2008年08月02日福田改造内閣のスタート!

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 チュン様ブームで賑わう韓国の出版社から、直接、オファーが来ちゃいました。
 新刊はすでに10万部を超え、20万部に達する売れ行きなんですね。おかげでパクリ企画が平台一面に並んでるそうです。こうなると、「第2弾!」を出版したくなりますわな。で、日本語で書いた原稿を韓国語にしてもらって出版することにしました。日本国内の出版社からも発売しますが、たぶん、韓国での発売の後になるでしょうな。

 いままで、中島孝志の本は韓国、中国、台湾等で100冊以上、翻訳されてますが、今度は、ちと違うんですね。こうなったら、出版は日本だけでなく、常にアジアをマーケットとして見なくちゃいけませんな。


 さて、福田改造内閣の顔ぶれが発表されましたね。ひと言で言うと、なんの代わり映えもしない大臣ばかりですな。拉致問題担当大臣なんて、福田さん、やる気もないくせにご都合主義で据えたみたいで可哀想ですな。

 私が外国人投資家なら「日本売り」ですな。この顔ぶれじゃあね。こりゃ日本経済は厳しくなりまっせ。なにが安心内閣ですかね。行財政改革よりも増税優先、増税先行内閣ですな。民はたまらんよ。

 そもそも、行財政と一緒にしちゃいかんのですよ。行政改革と財政改革はテンポというかスピードが違うからね。別々のレーンを走らせないといかんのよ。

 この内閣の目玉は1つだけ。麻生太郎さんが幹事長に就任したこと。これだけです。
 いざというときのピンチヒッターちゅうかリリーフちゅうか、まっ、そんな代役を用意したこと。でも、この顔ぶれじゃあな。

 断言しときますけど、これから日本経済は厳しくなりますよ。日経平均株価は緩やかに下落するでしょうな。下手すっと「スタグフレーション」にもなりかねない。
 
 マスコミの中には「よく考えられた人事」「玄人受けする人事」とか持ち上げてるけど、そりゃ、自民党内のバランスだけを考えりゃそうなるわけでね。とても国民生活を考えた人事ではありません。
 「玄人受け」なんて言ってる政治評論家や記者に注目してください。マスコミ自体が自民党ずれしてる証拠ですな。この布陣を見て安心した国民はいないでしょ。ますます不安になると思うわな。


解散する? しない? 私ゃ、しないような気がするな。支持率が落ちたらさっさと下野するんじゃない。

 解散したら自民党は大敗北を喫するでしょう。でも、そうなったらそうなったで、今度は民主党に「ねじれ現象」が移るだけのこと。

 でも、一度、民主党に政権を取らせたらいいんですよ。そして、官僚政治をぶちこわしたらいいんですよ。その後、もう一度、新しい日本を作ればいいじゃないですか?
 政界再編は、民主党に古いタイプの官僚機構を壊させた後。新しい官僚機構を作ればいいんです。

 国民は政治家もバカだけど、官僚のずるさ、役所のインチキ、でたらめさを思い知らされてるんです。結果、財務省の役人ほど経済音痴はいない。司法の世界の連中ほど法律音痴はいない。厚労省の連中ほど、厚生、労働行政をねじ曲げているヤツはいない・・・国民ではなく自己保身のために知恵を絞っていると、情報トレーニングできてるんですよ。

 有権者は、だれが本気で世直しをしようとしているか、だれなら本気で構造改革、行政改革ができるか・・・ではなく、どの党ならできるか、その推進役になれるかで判断すると思います。
 そういう意味で、次の衆院選は本当の政党政治が問われると思いますよ。