2008年03月16日中国によるチベット弾圧、アメリカは音無の構え
カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」
チベット騒乱に対して、中国が大弾圧に出ましたね。
そりゃそうです。この国、かつてのソ連とまったく同じで、国内にはほかに弾圧している少数民族を多数抱えているばかりか、共産党政権に否定的な人間も少なくないから甘い顔はしてられんのよ。
胡錦涛さんもオリンピックを直前にして、諸外国にはいい顔をしたいし、かといって、反政府デモには目を瞑っていられないし、新華社通信を使って大本営発表を繰り返すしかないでしょうな。
「100人殺したんでしょ?」
「いえ、たった10人です」
こんな具合にね。
わざわざオリンピックの半年前に照準を定めた計画的、全国的、戦略的なアピール行為だと思うけどさ、チベットは可哀想ですな。侵略されようと、いまの中国相手に正論をいう国家がどれだけあります?
中国べったりのアメリカは「それとこれとはちがう」「同じく、政治と経済はちがう」という態度。あれ、人権侵害だと非難しないの?
まっ、無理だわな。
アメリカはいま、中国との関係を悪くしたくないもの。中国企業の株式上場を担当してるのアメリカの金融機関だもんね。アメリカの金融会社(=財務省)から中国の経済顧問に何人派遣されてると思うのよ? これからもたっぷり儲けさせてもらうんだから、チベット問題で対立したくないわなぁ。
しかも、いま、サブプライム問題でどこまで経済が落ち込むかわからないもんね。いざとなったら、中国に損失をすべておっかぶせたいはずだよ、アメリカは。つまり、アメリカにとって、中国は日本以上にいざというときのためのラストカードになってるんだよ。
フランスもサルゴジが原発受注で自らセールスに来てたくらいだかんね。日本に横取りされたくないから、これも音無の構え。
殺人餃子というテロリストを送り込まれた日本は、首相が中国大好きの福田さんじゃ、胡錦涛来日を前に、たぶん話題にもしないと思う。鹿鳴館外交を続ける外務省も、「えっ、そんなことあったの?」「中国の国内問題。内政干渉です」と、とぼけまくるでしょうな。
国連? あれは、第二次世界大戦に勝った連合国のものなの。こういう弱小国家の救済なんか本気で考えません。
そもそも、チベットも独立国家なら独立国家らしく防衛力を持たないと。まして隣国が軍事力にものをいわせて無理難題を吹っかけてくる国ですよ。
チベットは1949年に中国から侵略を受け、それから文化大革命(1967〜1976)で自由がなくなった。いまも、チベット固有の文化は中国によって破壊され続けているといって過言ではない。
6000もの僧院、膨大な宗教芸術品の破壊。一方、中国に対する愛国再教育。同胞を殺しまくったヤツを好きにならなくちゃいけない。
政治的指導者ダライ・ラマ法王と、法王が認定したパンチェン・ラマ11世を公然と非難。法王の写真を所持することも違法とされてます。
なんとまぁ、不自由な国なんでしょう。
けど、チベットの現在は日本の未来の姿かもしれませんよ。
まっ、英米中ソを向こうに回して男1匹、神風特攻隊をくり出してまで戦争した日本相手に、中国もいたずらに手出しはしないと思うけどね。「平和憲法なんていってるけど、いざとなったら何をするかわかんない。捨て身でかかってくる怖い国」・・・こういう潜在的脅威がこの手のならずもの国家相手には有効なのよ、ホントは。
非暴力主義が有効なのは、「冷戦」のような構造が機能している時だけなんだね。残念なことだけどさ。
それにしても、中国もあちこちでほころびが出てきてますな。チベットだけじゃなくてさ。殺人餃子1つで、食糧品は日本国民から総スカン。殺人風邪薬、毒入りペットフードでも総スカン。そのうち、中国製はすべてマーケットから総スカンになるでしょう。
いま、日本の外食やコンビニでは中国製の割箸や食器は総スカンだかんね。
オリンピックにしたって、いまから言っとくけど、あちこちでインチキとデタラメがあると思うよ。選手も国もカンカンになるようなトラブルは必至だな。
ナチスドイツ同様、国威発揚のための「民族の祭典」だけど、一転、世界の恥さらしになる可能性はおおありです。「あんな国でどうしてオリンピックしたんだ?」と国際オリンピック委員会も非難されると思う。いまから覚悟しといたほうがいいかも。
そりゃそうです。この国、かつてのソ連とまったく同じで、国内にはほかに弾圧している少数民族を多数抱えているばかりか、共産党政権に否定的な人間も少なくないから甘い顔はしてられんのよ。
胡錦涛さんもオリンピックを直前にして、諸外国にはいい顔をしたいし、かといって、反政府デモには目を瞑っていられないし、新華社通信を使って大本営発表を繰り返すしかないでしょうな。
「100人殺したんでしょ?」
「いえ、たった10人です」
こんな具合にね。
わざわざオリンピックの半年前に照準を定めた計画的、全国的、戦略的なアピール行為だと思うけどさ、チベットは可哀想ですな。侵略されようと、いまの中国相手に正論をいう国家がどれだけあります?
中国べったりのアメリカは「それとこれとはちがう」「同じく、政治と経済はちがう」という態度。あれ、人権侵害だと非難しないの?
まっ、無理だわな。
アメリカはいま、中国との関係を悪くしたくないもの。中国企業の株式上場を担当してるのアメリカの金融機関だもんね。アメリカの金融会社(=財務省)から中国の経済顧問に何人派遣されてると思うのよ? これからもたっぷり儲けさせてもらうんだから、チベット問題で対立したくないわなぁ。
しかも、いま、サブプライム問題でどこまで経済が落ち込むかわからないもんね。いざとなったら、中国に損失をすべておっかぶせたいはずだよ、アメリカは。つまり、アメリカにとって、中国は日本以上にいざというときのためのラストカードになってるんだよ。
フランスもサルゴジが原発受注で自らセールスに来てたくらいだかんね。日本に横取りされたくないから、これも音無の構え。
殺人餃子というテロリストを送り込まれた日本は、首相が中国大好きの福田さんじゃ、胡錦涛来日を前に、たぶん話題にもしないと思う。鹿鳴館外交を続ける外務省も、「えっ、そんなことあったの?」「中国の国内問題。内政干渉です」と、とぼけまくるでしょうな。
国連? あれは、第二次世界大戦に勝った連合国のものなの。こういう弱小国家の救済なんか本気で考えません。
そもそも、チベットも独立国家なら独立国家らしく防衛力を持たないと。まして隣国が軍事力にものをいわせて無理難題を吹っかけてくる国ですよ。
チベットは1949年に中国から侵略を受け、それから文化大革命(1967〜1976)で自由がなくなった。いまも、チベット固有の文化は中国によって破壊され続けているといって過言ではない。
6000もの僧院、膨大な宗教芸術品の破壊。一方、中国に対する愛国再教育。同胞を殺しまくったヤツを好きにならなくちゃいけない。
政治的指導者ダライ・ラマ法王と、法王が認定したパンチェン・ラマ11世を公然と非難。法王の写真を所持することも違法とされてます。
なんとまぁ、不自由な国なんでしょう。
けど、チベットの現在は日本の未来の姿かもしれませんよ。
まっ、英米中ソを向こうに回して男1匹、神風特攻隊をくり出してまで戦争した日本相手に、中国もいたずらに手出しはしないと思うけどね。「平和憲法なんていってるけど、いざとなったら何をするかわかんない。捨て身でかかってくる怖い国」・・・こういう潜在的脅威がこの手のならずもの国家相手には有効なのよ、ホントは。
非暴力主義が有効なのは、「冷戦」のような構造が機能している時だけなんだね。残念なことだけどさ。
それにしても、中国もあちこちでほころびが出てきてますな。チベットだけじゃなくてさ。殺人餃子1つで、食糧品は日本国民から総スカン。殺人風邪薬、毒入りペットフードでも総スカン。そのうち、中国製はすべてマーケットから総スカンになるでしょう。
いま、日本の外食やコンビニでは中国製の割箸や食器は総スカンだかんね。
オリンピックにしたって、いまから言っとくけど、あちこちでインチキとデタラメがあると思うよ。選手も国もカンカンになるようなトラブルは必至だな。
ナチスドイツ同様、国威発揚のための「民族の祭典」だけど、一転、世界の恥さらしになる可能性はおおありです。「あんな国でどうしてオリンピックしたんだ?」と国際オリンピック委員会も非難されると思う。いまから覚悟しといたほうがいいかも。