2009年05月29日郵政民営化撤廃までいく?

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 日本政策投資銀行の完全民営化がストップしました。
 去年、与謝野馨財務大臣がコメントしてた通り、この金融危機で元に戻したということですな。

「小泉さんは世界経済が順調に成長することを前提とした経済運営であり、これは間違いだった」

 小泉・竹中コンビが中小企業金融公庫や日本政策投資銀行などを民営化したのは「不況が来ない」という判断に基づいてた、というわけ。

 与謝野さんと言えば、財政優先論者。増税派の筆頭。だけど一歩突っ込んで、「財政規律も大事。だけど異常な状況を脱却するほうがより大事」と予算委員会で発言。つまり、まず景気対策、経済対策ありき、というわけです。国民から見れば当たり前のことなんだけどね。

 米国代理店の小泉・竹中コンビの計画が狂い出しましたね。郵政民営化も白紙になるかもなあ。

 米国としては、郵政民営化による国民資産380兆円(郵便貯金+簡保事業)をそっくり頂きたいところ。
 「米国債にすべて投資したら」と竹中さんは日本郵政の西川善文社長に性懲りもなく勧めてたらしいですな。

 国民の虎の子を米国に移し替えてしまえば、郵政民営化なんてどうでもいいの。国有化されたってかまわないわけ。
 さて、要監視です。

 どうでもいいけどさ、お笑い芸人にしてもバラエティのひな壇タレントにしても、ほぼ寡占化が進んでますな。
 どこ見ても同じ。どんな企画も同じ。せめて「アメトーク」みたいに、メンツは同じでも切り口を換えてもらわんと飽きますな。毎日、同じ料理じゃねえ。ま、どうでもいいんだけど。