2008年03月17日円高が止まらない!

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 止まりませんね、円高。98円から95円台に一気突入ですか。
 昨晩、FRBは緊急利下げを発表。これで金利は3.25%。今週、定例会議がありますから、そこでもう0.25〜0.5%くらい下げたらいよいよ2%台に突入ですな。

「FRBが金利を下げるとき、NYダウは暴落する!」の法則通りに推移しています。NYダウが下落しているから金利を下げているのではありません。

 問題はこれからどうなるか?

 さて、円高のいま、割安の外貨で運用しようという投資家は少なくないはず。けどね。円高はドルに対してだけなのよ。しかもドルは過剰反応してるだけでいずれ円安に振れます。
 NYダウ下落=ドル安になる、とあまり単純に考えないほうがいいですよ。
 
 さてさて、ベアスターンズがもたないことはマーケットでは織り込み済みでしょう。どこかの金融機関がFRBとコンビで救済合併することもね。たまたま、それがモルガン・チュースになったということに過ぎません。

 実は、私ゃ別の金融機関名を予測してたんですけどね。ベアスターンズでした・・・。てぇことは、あっちはいつだろ?

 1ドル125円から比べると、2割以上円高になってます。原油価格が高騰しても、これならそこそこ吸収できるんじゃない? 近々ガソリン暫定税率も自然消滅するはずですから、リッター100円になってもおかしくないね。

 原油高騰高騰と騒いでるけどさ、こんなものいくら高騰しようがどうでもいいの。バレル200ドルを超えたっていいんですよ。
 ポイントは効率化にあるんです。効率が2倍改善すれば、100ドルだっていいんです。
「ガソリン使うのはスタートの時だけ。あとは電池です」なんて車が開発されたらどうする? きっとなりますよ。これは時間の問題です。

 可哀想に、産油国なんて油売るしかないんですから。しかも、自分たちで掘削も精製もできないんですから。イランなんてずっとガソリン輸入国なんですから。
 これで先進国がエネルギー革命を実現しちゃったらどうすんの? 「砂漠の民」に逆戻りできんのかいな?
 いまから10年前の原油価格、いくらだったか知ってますか? バレル10ドル。10ドルでもなかなか買ってくれなかった。そのときの痛い教訓があるからOPECは増産しないのよ。

 さて、明日は原理原則研究会。特別講師は清水榮一先生(産能短大教授、心哲学会会長、財団法人天風会元専務理事)です。
「中村天風 現代の帝王学」というテーマで、熱い2時間を満喫したいと思います。この先生、めちゃくちゃ話題豊富。感動の講演です。お楽しみに!


絶対積極(せきぎょく)の精神!