2009年11月11日ああ大阪珍道中その1「八尾蒲鉾店」

カテゴリー中島孝志のB級グルメ探検隊」

 いやはや、某メガバンクの連続講演会で大阪に来てまんねん。
 昨日は名古屋。けど「ああここが名古屋大学ね」とチラッとわかっただけで、名古屋にいたのは講演時間も含めて正味2時間20分。瞬間でっせ。

 大阪もそうなりかけましたけど、やっぱ天下の台所でしょ。B級グルメの宝庫じゃないすか。ここは踏ん張り所と考えましたでゲスよ。

 というわけで、行くならやっぱ「天神橋筋」ですわな。しかも、日本にここしかないという店じゃないとね。

 注文を受けると、いきなり練り始める。なにを? 蒲鉾でやんす。トッピングならぬ中身がいろいろなのよ。トマト、チーズ、餃子、ウインナ、魚、たこ、カレー(えっ?カレー?)、ドライカレー、チキンライスetc、もうあの手この手でいろいろ攻めてくんだかんね。
  
 練り物ちゅうと、おでんの具を連想しちゃうかんね、そんなに食べらんないと思うんだけど、ここは蒲鉾で薄くコーティングするだけだから、いくらでも入る入る。
 ま、2人で3000円も食べたら満腹でんな(私? 大阪の広告代理店のM社長と2人で8000円食べてもうた。「そこまで食べられるお客さん珍しいですわ」とご主人のひと言)。

「地元やけど、この店は知らんかったなあ」
「ネットの時代やから、最近は東京から来るお客さんのほうがよお知ってますわ」とご主人。
「裏のてんごに場所聞いたんや」
「そうでっか」

 「てんご」というのは深夜からオープンする鰻屋さん。この店もM社長に教えてもらったわけ。昔は深夜1時過ぎにならないとオープンしなかったんだけど、2代目になってから午後6時オープンになりました。
 昔は新地から流れてくるお客さんが多かったからね。この不景気でしょ。やっぱなあ。 

 けど、この蒲鉾ほんまに美味いでんなあ。いくらでも食べられるわい。


いまから断言しときます。この店、ブレイクしますよ。

まずはさっさと食べられる芥子レンコン。

4カ月ぶりの焼酎。右が白麹30度、左が黒麹30度。ま、わかんないよね。

中央がトマト。右がチーズ。左はウインナ。熱い熱い。美味い美味い。

これカレー。蒲鉾でコーティングしてるわけ。

ちょうど半熟になるわけさ。名人芸。

ドライカレーとチキンライスまで蒲鉾で包んじゃう。

店名:八尾蒲鉾店(主人の名前が八尾さん。「八尾の朝吉」の河内の八尾とはちゃうの)。
価格:200円〜
場所:天神橋5丁目でんがな。
※大阪天神橋筋商店街は奥が深い。明日も続きます。

 さて、今日の「中島孝志の 聴く!通勤快読」でご紹介する本は、イハレアカラ・ヒュー・レン著『ホ・オポノポノの教え』(イーストプレス)です。

 ここ数年、「日本語が乱れている」云々という議論が盛んですけど、そんなことより、シンプルだけど大切な言葉を忘れてしまった、という罪のほうが大きいのではないでしょうかねえ。英語でもフランス語でも同様です。大切な言葉は万国共通なんです。
 たとえば英語だとこうなります。

I'm sorry ごめんなさい
Please forgive me 許してください
I love you 愛してます
Thank you ありがとう

 この4つです。ハワイに伝わる秘法「ホ・オポノポノ」も、実はこの4つの言葉なんです。

 ハワイには触法精神障害者(精神障害を理由に不起訴、減刑、あるいは無罪となった人のこと)を収容する病院があります。とても危険ですから、医師や看護師はどんどん辞めていく。病院内を歩くときさえ危険と隣り合わせ。とってもストレスの多い環境ですから、ある意味、しかたないかもしれません。
 ところが、この病院が一変することが起こります・・・
こちらでお楽しみください。