2008年04月11日「MONSTER」　浦沢直樹著　580円　小学館

カテゴリー中島孝志の通勤快読　年3000冊の毒書王」

「君に世界で一番美しい花を贈ろう。君を花で埋めつくすために僕は生まれた」

　傑作ですな。ストーリーは、（「逃亡者」＋「レッドドラゴン」）×東ドイツ÷日本・・・てな感じ？　どこに行くにも持ち歩いてますよ。

　なんつっても、この2日間が読書チャンスなんよ。
　仕事の関係でいろいろ読まなあかんのだけどね。で、3月末から5月頭にかけて自著が5冊、人のプロデュース本が3冊出版されるの（ベストセラー間違いなしの経済本もあるよ）。いまがちょうどすき間時間なのね。
　このチャンスに映画見て、本読んで、これも読破しなくちゃ。

　元々、この本は「中島孝志の毒書人倶楽部」で紹介されたのよ。
　メンバーの1人（弁護士）が大ファン。

「明日、どんな本をみなに紹介しようか考えて、これにしようと思った。ちらっと確認だけしようと思ったら、結局、全部読んじゃった」

　気づいたら朝だったとのこと。まぁ、そのくらいの魅力と魔力がありますな、本書には。でも、18巻ですからね。ちと時間がかかるわな。

　映画にしたらヒットするだろうと思ったら、なんとDVDがあんじゃん。全5セット。高いからすべてレンタルで拝見しちゃおう。日テレで深夜に放送してたのねぇ（そうか、「アカギ」の前にやってたヤツだな）。

　面白い本は漫画でも小説でも経済本でも時間を忘れますな。夢中になりますね。夢中になると疲れませんな。感動すると元気になりますな。
　やっぱ、毒書は免疫力を高めますな。毒書じゃなくて薬読ですな、ホントは。

　それにしても、こういう本をスルーしてたんだからもったいない話だよね。けど、毒書人倶楽部でこういう見過ごしてた本を1つずつ掬い上げることができるかんね。
　ありがたいこっちゃ。300円高。