2009年11月12日ああ大阪珍道中その2「天神橋筋商店街」

カテゴリー中島孝志の不良オヤジ日記」

 というわけで、昨日から大阪に来てます。
 大阪ゆうても広いんです。ですからひと言で語ることなんてできまへん。でも、あえて言わせてもらうなら(やっぱ言うんかいな)、ここは「魔界」ですな。

「あそこ行ったらあかんで」
「うんうん」
 そう言いつつ、引き込まれていく魅力というか魔力があります。

 このごちゃごちゃさはなんやねん。アメ横でもこうはいかん。ここまで古さと新しさ、高級と低級が分別処理されずにごった煮になってはおらん。
 そうか、分別処理なくごっちゃごっちゃのコラボがファジィで癒し効果になってるのかもしれまへんな。

 ま、どうでもええけどお。

 天神橋筋商店街(てんじんばしすじしょうてんがい)は、大阪市北区にあるアーケード商店街でおます。JR天満駅そば。南北2.6キロ、600店の日本一長い商店街なんやと。

 ものすごう雨降ってたけどアーケードだかんね。濡れないんだかんね。
 というわけで、大阪で手広く広告代理店をしてるM社長(この人、奇妙な店ばかり連れてくんよ。味は無視。とにかく変、奇妙、おかしいという店ばっかし)に腹ごなしも兼ねて案内してもらいましたがな。

 う〜ん、やっぱ魔界。


商店街でんがな。

ひと、ヒト、人。混雑してまんなあ。これでも雨で少ないんやて。

CD屋さんの店先。う〜ん、この感覚。大阪でんなあ。

上方落語の定席「天満天神 繁盛亭」。月亭八方師匠が出演してました。大阪天満宮の隣でっせ。

かけうどん100円。製麺所直営店。安いのお。かすうどん食べたいわあ。

淀川で放水パフォーマンス。なんのため? 大阪でんなあ。

 飽きない店、天神橋筋商店街。商い店、天神橋筋商店街。そんな感じかなあ。
 大阪に住みたくなってきますなあ。南のほうはもっと魔界やろな。行きたくなってきましたな。いずれ南の魔界案内しまっせ。お楽しみに。

 さて、今日の「中島孝志の 聴く!通勤快読」でご紹介する本は『ヒットを生み出す最強チーム術』(佐藤章著・平凡社)です。

 1000に3つ。2秒・・・この意味は、清涼飲料水の業界じゃ新商品1000のうち翌年まで生き残るのはせいぜい3つしかないこと。「2秒」とは、お客さんが商品を選ぶ平均的時間。
 とっても刹那的というか直感的というか、そんな世界で戦いが繰り広げられているわけですよ。
 著者はキリンビールのマーケティング部長。缶コーヒーのほか、「生茶」「アミノサプリ」「午後の紅茶」などのリニューアルを手がけてきたとか。さぞやアイデア豊富な人かと思いきや、どうもそうではないみたい。自分で閃くというより、閃く人、発展させる人、デザインする人・・・周囲の力を引き出す達人のようですね。昔風に言うと、千里をゆく駿馬ではなく名伯楽・・・
こちらでお楽しみください。