ラ行の国名を述べよ」
「ルイジアナ!」
「ルイジアナが国か?」
「有名じゃないすか」

 これ、たぶん、アメリカではヒットしない番組だと思うよ。平均的に知能レベルの高い日本だからこそウケるわけ。
「ルイジアナ? ロンドンだろ!」な〜んてさ。これじゃ、バラエティが成立しないじゃん。  
 
 いまや、この番組で「名を売った」おバカタレントがゴールデンやプライムタイムに堂々進出。で、おバカをいじられて爆笑を誘う。
 これ、お約束。もしバカを装ってたとしたら天才ですけど、芸能界ってのは装わなくても、この手の「人材」にはこと欠かない世界だからねぇ。


里田まいちゃん。愚か+可愛い=「おろかわいい」と命名することにしました。

スザンヌさん。性格よさそう。外国人ぽいけど、完全国産。まぁ、デビュー当時の井上順さんみたいなもんよ(知らんか)。

 昔、天然ボケ、いま、天然おバカ。これが芸能界を生き抜く新しい道です。
 栄光は、いま、君に輝く!