2009年04月24日絶品のイタ〜リアン(虎ノ門)

カテゴリー中島孝志のB級グルメ探検隊」

 「B級グルメ」とは「格安の値段で超一級の味を提供する料理、すなわち、お買い得、お食べ得の料理」という意味です。
 高くて美味いのは当たり前。安くても、「こんなに美味いの? こんな値段で食べちゃっていいの?」と腰を抜かしてしまう店。それを紹介するのが本ブログの使命です(ちょっとオーバーか)。

「中島さんに紹介しようかどうか迷ったんですよ」
「?」
「ブログで紹介しちゃうでしょ」
「まあ紹介するかもしれませんね」
「行列がまたまた増えちゃう」
「食べられなくなる?」
「そういうわけ」

 某大手新聞社の大御所との話。4月に定年を迎えて、いま、永田町界隈の小さな新聞社で顧問をしてる。ま、私も連載しちゃってるんだけど。
 さて、「飯でも食うか」というときに、このグルメの大先輩がこぼすわけよ。いい店に連れて行きたい。けど、マスに紹介されると常連さんがはじき出されちゃう。ただでさえ行列になってるのにさ。
 たしかにたしかに。

 で、ずっと迷ってたんだけど。店名出さなきゃいいでしょ。わかるかなあ。探してみてちょ。最高の料理出すから。

 イタ〜リアンなのね、料理は。ランチ時になると周囲のOLさんがわんさかわんさか。男性客? 女性グループに誘われて1人2人と混じってるくらい。相席ありだから、女性の1人客が多いんだ。


たっぷりサラダ。自家製ブレンドのバルサミコ酢だろうな(いつもの最悪ケータイデジカメ)。

春キャベツのパスタ。大盛?無理無理。けど女性客も軽く平らげてた(ギャル曽根?)。

ランチは4種類。1つ選んでね。

こんな店。常に行列。

 女性客が多いということはどういうことか? そうです、回転率がとっても悪いんです。ゆっくり食べる。話しながら食べる。みなが食べ終わるまでなぜか待つ。
 にもかかわらず、最後にコーヒーか紅茶までサービスしてくれちゃうわけ。ランチでだよ。これも美味しいんだよなあ。この店、儲ける気あんだろうか? 店主の良心つうか誠実さを感じてしまう料理なんだよねえ。だから、夜は予約なしには入れないんだと思うね。

 断言しとけど、この店。近々出てくると思うよ。ま、テレビなんかに出ないで欲しいけどさ。じゃ紹介すんな? たしかに。

店名:ごめんね内緒。まあイタリア語の店(当たり前か。ヒントは鞄で有名な店と似てる)。
場所:虎ノ門。
価格:ランチは1000円ぽっきり(お腹いっぱいだよん)。

 女性客にウケてる店ってやっぱそれだけの価値あるわな。