2008年08月28日「魚匠 銀平」
カテゴリー中島孝志のB級グルメ探検隊」
「B級グルメ」とは「格安の値段で超一級の味を提供する料理、すなわち、お買い得、お食べ得の料理」という意味です。
高くて美味いのは当たり前。安くても、「こんなに美味いの? こんな値段で食べちゃっていいの?」と腰を抜かしてしまう店。それを紹介するのが本ブログの使命です(ちょっとオーバーか)。
今日は大阪ですねん。講演ですねん。この会社、2か月に1回ずつ、これで3回目ですねん。全社員向け、管理職向けの2回ずつ講演してまんねん。もう6回もやってますねん。なんと全部、日帰りでんねん。
京都・大阪あたりは日帰りコースですもんねえ。けど、今回は夕方から打ち合わせもあるしい、ちょっと夜の大阪も研究せなあかんしい・・・ちゅうわけでお泊まり。
「さすらいの食いしん坊・大阪篇」ちゅうとこでんな。
案内役は20年来つきあいのある広告代理店の社長さん。気をつけんとあかんのは、この人が案内する店にはある共通するコンセプトがありまんねん。
「けったいな店」ばかり案内するちゅうこと。「なんやねん、これ?」といい意味でも悪い意味でもサプライズを感じてもらうことに喜びを感じるちゅう人間てすねん。
けどな、連れてかれる客の身になれば、「そんな店、行きたないわ!」のひと言ですわ。
「中島さん、串揚げどないやろ?」
「もしかして、あの全品80円。けどピンドンが10万円もするちゅう店でっか」
「あれ、知ってましたあ?」
「知ってまんがな」
「そしたら、深夜から始まるウナギ屋ちゅうのんは?」
「あの、300円から鰻丼が食べられる店でっか?」
「あれ、知ってましたあ?」
「知ってまんがな」
「そしたら、屋台の寿司屋ちゅうのんは?」
「あの、ビールは外の自販機で買うてな。トイレはそこら辺でしてなちゅう店でっか?」
「あれまあ、それも知ってましたか?」
「知ってまんがな。あのね、けったいな店ちゅうコンセプトやめなはれ。美味しい店。安い店。きれいな女の子のいる店・・・そういうコンセプトはないの?」
「それならそうと先に言ってくれたらよろし。水くさいわ」
「・・・」
「ありまんがな。よっしゃ。まかしときなはれ」
「♪ほんまかいな」
「♪そうかいな」
きっと凸凹コンビと思われるやろな。
けど、ええ店でした。びっくりしましたあ。美味い、安い、で、仲居さんが若い。で、客あしらいが巧い。もち、美人ばかり。こら、ええわ。
予約せんと入れん店や。最後の2席でしたで。
「中島さん、ここ、土曜はビール、酒、焼酎、みなタダでっせ」
「♪ほんまかいな」
「♪そうかいな。もうよろし。新地の土曜は客が少ないねん。だからタダにしてまんねん」
「それはええこっちゃ。そやから、この店だけ混んでるちゅうわけですな。今度、土曜日に来なあかんな」
「ほな予約しときまっせ。ランチもありまんねん。ここね、朝どれの魚ですねん。で、その日の内にすべて売り切りまんねん。8時以降は半額でっせ」
「♪ほんまかいな」
「♪そうかいな。もうよろしゆうてますやろ。かなんなあ」
「そしたら、土曜の8時以降に来たらええのんとちゃう?」
「そやねん。けどな、8時以降は魚があらしまへん。メニューのあちこちが墨で消されてまんねん。イカのげそしかなかったこともあったなあ」
和歌山本店。で、凸凹コンビが行ったのは北新地の店。参りました。店の中もええやん。これは接待にも使えますな。カウンターもゆったりでっせ。
こんな店やねん。
突き出しがこれや。
好物の金目鯛の煮付け。
アワビのバター煮。
竹銚子で飲む「船中八策」。泉州の水ナスは美味いでんなあ。
・店名:「魚匠 銀平」
・場所:北新地(北区堂島)道頓堀にもありまんねん。
・価格:鯛飯コースでも5000円。一品1000円前後。
※銀座にもあんのよね。行ってこようっと。
高くて美味いのは当たり前。安くても、「こんなに美味いの? こんな値段で食べちゃっていいの?」と腰を抜かしてしまう店。それを紹介するのが本ブログの使命です(ちょっとオーバーか)。
今日は大阪ですねん。講演ですねん。この会社、2か月に1回ずつ、これで3回目ですねん。全社員向け、管理職向けの2回ずつ講演してまんねん。もう6回もやってますねん。なんと全部、日帰りでんねん。
京都・大阪あたりは日帰りコースですもんねえ。けど、今回は夕方から打ち合わせもあるしい、ちょっと夜の大阪も研究せなあかんしい・・・ちゅうわけでお泊まり。
「さすらいの食いしん坊・大阪篇」ちゅうとこでんな。
案内役は20年来つきあいのある広告代理店の社長さん。気をつけんとあかんのは、この人が案内する店にはある共通するコンセプトがありまんねん。
「けったいな店」ばかり案内するちゅうこと。「なんやねん、これ?」といい意味でも悪い意味でもサプライズを感じてもらうことに喜びを感じるちゅう人間てすねん。
けどな、連れてかれる客の身になれば、「そんな店、行きたないわ!」のひと言ですわ。
「中島さん、串揚げどないやろ?」
「もしかして、あの全品80円。けどピンドンが10万円もするちゅう店でっか」
「あれ、知ってましたあ?」
「知ってまんがな」
「そしたら、深夜から始まるウナギ屋ちゅうのんは?」
「あの、300円から鰻丼が食べられる店でっか?」
「あれ、知ってましたあ?」
「知ってまんがな」
「そしたら、屋台の寿司屋ちゅうのんは?」
「あの、ビールは外の自販機で買うてな。トイレはそこら辺でしてなちゅう店でっか?」
「あれまあ、それも知ってましたか?」
「知ってまんがな。あのね、けったいな店ちゅうコンセプトやめなはれ。美味しい店。安い店。きれいな女の子のいる店・・・そういうコンセプトはないの?」
「それならそうと先に言ってくれたらよろし。水くさいわ」
「・・・」
「ありまんがな。よっしゃ。まかしときなはれ」
「♪ほんまかいな」
「♪そうかいな」
きっと凸凹コンビと思われるやろな。
けど、ええ店でした。びっくりしましたあ。美味い、安い、で、仲居さんが若い。で、客あしらいが巧い。もち、美人ばかり。こら、ええわ。
予約せんと入れん店や。最後の2席でしたで。
「中島さん、ここ、土曜はビール、酒、焼酎、みなタダでっせ」
「♪ほんまかいな」
「♪そうかいな。もうよろし。新地の土曜は客が少ないねん。だからタダにしてまんねん」
「それはええこっちゃ。そやから、この店だけ混んでるちゅうわけですな。今度、土曜日に来なあかんな」
「ほな予約しときまっせ。ランチもありまんねん。ここね、朝どれの魚ですねん。で、その日の内にすべて売り切りまんねん。8時以降は半額でっせ」
「♪ほんまかいな」
「♪そうかいな。もうよろしゆうてますやろ。かなんなあ」
「そしたら、土曜の8時以降に来たらええのんとちゃう?」
「そやねん。けどな、8時以降は魚があらしまへん。メニューのあちこちが墨で消されてまんねん。イカのげそしかなかったこともあったなあ」
和歌山本店。で、凸凹コンビが行ったのは北新地の店。参りました。店の中もええやん。これは接待にも使えますな。カウンターもゆったりでっせ。
こんな店やねん。
突き出しがこれや。
好物の金目鯛の煮付け。
アワビのバター煮。
竹銚子で飲む「船中八策」。泉州の水ナスは美味いでんなあ。
・店名:「魚匠 銀平」
・場所:北新地(北区堂島)道頓堀にもありまんねん。
・価格:鯛飯コースでも5000円。一品1000円前後。
※銀座にもあんのよね。行ってこようっと。