2008年10月15日「こども論語塾」 安岡定子著 明治書院 1575円

カテゴリー中島孝志の通勤快読 年3000冊の毒書王」

 やっぱりダウが冴えませんな。昨日に続いて上げ調子で来たのに、あっという間に下落。結局、前日比マイナスときた。日経平均株価も同様に上げそうで下がる展開。
 まあ、仕方ないか。アメリカの大手金融機関は揃って自立走行不可。そのうえ、国の財政赤字は過去最大。こうなりゃ国の格付は下がりますな。まあ、現実にはダウングレードするような度胸のある格付会社があるとは思えないけど・・・。

 こんな時の北朝鮮へのテロ支援国家指定解除。これをどう読むか?
 ドジばかり踏んだブッシュが唯一、成功談として置きみやげにしたいからさ・・・と考えることもできるし、解除してもしなくても同じ状態に北朝鮮をする決意・・・とも読めますな。
 私ゃ、後者だと考えてるけど。一連の金融危機に対する日本の資金協力と引き替えにね。影武者でも病気でもなく、北朝鮮内部でいま「事件」が起きつつあるのではないか・・・と思うわけ。

 ところで今日は朝7時から銀座で論語の輪読会。かねて申し上げている通り、朝っぱらから100人以上の方々が参集。
 「声に出して読む論語」・・・をしてるわけです。

 この「素心・不器会」を率いるのは下村澄さん。その人となりにつきましては今朝の読売新聞に写真入りで紹介されてましたね。
 毎日放送社長室。株式投資番組を日本初で企画。上場予定経営者のインタビュー番組も企画するなど、放送界ではユニークな存在としてしられる人。

 で、新進の経営者たちをインタビューするうちに、彼らが共通してある人物の名前を話すことに気づきます。その後、政治家にインタビューするときも同じ名前を聞いた。
「安岡正篤ってどんな人なんだ?」
 興味津々で訪問すると、これが若い書生みたいな人だった。以来、安岡先生の弟子として勉強を始めるわけ。
 そして、経営者・ビジネスパースンの勉強会を組織。「会魔」としても知られる存在となります。ニュービジネス協議会専務理事などを歴任。79歳のいまも冴えた頭脳と軽いフットワークで活躍。

 で、今日はゲストとして安岡正篤さんの孫である定子さんが出席。近著を紹介してくれました。
 そうか、この輪読会は「おとなの論語」。彼女が地元文京区で講義はしてるのは「こどもの論語」。こどもでもわかるように易しく披露されたのが本書です。300円高。



 この「素心・不器会」で中島孝志が講演します。テーマは「インテリジェンス読書術」です。
 本の読み方・選び方、活かし方(仕事への応用法)、速読法、情報整理法、いま絶対読んでおきたい感動本・・・本に関するすべての情報をパワポ&DVDを駆使してわかりやすくお伝えしたいと思います。
 講演後は軽食をとりながら気楽な情報交換をしますので、人脈を作りたい方、中島孝志にいろいろ質問したい方はぜひご参加ください。どなたでも参加できます。


◇講演テーマ◇
『インテリジェンス読書術−年3000冊読破する私の方法』(講師は中島孝志)

◆日時:平成20年10月30日(木)午後6時30分〜9時(受付6時)
◇会費:5000円(軽食代含む)
◆会場:日本記者クラブ<日本プレスセンタービル>10階ホール
◇主催:素心・不器会事務局 TEL03(3545)1331・FAX03(3545)1244
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